「取材をさせてください。」
こんなプチメが届いたのは６月末頃。
少し前のテレビの取材のお話を受けてから、
どうにも”取材”という言葉に対して身構えてしまう私。
とりあえずメールの内容を見てみると、
それは高校生の女の子からの取材依頼メールだった。
内容をかいつまんで説明すると
彼女は文化学院という高校に通っていて、
その学校は、高校ではめずらしく選考課程があり、
授業の一環で「ドキュメンタリー映画をを撮影する」という課題が出されたというのだ。
そして、その課題に対して彼女達が選んだテーマが・・・
「萌えるぜ！オタク文化！」
（あー・・・あえてそこを選んじゃいましたか・・・。）
テレビの取材は顔バレが怖くて断ってしまったが
今回の取材に関しては、撮影した映像は授業で使用するだけで、外部に漏れることは絶対ないとのこと。
とりあえず、ヲタ夫にプチメを見せて見ると
ヲタ夫「受けよう！是非受けよう！！」
なぜか大興奮。
私「まあ、授業に使うってことだから協力してあげたいとは思うけど・・・」
しかし、ヲタ夫の思惑は私とは違うところにあったようだ。
メールを指差し、
ヲタ夫「だって、ここ見て！！
この高校・・・AKB48「大声ダイヤモンド」のロケ地だってよ！！」
やっぱりそういう理由ですか・・・。
ヲタ夫「だって、大声ダイヤモンドだよ？！
オレがAKBの曲で一番大好きな大声ダイヤモンドだよ？！」
知らんがな、そんなの。
ヲタ夫「いや、だって、大声ダイヤモンドだよ？！
大声ダイヤモンドのロケ地だよ？」
いや、それ、さっき聞いたよ。
ヲタ夫「大事なことなので、２回いいましたよ。」
みのさんなの？！もんたなの？！
ヲタ夫「それに見て！！
このメールの送り主の名前！！”えれな”って名前だよ？！
文化学院のえれぴょんだよ！！」
そんな理由なのですか・・・。
ヲタ夫「っていうか、生の女子高生と言葉を交わすのなんて・・・
何年ぶりだろう・・・ﾌﾌﾌ。」
や・・・やはりそういう理由なのですか・・・！？
それにしても夢が広がるなぁ・・・と続けるヲタ夫。
ヲタ夫「大声ダイヤモンドのプロモーション映像で撮られたところは
全部まわりたいね。
まずは、まゆゆが座った勉強ルームみたいな部屋の椅子に座りたい。」
（そういうシーンがあったそうです。）
私「・・・・・・・・そんな数ヶ月前に座った椅子に何かがあるの？」
ヲタ夫「何かが少しでも残っていることを期待して座るんだよ！！
わからないかな～この気持ち。」
うん・・・１mmもわからないよ・・・。
ヲタ夫「あと、麻里子様が歩いた廊下があるはずなんだけど。」
私「その廊下を歩きたいっていうんんでしょ？」
ヲタ夫「いや、歩きたいっていうか
ほふく前進したい。
何かを少しでも吸収するために！！」
いや、だから、何かって、何？！( ﾟ ▽ ﾟ ;)
ほふく前進って自衛隊か？！
ヲタ夫「あと、メンがーが”大好き
”ってセリフをいう
おまけ映像があったんだけど、その現場に行って・・・。」
私「あー、わかった。
そこに行って『大好き』っていわれる想像をするとかいうんでしょ？」
ヲタ夫「違うよ！！
その現場に行って、俺も『大好き』って言いたい！」
キモい。
その絵面、どう考えてもキモい。
ヲタ夫「本当は松井珠理奈がハァハァいいながら駆け上がった階段を
ハァハァいいながら登りたいんだけど。」
（注：このシーンはこの学院のロケではありません。）
私「ハァハァいいながら階段登りたいんなら、
うちのアパートの階段でも駆け上がって来い！！」
ヲタ夫「え？何言ってるの？
この時の”ハァハァ”は、階段駆け上がった動悸のハァハァじゃなくて
珠理奈、かわいいよ、珠理奈 のハァハァです。」
キモい！！
この人、キモイ！！
まだまだヲタ夫の妄想は続くのであった。
つづく。
いつも細切れですみません。
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実はヲタ夫。
ここ１ヶ月、ヲタ活動らしい活動をしていません。
それが原因なのか、体調不良を訴えるようになりました。
やっぱり、ストレス発散の場としてヲタ活動は必要なようです。