ここで一応終了?ヲタ夫家の微妙な休日④ | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。

この記事は


ヲタ夫家・一家全員で握手会にいった経緯

ヲタ夫家の微妙な休日①

ヲタ夫家の微妙な休日② 」 

まだ続く・・・ヲタ夫家の微妙な休日③ 」の続きです。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



無事、ステージは終了。



ヲタ夫「さて、終わった。どうする?帰る?」



私「えぇー!!せっかく後楽園に来たのに、何も乗らずに帰るの?!」




当初の目的は、家族みんなでラクーアで素敵な休日を過ごすことではなかったのか?


ここまでの出来事は決して素敵な休日だとは思いにくいんですが?




今日を素敵な休日にするべく、ひとつぐらい乗り物に乗っていこうということで


2歳未満のカズでも乗れる乗り物を探す。



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おっと、探すまでもないじゃないか。


ステージの横にメリーゴーランドがあったのだ。




私「よし!あれに乗ろう!!」




しかし、メリーゴーランドを目指して舵を切ったはずなのに、


いつの間にやらヲタの波間に漂流する私たち一家。






無理もない。


メリーゴーランドは出口とは逆方向にあるため


ステージが終わり、帰ろうとしているヲタと


メリーゴーランドに乗りたい私たちとはぶつかり合う運命にあるのだ。





♪ヲ~タをちゃぷちゃぷ ちゃぷちゃぷかき分けて♪


やっとメリーゴーランドにたどり着き、階段を上がる。




よし、ここまではヲタも来るまい。



私「カズは人生初のメリーゴーランドだよね~?楽しいかな~?」




なんて言いながら、乗車チケットを購入しようと、自動販売機の前へ。


すると、そこには



「大人一人 600円」 の文字が。





高い!!


メリーゴーランド 高い!!(°д°;)




たかが、数分間、ぐるぐる回るだけで600円?!


最近のメリーゴーランドってそんなに高いの?!


子供は無料だけど、大人二人乗ったら1200円じゃないか!!




あまりの高さにびびる私。





・・・・・・・・乗るの、やめちゃおうかな・・・。




そんな思いが頭をかすめたが、既に後ろにはチケットを買おうという人が並んでいた。




この状況で何も買わないわけには・・・いかないよね。




とりあえず、自動販売機に600円を入れて「大人1枚」のボタンを押し、


ガクガクと狼狽しながら、ヲタ夫にチケットを渡す。





私「わ、私、ぐるぐるまわると酔っちゃうから、


あなたとカズで乗ってきて・・・。(^▽^;)」




ヲタ夫「え?のりこは乗らないの?」




私「う・・・うん。外から二人の写真撮ってるよ。(;´▽`A``」




いいんだ、いいんだ・・・私は写真がとりたかったんだもん・・・・(_ _。) 


あんなぐるぐる回るだけの乗り物に乗りたくなんて、ないんだもん・・・(´□`。)






二人をメリーゴーランド内へ送り出し、写真を撮る場所を確保する私。


すると、先ほどAKBのパフォーマンスがあったステージから




司会者「これから、ステージ上で、


AKBメンバーのテレビ用の写真撮影を行いまーす!」



というアナウンスが。





階下を見ると、帰りかけたヲタ達がどよどよどよとステージ方向へ戻りだすのが見える。


あー、ここは小高いからステージ上が良く見えるなー。




そんなことを考えていると、



後ろから息せき切って二人の男性が階段を駆け上がってきた。





ヲタA「どうだ?ステージよく見えるか?!」


ヲタB「よし!ここならよく見えるぞ!!」




二人は躊躇なく600円をチケット販売機に入れ、


メリーゴーランドの乗車チケットを購入。





えええぇぇぇぇぇーーー?!



たった、数分間、ステージを見るために600円を惜しげもなく使うなんて!!



なんだか、



ヲタのAKBへの愛>>>>超えられない600円の壁>>>>私の家族愛



という図式がしっかりと見えて、悲しくなる。





「ジリリリリリリリリリリリ・・・・」



ベルと共にメリーゴーランドがまわりだす。





乗れなかった私は早速写真撮影。



が・・・・・・




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ヲタ夫 ← AKBに夢中


カズ ← そんなパパを見たくないのか視線を落とす。

      もしかして、鏡に映った自分をみてる?




と、まあ、家族愛のかけらもないようなひどい写真がとれました。





数分間の回転が終わり、ヲタ夫とカズの二人が降りてきた。



私「どうだった?」



カズは楽しんでいた?という意味でヲタ夫に話しかけると



ヲタ夫「ヲタの頭しか見えなかった・・・。」



どうやら、必死にAKBのステージを見ようとしたものの、ヲタしか見えなかったらしい。






あのさ・・・




カズの人生初のメリーゴーランドに

一緒に乗車できる権利を返して?(-""-;)





はぁ・・・


こいつと息子を一緒に乗せるんじゃなかった・・・orz






気がつくとお腹がペコペコだ。


他に乗れそうな乗り物もないので、とりあえず昼食を食べるべく飲食店を探す。


カズが食べられるものがおいてある店で、待たずに入れそうな店・・・


となると、なかなか見つからない。


なんせ園内はヲタであふれているのだ。





仕方なくラクーアを出て、後楽園外で店を探したところ、1軒のファミレスが目に入った。

ここまでくれば、さすがにヲタもいまい。




多少混雑している店内で、待つこと15分。


席に案内される。




ふと隣のテーブルを見てみると、高校生らしい男の子二人組みだった。




メニュー表を見ながら、注文内容を考えていると


隣のテーブルの会話が耳に入ってくる。




男子高校生A「でさー、その時、あっちゃんがあーして、こーして、


まいまいがこう言ったんだよねー。


あはははははは!!」





男子高校生B「マジでー!!ブハッ。


それ、ちょーウケるんだけど!!」






はい、となりの席もヲタでした・・・orz





それにしても、あっちゃんがあーして、こーして、まいまいがこうするという話の


なにが面白いのか、さっぱりわからない。




でも、きっと高校生だろうし


箸がころがっても面白い年頃ってやつなんだろうな・・・


そう思って隣を見ると






ヲタ夫「クックックックックック・・・・・」


肩を震わせて笑うヲタ夫が!!



お前も今の話、面白いのかよ!





どうやら、一般人にはさっぱり面白くない話でも


ヲタにとってはたまらなく面白い話らしい。




延々とAKBについて語り合う高校生の会話をBGMにご飯を食べ進める私たち。


すると、しばらくして彼らは席を立ち、新しい客がテーブルにつく。




今度は中学生らしい男の子の二人組みだ。



無言でメニュー表を見る彼らを横目に、私はこっそりヲタ夫につぶやいた。



私(小声)「今度の隣の二人組みはヲタじゃないよね?」



すると、ヲタ夫は小声で返してきた。



ヲタ夫(小声)「ヲタだよ。間違いない。」



私(小声)「え?そうなの?なんでわかるの?」



ヲタ夫(小声)「見ればわかる。」



私(小声)「見た目でわかるの?!」



ヲタ夫(小声)「でもまだまだ若いせいか・・・




ピピピ



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-ラディッツ

戦闘ヲタ力、5か・・・・・・・ゴミめ。」







おいおい!


ゴミはお前だYO!!





(中学生二人組みの方、すみません。

ヲタ夫はただ、ラディッツの言葉を言ってみたかっただけで悪気はありません。

ブラック・ヲタジョークってことで許してやってください。)



(↑ちなみに、上記のスカヲターのくだりがわからない方は、こちら をご覧ください。)






私「なんで若いと、戦闘ヲタ力が低いって思うの?」



ヲタ夫「いい?ヲタは出世魚と同じなんだよ。」



私「出世魚?」



ヲタ夫「そう、ブリはワカナゴ→イナダ→ワラサを経てブリになるでしょ?」




出世魚の図↓



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-出世魚


私「うん。」



ヲタ夫「でも、ワカナゴの全部がブリになれるわけじゃなくて、


成長途中に、大きな魚に食べられちゃったり、

人間に捕られたりするから、数が減っていくわけ。


つまり、ブリになれるのはほんの一部なんだよ。」



私「えっと・・・それとヲタに何の関係が?」




ヲタ夫「つまり、中学生ぐらいのヲタっていうのはワカナゴなわけ。


成長の途中で、彼女ができたり、他に趣味ができたりして数が減っていく。



そうした中で、ずっとアイドルヲタをやり続けるっていうのは

本当に大変なことなんだよ。」




いや、それ自慢か?


っていうか、そんな青春は自慢でもなんでもないだろ。




ヲタ夫「で、長時間の並びとか、身銭切ってグッズを買ったりとか、


睡眠時間を削ってでも繰り返しDVDを見る等の修行を何度も積むことによって、


立派なブリヲタになれるというわけ。」





出世魚  ならぬ  出世ウヲ  の図 ↓



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-出世ウヲ


ブリヲタって・・・?


そんな出世は嫌だ!ヽ(`Д´)ノ




ヲタ夫「だから年齢が若い=まだヲタ度は低いという公式が成り立つの。


もちろん、例外はあるけどね。」



でも、出世魚は出世すると希少価値が高まってどんどん値があがるけど、


出世ウヲは・・・価値が・・・高まるのか?





ヲタ夫「あと、イベントはまだ次の会があるわけだから、


濃いヲタなら場所確保のために、会場から出てないはず。


こんなところで昼飯食べているのは、ライトヲタだよ。」





おや?


ってことは・・・・?





私「じゃあ、ここで食べてるあなたはライトヲタなの?」



ヲタ夫「まあ、そうだね。


オレは間違いなくライトヲタだね。


・・・・・・・・・これから秋葉の別のイベントに行くつもりだけど。」




えっと?


コレカラ、アキハバラニ?


聞き捨てならない言葉がありましたが?




私「これから?!別のイベント?!」




ヲタ夫「のりことカズも一緒に行く?」




私「いかない。」



あっさりと断った私の頭にひとつの疑問がよぎる。



私「あのさ・・・もしかして、そのイベントって、握手ある?」



ヲタ夫「確定ではないけど、多分あると思うよ?」





あぁ・・・



道理で、さっき、AKBとの握手をあっさりと断念したわけだ・・・。







というわけで、自称「ライトヲタ」のヲタ夫は一人、


秋葉原の町へ旅立っていったのであった・・・・・・・。










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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


となりの中学生二人組みはやっぱりAKBの話をしていました。


ヲタ夫の読みに間違いはなかったようです。




コメレスが遅れておりますが、今しばらくお待ち下さい。



次回、ヲタ夫の休日・・・ダブルヘッダー後半戦。(いい加減・・・なげぇ)


あの、伝説の?バレンタイン記事と同じイベントのようです。