この記事は「ヲタ夫 メイド喫茶に行く① 」、「ヲタ夫 メイド喫茶に行く② 」の続きです。
しばらくするとメイドさんがコーヒーとココアを持ってやってきました。
メイドさん「コーヒーとココア、お待たせいたしました、ご主人様。」
早速コーヒーへ手を伸ばすと、
メイドさん「あ、ちょっと待ってください。
今からおいしくなる魔法をかけますね。
にゃんにゃんもえー！！」
ドリンクに手をかざし、魔法の呪文？を唱えるメイドさん。
メイドさん「はい、これでおいしくなりましたよっ！」
友人Ｙ「・ ・ ・ ・ ・ 。(￣□￣；)」
引き気味のＹ。
しかしヲタ夫は、早速一口飲んで
ヲタ夫「うん！これは旨いな！！」
大きな声でメイドさんをベタ褒め。
こうしたイベントには全力で乗っかる男なのだ。
次はセットのじゃんけんゲーム。
メイドさん「それでは、萌え萌えじゃんけんをしましょう！」
ヲタ夫・Ｙ「萌え萌えじゃんけん？」
やり方がわからないヲタ夫とＹ。
早速、メイドさんに教えてもらうことに。
（皆さんも是非、パソコンの前でやってみてくださいね。）
メイドさん「まず右手をグーにしてください。」
メイドさん「そこに左手を添えて・・・」
メイドさん「右手のコブシを左手で包む形にします。」
メイドさん「これ、何の形かわかりますか？」
ヲタ夫・Ｙ「？？？」
メイドさん「アットマークですね♪」
ヲタ夫・Ｙ「！！！なるほど！」
そう、この店の名前が「＠ほ～むカフェ」なのだ。
メイドさん「そのまま、手を左右に揺らします。
♪あっとまーくで♪」
（メイドさんを書くのが難しいので、どこぞのヲタをモデルに書きました。
絵的にいろいろすみません・・・。）
メイドさん「手をグーにして、あご下でちょいちょいと動かしてくださいね。
♪萌え萌え♪」
メイドさん「今度はチョキにして、また動かしてください。
♪じゃんけん♪」
メイドさん「最後はパーを頭の上にもってきてウサギさんの形にしてください。
♪じゃんけん♪」
メイドさん「♪ぽん♪」
メイドさん「この手順でじゃんけんをします。」
Ｙ「 ・ ・ ・ ・ ・ 。(￣□￣；) 。」
ヲタ夫「いいね！萌え萌えじゃんけん！！
萌え萌えだね！！
いよっし！絶対勝つぞ！！」
やはり引き気味のYに対して、超ノリノリのヲタ夫。
まずはメイドさんとＹの対決。
メイドさん「♪あっとまーくで 萌え萌えじゃんけん じゃんけん・・・。」
メイドさん「ご主人様の勝ちです。おめでとうございまーす。
景品はこの当店限定のボールペンでーす。」
照れながらもメイドさんからボールペンをもらうＹ。
その様子をみて、メラメラと闘志を燃やすヲタ夫。
ヲタ夫「よし！オレも絶対ボールペンもらうぞ！！」
メイドさん「♪あっとまーくで 萌え萌えじゃんけん じゃんけん・・・」
ヲタ夫「♪あっとまーくで 萌え萌えじゃんけん じゃんけん・・・」
メイドさん以上に大きな掛け声で張り切るヲタ夫。
メイドさん「あいこで・・・」
ヲタ夫「あいこで・・・」
（あいこの時は、”あいこで しょ” ではなく ”あいこで もえ” になるらしいです。）
メイドさん「あ、残念ながらご主人様の負けですね。」
ヲタ夫「Σ(ﾟдﾟ;)」
超張り切ったのに、景品はなし。
ショックを受けるヲタ夫。
そして、じゃんけんを終えるとメイドさんは去って行ってしまった。
どうやら、再度何かを注文しないとメイドさんとふれ合うことが出来ないようだ。
メニュー表を見ると「ミニゲーム ５００円」なるものを発見。
早速注文することに。
その時に手が空いているメイドさんは２人しかいなかったため、
その二人を呼んで、ミニゲームを注文。
友人Ｙ「俺、メイドさんＡの方がタイプだから、Ａちゃんとゲームしていい？」
Yに耳打ちされるヲタ夫。
ヲタ夫もメイドさんＡの方が好みだったのだが、
仕方がないのでメイドさんＢとゲームをすることに。
ミニゲームにはいろいろな種類があり、好きなものを選べるようになっている。
友人Ｙが選んだのはカードゲーム「ＵＮＯ」。
３分間でメイドさんよりも多く勝利をあげると、景品がもらえるとのこと。
メイドさんＡ「ご主人様の番ですよ。」
友人Y「あっ、オレ、ウノ！」
メイドさんＡ「あーん、ご主人様、強いですねー！！」
なんだか楽しそうな二人。
よっし！オレも頑張るぞ！
ヲタ夫が選んだのはおなじみの「黒ひげ 危機一髪」
メイドさんＢ「それでは始めます。」
ヲタ夫「よし！絶対勝つぞ！」
メイドさんＢ「・・・・・。」
無言で黒ひげをセットし、無言で剣を刺すメイドさんＢ。
ヲタ夫「オレの番？じゃあ、ここを！」
剣を刺すヲタ夫。
メイドさんＢ「・・・・。」
無言で剣を刺すメイドさんＢ。
ヲタ夫「じゃあ、今度はこの穴にしようかなっ」
メイドさんＢ「・・・・。」
無言。そして無表情なメイドさんＢ。
そして、次にメイドさんが剣を刺した瞬間・・・
黒ひげが宙を飛んだ。
ヲタ夫「よっし！オレの勝ちだね！」
メイドさんＢ「・・・・。」
無言で再度ゲームをセットするメイドさんＢ。
ヲタ夫 心の中「このメイドさんはツンデレなのか？そういうキャラなのか？」
メイドさんB「・・・。」
相変わらず無言で剣を刺すメイドさんＢ。
ヲタ夫「さっきはこの穴で飛んだから、
今度はこの辺が怪しいと思うんだよねー。」
場を盛り上げようといろいろとしゃべりながら剣をさすヲタ夫。
メイドさんＢ「・・・・。」
無言で剣を刺すメイドさんＢ。
ヲタ夫「次もオレが勝っちゃうかなー。」
メイドさんＢ「・・・・。」
無言で剣を刺すメイドさんＢ。
いつか・・・、いつか、ツンデレの”デレ”の部分が出てくるに違いない！！
その時をひたすら待つヲタ夫。
しかし、非常にもメイドさんが無言のまま３分間終了。
ゲームはヲタ夫の圧勝に終わった。
一方、となりのYとメイドさんＡは
メイドさんA「また勝っちゃいましたー。
ご主人様、弱いですよー！」
友人Y「いやー、全然勝てないなぁー。」
メイドさんA「今日は運がないんですかねー。うふふー。」
Ｙがボロ負けなのにもかかわらず、なんだかものすごく楽しそうだ。
その場景を見て思わず歯軋りするヲタ夫。
ヲタ夫 心の中「くっそー！！
ゲームに勝ったのに、勝ったのに・・・
なんで、負けてるYの方が
こんなに楽しそうなんだー！！」
ヲタ夫
勝負に勝ってメイドさん選びに敗れる！
次回、ヲタ夫とメイドさんの２ショット画像公開？！
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尚、ドリンクをおいしくする呪文は他にも
「もえもえ・ぴょんぴょん・はぁー」
「もえもえ・きゅるるーん」
等、いろいろあるんだとか、ないんだとか。
詳しくはわかりませんが。
今回の記事を書いていたら
「私もメイド喫茶に行ってみたい！」というコメントが多く寄せられたので
そんな人たちにヲタ夫からアドバイスです。
「行くんだったら、全力で乗っかりましょう！
照れや恥ずかしさ、普段の自分は捨てて、
全力でそのシステムを楽しむこと。
そうすればドリンク700円は高くないはずです。
逆にそれができない人は行ってもつまらないと思います。」
とのことです。
お役に立ちましたでしょうか？