締めだされて青くなりました | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。

朝。


窓を開けるとまぶしいぐらいの光が差し込んできた。


今日はとってもいい天気。


昨日の分までたくさん洗濯が出来そう!!





たまった洗濯物を干すために


ベランダに出て、鼻歌交じりに洗濯物を干していると




背後から




ピシャッ  ガチャッ




という音が。





うん?


今の何の音?







振り返ると・・・



ギャー!!



カズに、窓ガラスを締められた上に、鍵をかけられてる!!!




・・・・ってことは・・・?


私、ベランダに閉じ込められたぁぁぁぁ?!




ぇぇぇぇぇぇえええええええ 三( ゚Д゚)




パニック!大パニック!!


エマージェンシー!エマージェンシー!


女将にささやかれなくても頭が真っ白だ。





携帯で誰かに助けを・・・・・・・って携帯、部屋の中だよ!!


我が家は2階・・・ここから降りられる?・・・・・・・・・・・・・ムリだよ!!


警察に連絡?・・・・・・・・・・・・・・・・って、だから携帯ないんだってば!!


ヲタ夫が帰ってくるのを待つ?・・・・・・・・・・・・・って今朝の9時、帰ってくるの夜の9時 orz


道行く人に大声で助けを求める・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これが一番妥当か?




ベランダ外を覗き込み、なんとか知り合いはいないか必死に探すものの



ママ友だって一人もいないし、近所づきあいもそれほどない私の知り合いが通るはずもなく・・・。



というか、我が家の家の前の道は、もともとそれほど人が通る道ではないのだ。







でも、ちょっとまてよ。




とりあえず、カズは、


鍵を閉めることが出来たんだから、


締めることも出来るんじゃないの?




そう思って、部屋の中のカズを見ると



カズ「ギャアアアァァァァァ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 」



ギャン泣き。


どうやら、ママがなかなか部屋に戻ってこないために心細くなったらしい。





私「カズ!カズ!!落ち着いて!!


部屋の鍵・・・コレ、コレをね、カチッって上に上げてくれる?」




部屋の鍵の部分を指差して、指示を出すも、




カズ「カチカチ?・・・・・・・・・・カァカァ?」




私の言葉に手をバタバタを動かし始めるカズ。


カラスの真似らしい。


(カズ語解説 カァカァ=カラス)



下手な伝言ゲームじゃないんだってば。


って、通じるわけありませんね orz



それでも、何度かトライ。




私「この黒い部分をね、上にね。」



私「さっき下げたところを上げるのよ。」



私「そうじゃなくて、コレを上に!!」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



はい、やっぱり通じませんでした。





しばらくすると、





カズ「ウエーン!ウエーン!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


ニンニーン!!!ヽ(;´Д`)ノ 」



(カズ語解説 手を広げてニンニン=ダッコして ・・・なんで?)






私「いや、抱っことか言われても・・・」



カズ「うええええええーん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 」




どんどんヒートアップしていく泣き声。





えーんえーんって泣かれてもね・・・



こっちが泣きたいよ!!(/TДT)/





打開策を探すべく、ベランダから必死にキョロキョロとあたりを見渡すと



数十メートル離れた自転車屋さんから店員さんが外に出てきたのが見えた。





よし、今だ!!




私「すみませーん!!すみませーーーーん!」



大声を張り上げると、自転車屋さんが反応した。


どうやら、こちらに気がついたらしい。





私「すみません!!


息子に、家の中から、鍵を、かけられちゃって、


で、閉じ込められちゃって、出られなくって、で、で、で!!!」





人間、パニックになるとろくな言葉が出ませんね orz


そんな私のパニック振りに反して、自転車屋さんは冷静に対処。




自転車屋さん「で?どうしたらいいですか?」



私「えっと・・・


じゃあ今から言う電話番号にかけてもらってもいいですか?


○○○○-○○○○ です。」




電話をかける自転車屋さん。



自転車屋さん「もしもし?○○サイクルのものなんですが、


なんか、奥さんがベランダに閉じ込められたらしくて・・・。」




事情を説明してくれました。


どうやら電話に出たのは父らしい。



自転車屋さん「今からこっちに来るそうです。」



はぁぁぁぁぁ・・・・助かったぁぁぁぁぁ。



自転車屋さんにお礼を言ってほっと胸をなでおろす私。


実家には合鍵もあるし、これで出られる。



でも、よく考えたらどれぐらいで助けに来てくれるんだろう?


実家から我が家までは、いわゆるスープが冷めない距離で


それほど時間はかからないはずだけど?





とりあえず、


部屋の中で干からびそうな勢いで泣き続けるカズを


ガラス越しになだめることに。




私「カズ、大丈夫だよ。もうすぐおじいちゃんが来るからね。」




カズ「じぃ?(´□`。)」






私「そう、おじいちゃん来るよ。あと少しだよ。


だから泣かないでね。」





カズ「・・・・じゅう!!ヽ(`Д´)ノ」



(カズ語解説 じゅう=十秒で殺れやれ。)




私「いや、十秒はムリよ。」




カズ「じゅう!!じゅうぅぅぅぅぅぅー!!」


この距離を10秒なんてカールルイスだってムリだ。


(ここでカールルイスしか頭に浮かばない私は古い人間?ジョイナーの方が若干新しい?)



しかし、ここで私に名案が浮かぶ。



私「わかった。じゃあカズが、1から10を数えてくれる?」



カズ「イーチ! ニィー! シャーン! シー!」



うちの息子は自慢ではないが、(あ、本当は自慢なんですが)


「カズ」という名前をつけた甲斐があってか


1歳6ヶ月から数を数えられるようになったのだ。


(これは結構早い・・・と思う。)



カズ「ゴー!」


私「うんうん。上手、上手!」



カズ「ゴー!!」


私「上手、上手!」



カズ「ゴー!!!」


私「上手ねー。」




そう。


カズが数えられると入っても「6」と「8」だけはいいづらいらしく


6と8はマスターしていないのです。



カズ「ゴー!!」


カズ「ゴー!!」


カズ「ゴー!!」



永遠に5から進まないコール。


それにしても、よかった、まだ全部数えられなくて。


10まで数え終わったら、また絶対ギャン泣き確実でした。





ご近所にゴーコールを響き渡らせながら待つこと15分。


実父到着。


なんとか脱出することができました。



ビバ!実家 近距離!!




でも・・・もし、もしも


実家が遠かったら・・・


実家に誰もいなかったら・・・


2階じゃなくて、高層マンションの高層階に住んでいたら・・・


ヲタ夫が帰ってくるまで、ベランダに閉じ込められていたんだろうか?




これから洗濯を干すときはベランダに携帯を持っていこう、


と、思いました。









で、ベランダから携帯を落下させるとかね・・・。

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なんか、珍しく育児の話が続いていて育児ブログみたいな?


あ、みたいじゃなくて、育児ブログだったっけ。