この記事は
「ヲタ夫家の微妙な休日① 」 の続きです。
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ラクーアの広場、イベント会場について、のりこの目に入ってきたもの。
それは・・・・・・・・・・・・・・
な・・・なんなの?!
この人の量は!!( ゚ ▽ ゚ ;)
右もヲタ。
左もヲタ。
前もヲタ。
後もヲタ。
ステージをヲタが囲み、
そのヲタ達をまたヲタ達が囲み、
そのヲタ達をまた・・・・
って、ヲタの要塞か?!
私が吉牛で働いている店員だったら・・・
「ヲタ丼特盛 ヲタダク いっちょー!」
私が農家のおばさんだったら・・・
「今年はヲタの当たり年です。
そこらじゅう一面にたわわにヲタが実りました。」
私が港町の漁師だったら・・・
「今年はヲタの当たり年だよ!!
ほら、そこのヲタももってけ!ドロボー」
・・・・・・なんて、一人芝居してる場合じゃないけど、
日本全国のヲタがここに終結しているのか?と思えるほどのヲタの量だ。
出産後、赤子連れのために人ごみは避けて生きてきたため
これだけたくさんの人・・・見ただけでめまいが・・・!
ヲタ夫「とりあえず、この握手参加券を整理券に替えてくるよ。」
そう、握手会に参加するには
CDの中に入っている握手参加券を整理券に変えないと参加できないのだ。
というわけで、まず人ごみ・・・ヲタごみの中から、整理券を配布している場所を探す。
が・・・
ヲタ
ヲタ
ヲタ
ヲタ
![ヲタ夫と子育て奮闘記 ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-大量のヲタ](https://stat.ameba.jp/user_images/20090406/23/wotatoissho/e6/38/j/t02200165_0448033610162476098.jpg?caw=800)
・・・・・・で、肝心の整理券配布の列がまったく見つからない。
そして、ベビーカーで移動している私たちは、明らかにまわりの迷惑をかけている。
周りに迷惑をかけること数分後、
握手参加券を整理券に変更する列をやっと見つける・・・・・・
が・・・・見つけたものの・・・
文字通り長蛇の列!!
(撮影を試みましたが、長い列過ぎて写りきりませんでした。)
ディズニーランドの下手なアトラクションなんかよりも全然並んでるよ!?
しかも、先頭で整理券を配布していれば列も進むのですが、
なぜか配布休止中。
なので、列は一歩も・・・いいえ、1ミリだって進んでいる様子はない。
これ、どんな放置プレイ?!
これには息を飲むヲタ一家。
私「これ・・・並ぶの?」
考えこむヲタ夫と私の横でカズがわめきだす。
カズ「うえーん!うえーん!!・°・(ノД`)・°・」
カズが泣き出すのも無理はない。
生まれて初めてこんなにたくさんの人間をみた衝撃。
しかも、そのたくさんの人間が、全員ヲタだというのだから、
そのショックたるや、この世に生まれ出てきた瞬間以上のものであろう。
そして、次の瞬間。
泣き出すカズと長蛇の列を見比べたヲタ夫の口から意外な一言が飛び出す。
ヲタ夫「・・・・今回、握手は諦めるよ・・・。」
えええええ?!ヽ((◎д◎ ))ゝ
ヲタ夫が握手を諦めるだってぇぇぇ?!
その言葉が私の中に戦慄となって走り抜ける。
私「握手を諦めるなんて・・・!!
あなた、熱があるんじゃないの?!」
ヲタ夫「いや、熱なんてないけど・・・
ぐずるカズとこの列を見たら、諦めるしかないでしょ・・・。」
たしかに。
この様子だと1~2時間以上は余裕で並ぶだろうし・・・
おそらく、整理券を貰った後に、握手をするための列に並ぶのだろう。
ただでさえ電車の中で静かにするように言い聞かせてきたため
カズのフラストレーションは既に頂点に達していた。
カズ「びえーん!!・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」
私「でも・・・せっかく握手券があるのに・・・。」
ヲタ夫「そうだけど・・・この状況じゃぁ・・・仕方ないでしょ。」
私「でも・・・!!!」
主婦的感覚からして、ここに握手券があるのに握手ができないというのは
なんだかものすごく損をしているような気がして仕方がない。
私はただでさえ、「10枚で抽選会」とかいうスーパーの抽選チケットを4枚しかもってくても
あと6枚のために無駄な買い物をしてしまうような性格の持ち主なのだ。
せっかくの握手券、ここで使わずにどうする!!という主婦心に火がついた私。
私「いいよ?並んでいる間、私とカズは乗り物乗ってるよ?」
ヲタ夫「いや、でも、2歳未満のカズが乗れる乗り物って
メリーゴーランドぐらいしかないでしょ?」
私「でも・・・でも・・・・園内を散歩していてもいいし・・・。」
ヲタ夫「この人ごみの中を?いや、ほんと、いいってば。」
私「いやいや、並びなよ。」
ヲタ夫「いやいや、いやいや・・・。」
私「いやいや、ここはね、いやいや・・・。」
夫婦二人で、
居酒屋出口でよくある光景→
「ここは私が払いますから!いやいや、私が払いますから!」といった
サラリーマン同士の変な争いみたいなことをすること数分後・・・。
ヲタ夫が一言。
ヲタ夫「なに?そんなに俺とAKBを握手させたいの?」
はっ!!Σ(゚д゚;)
そうか!
私、何言ってるんだろう?!
なんで、握手推奨してるんだろう!?
一瞬にして目が覚める私。
だって、なんか、たくさんの人が握手会のためにすっごく並んでいるから、
『握手=すっごく価値があるもの』と一瞬勘違いしてしまったじゃない?!
冷静に考え直してみれば
20歳前後の女の子の手を一瞬握るだけのことに、何時間も並ぶなんて・・・
バッカじゃないの?!(`Δ´)
(おいおい、さっきまでのお前はどこに?)
というわけで、悪い夢?から醒め、握手会参加は諦めた私たち。
しかし、20分後にステージ上でAKBが新曲を披露するということなので
それだけは見ていこうということになるのだが・・・。
長くなりすぎたので、それはまた、次回。
さよーならー・・・・
予告と全然違う内容になってもた。
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みなさまから、
「どのメンバーと握手したんですかー?」とか
「ヲタ夫さんのカッコイイ握手が楽しみです。」
なんてコメントいただき
「実は握手しませんでしたー!」なんて言えないよ(((゜д゜;)))
と、思ったけど・・・
言っちゃった(ノ´▽`)ノ
だって、嘘書くわけにも行かないし、ねぇ。
というわけで、楽しみにしてくださっていた皆さま、すみませーん。