以前、ヲタ夫がブランコに乗ると数十秒で気分が悪くなるという記事を書いたと思うんですが、
ヲタ夫、こいつは本当に弱い奴なんです。
ということで、カテゴリテーマに「ヲタ夫 最弱伝説」を追加しまして、本日より最弱っぷりを
適当に披露していきたいと思います。
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ヲタ夫の弱点。
それは
「高所恐怖症」。
観覧車に乗れない。
ジェットコースターに乗れない。
高いビルには住めない。
屋上に上ると足がすくむ。
この文章を読んだ一部の人は、こう思うでしょう。
「はーい!!」
私も高所恐怖症だから、わかります!!
同じですね!!
チッチッチッ
ノンノンノンノン
そんなレベルじゃないのです。
ヲタ夫は
自分が登った坂道を
降りられない
それぐらい重度の高所恐怖症なのです。
4年ほど前の出来事。
結婚して2年目。
まだ子供がいなかった私たち夫婦と
ヲタ夫の両親、お姉さん、私の母、伯母さんという奇妙なグループで
中国旅行へ行ってきた時の話。
みなさん、万里の長城ってご存知ですか?
そう、世界遺産に指定されている観光名所のひとつです。
「万里の長城に行った」というと、よく
「全部歩いたの?」という方がいますが。
ムリです。
だって、全長8000キロ以上ありますから。
崩れていたり、保存のためか?入れない部分も多いのです。
なので、観光する場合は、特定の場所を少しだけ歩くだけになります。
で、現地に到着。
もちろん「万里の長城」の端につくわけではなく、道の途中につくわけです。
で、右に行くか、左に行くかで一行は考えるわけですが、
右の道は少しなだらかなせいか、観光客で激混み。
左の道は少し急な坂のせいか、観光客はあまりいない。
混んでるの、嫌だしね。
左側行こうか。
ということで、左の坂へ。
帰り際になってから、右を「女坂」、左を「男坂」ということを知るのだが・・・
その時は何も考えずに左を選んでしまったという。
歩き始めるとすぐに ゼィゼィ ハァハァな一行。
無理もない。
私とヲタ夫はまだ20代だったものの、
60歳や65歳のおばさん達が混ざっているのだ。
しかも万里の長城の足元は非常にデコボコしていておぼつかず、
手すりはあったりなかったり・・・しかも、あってもさび付いていたり折れていたり。
つかんだら逆に怪我をしそうな状態なのだ。
それでも100メートルは歩いただろうか。
そろそろ引き返そう、という話になって、坂を下る一行。
が、一人だけ、なかなか降りてこない人間がいる。
ヲタ夫だ。
ヲタ夫「こ・・・怖くて、ムリ。降りれない!!」
いや、ムリとか言われてもね。
自分で上った坂でしょ?
60、65歳のおばさんは普通に降りてきてるんですよ?
降りれないとかね・・・
ご冗談を ┐( ̄∀ ̄)┌
しかし、
本当に、なかなか降りてこない。
ヲタ夫「足が・・・!!足が震えるよ!!」
自分で上った坂なのに?
(※注 そんなに急ではありません。少しきつめ?ぐらいの坂道です。)
もう、動いているのか止まっているのかわからない
牛歩?いや、亀歩?で降りてきます。
一行「はーやーくー!!」
みんなで急かすものの、一行に上がらないスピード。
これは時間がかかりそうだ。
先に下りて待っていよう。
一行はヲタ夫を置いて、下で待つことに。
(ひでぇ)
しばらくしてから、坂の上を見上げると
先ほどヲタ夫がいた地点に
なんだか人が集まっているではないか。
人だかりの中心にいるのはヲタ夫。
何があったのか?と思ってみていると
どうやら、ヲタ夫を囲んでいるのは中国人のようだ。
なんだか人気者状態?
軽くアイドル状態のヲタ夫。
この万里の長城は、観光客目当ての中国人が集まっており、
少しでも止まると
中国人A「シルクカッテ~?ヤスイヨ。」
中国人K「キボリノ人形、キネンニナルネ。」
中国人B「万里ノ長城 キネンのシャシンイカガ~?」
と、とにかくモノウリが集まってくるのだ。
とにかく早く坂を下りたいヲタ夫。
とにかくモノを売りたい中国人。
お互いの思惑が交差するなか、30分以上かけて這い蹲るように
ヲタ夫は降りてきました。
何がどうなったのか、声をかける私。
私「モノウリから何か買ったの?」
ヲタ夫「ムリムリムリ。
買いたくても、ムリ。
坂を下りながらサイフを出すとかね・・・
そんなの曲芸だから。」
いやね・・・
サイフを出すぐらい、普通だろ、と。
それが曲芸だったら、私だってサルティンバンコ(古)出れるってば。
万里の長城にいるモノウリの中国人のみなさん。
次からは高所恐怖症じゃない日本人を狙ってください。
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ヲタ夫のヲタイベントの話を書きたいのですが、
ベランダに閉じ込められたり、夜泣きされたり、茶碗をひっくり返されたり・・・。
じっくり書く時間がありません。
もう頭の中では10個ぐらい記事が出来上がっているのになぁ orz