この記事は「ヲタ夫家・一家全員で握手会に行った経緯 」の続きです。
一家全員でＡＫＢの握手会・・・じゃなかった、
後楽園で休日を過ごすことになったヲタ夫家。
そうと決まれば急いで身支度を整え、電車に飛び乗る。
ヲタ夫「握手、どうしようかなー、
カズを抱っこして参加しようかなー。
カズならメンバーに絶対かわいーって言ってもらえるし
係りの人も、剥がしづらいだろうし。」
な・・・なんという姑息なヲタ！
電車の中で握手会の作戦をあーだ、こーだ立てるヲタ夫。
隣の人、聞いていませんように！！
祈りながら相槌を打つ私。
1時間ちょっとで後楽園へ到着。
しかし、ラクーアの場所がわからない！
後楽園といっても、最近では東京ドームシティという名前に変わり、
その敷地の一部を「ラクーア」というらしい。
このラクーアには「天然温泉・スパ ラクーア」はもちろん、
多数のアトラクションやフィットネスクラブ、その他飲食店が軒を連ねている。
しかし、私たちが一番最近ここにきたのは
テレビ番組「未来日記」のアトラクションをやっていた頃だったような・・・
（未来日記を覚えている人の方が少ない？
すぐさま頭の中にＴＳＵＮＡＭＩが流れたあなたはきっと少数派。）
施設の急激な変化についていけず、道に迷うヲタ夫一家。
しばらく行くと、道案内や交通整理をしているおじさんを発見。
ヲタ夫「あのおじさんにラクーアの場所を聞いてみるよ。」
そういって、おじさんに近づいていくヲタ夫。
ちょ・・・ちょっとまって！！
ＡＫＢのイベントがラクーアで開かれる今日、
「ラクーアの場所はどこですか？」なんて聞いたら
「私はヲタです。」って自己紹介しているようなものじゃない？！
そんな夫のそばにいたら、私とカズもヲタ認定？！
ここは他人のふりをしよう！
急いでベビーカーとともにその場を離れようとする私。
しかし次の瞬間、ハッと気がつく。
いいえ、のりこ！！そんな弱気じゃだめよ！！
家族３人でラクーアに行きたいってことは
普通に考えれば、アトラクションか温泉、食事を目当てだろうって思われるわよね。
よし、ここはあえてヲタ夫の後ろで笑顔を振りまいて素敵な家族を演出しよう！
東京大学物語の主人公並に数秒の間にいろいろなことを考えた結果
ヲタ夫の後ろに立ち、笑顔で素敵家族を演出する私。
ヲタ夫「あのー、すみません。ラクーアってどこですか？」
ヲタ夫がおじさんに言葉を投げかける。
するとおじさんはヲタ夫の顔を見るやいなや答えた。
おじさん「あ、ＡＫＢね！
今日、3回公演だってね！頑張ってね！」
バレテーラ ┐(￣ヘ￣）┌
（これも古い･･･キョンキョン・クノールカップスープCMより）私の必死の演技は意味を成さずに、あっさりヲタ家族と認定される。
ヲタ夫からあふれるヲタ気配の前には、私の演技など無に等しかったようだ。
ところで、おじさん・・・”頑張ってね”って、何を頑張ってねなの？(・・；)
ショックを受ける私をよそに、ヲタ夫がおじさんから道順を聞く。
おじさん「ラクーアはね、こっちを真っ直ぐ行って、
階段を上がって・・・」
教えてもらった通りに進もうとすると
おじさんが私たち家族を呼び止めた。
おじさん「あ、ちょっと待って！
ベビーカーだし、
右側からぐるっとまわっていった方が
ＡＫＢに行くには便利だよ！
右側からぐるっと行けばＡＫＢだから！！」
おじさんは、半径１０ｍ以上に響き渡る大声でこのセリフをリピートするではないか！！
まわりの家族連れの人たちが一人残らず私たちをチラチラと見て行く。
おじさん！！
ＡＫＢじゃなくて、ラクーアって言って！！
そして、そんなに大声で言わないで！！
ヲタ認定されてしもうた・・・。
おじさんが教えてくれたラクーア、もといＡＫＢへの道のりを
無言でトボトボとベビーカーを押す私の横でヲタ夫がつぶやいた。
ヲタ夫「おかしいなー。どうしてＡＫＢってバレたんだろう？
握手参加券を出していたわけでもないのに。」
お前の気配だよ！(-з-)
お前からにじみ出るヲタ臭だよ(-_-メ
その後も道に迷うこと数十分。
（どんだけ方向音痴な夫婦なのか？）
やっとラクーアの広場に到着。
そこで、私は驚くべきものを目にする。
私「こ・・・これはっ！！」
そこで、のりこが目にしたものとは？
次回、
のりこの絶叫？！
カズの徘徊？！
ヲタ夫の意外な一言とは？！
ヲタがヲタを呼ぶ握手会・・・とどろくヲタ芸？！
女子高生二人組みが巻き起こす不思議な会話とは？！
こうご期待。
と、ひっぱっては見たものの・・・どうしよ。
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一応、弁解しておくと
私はＡＫＢが嫌いというわけではなく、ヲタだと思われるのが嫌だというか・・・。
要は見栄っ張りなだけなんですが。
ＡＫＢのファンの方が読まれたら不快に思われるかもしれませんね。
すみません。
って・・・今回に始まったことではないんですね(;^_^A
いつものごとく、ひろーい心でお許し下さいm(_ _ )m