この記事は「出産エピソードでも書いてみます。① 」と
「出産エピソードでも書いてみます。② 」の続きです。
のんびりした陣痛と付き合って数時間。
夕方になり、ヲタ夫が戻ってきました。
あぁ・・・戻ってきたの?
( ゚д゚)、ペッ
としたかったですが、
こんな夫でもこれから役に立つことがあるかもしれない・・・とここはグッと我慢です。
そんなこんなしていたら、陣痛が始まった新たな妊婦Aさんが登場。
隣のベッドに横になります。
おぉ、同士よ!
一緒に陣痛と戦いましょうよ!
と思ったのもつかの間
妊婦Aさん「痛いー、痛いー、痛いよー。」
とにかく「痛い、痛い。」とわめくAさん。
うん。
こんなこと、妊婦仲間に言っちゃいけないよね。
でも、言わせてもらってもいい?
う・・・ウゼー・・・(゚Д゚)
痛いって口に出したところで、痛いんだしさー。
女なら黙って耐えろ!
そして、私の中の闘争心がメラメラ・・・
絶対、こいつより先に産んでやるぜー!!
(初対面なのに、心の中で”コイツ”呼ばわりなのは、
初めての出産でパニックになっているから・・・なハズ。)
時刻は18:00。
夕食が運ばれてきます。
正直食べる気がしないけど、頑張って食べるか。
そう思ってメニューを見ると・・・
私の嫌いな肉じゃが。
どーして!?どーしてここで肉じゃが?!
肉じゃが嫌いで結婚して5年、作ったこともありません。
あー無理、肉じゃがとかマジで無理。
なんか、出産とかできる気がしない。
(肉じゃがだけでこのやる気のなさ。ダメ妊婦。)
もっと私の好きなものとかリサーチして持ってきてくれないわけ?
(病院にそんなシステムありません。)
再びベッドに横になり、始まった陣痛に耐える私。
私「ちょっと、痛いから背中さすってってば!」
ヲタ夫「・・・・。」
私「?ちょっと?痛いから擦ってってば!!」
ヲタ夫「モグ・・・むしゃむしゃ、ムグ・・・ン、ンンン・・・ング」
振り向くと、私の肉じゃがを食べるヲタ夫の姿が。
・・・もう何も言うまい。
というより、その食べ方、サザエさんかっ・・・!
そんなこんなしていたら、今度は新たに妊婦Bさん登場。
今度こそ同士になれるかしら?!
まるで片思いの相手を見るような目でBさんの様子を横目で観察。
Bさんは、ベッドに座るや否や出された夕食をペロリと完食。
食べ終わってしばらくすると
妊婦Bさん「あ・・・痛いかもー。」
そういって、隣の分娩室へ消えていきました。
数十分後・・・
「オギャーオギャーオギャー」
って、もう生まれたんかーい!
早いっ!あんた早過ぎるよっ!
(Bさんは、3人目の出産だったようです。どうりで慣れているわけだ。)
一方、陣痛室では時がどんどん流れるも状況は遅々として進みません。
一般的に子宮口が8cm~10cm開かないと出産できないとのこと。
この時、子宮口3cm。
まだまだ道は長く険しいようです。
が、実はこの時、赤ちゃんに異変が・・・。
陣痛が始まった妊婦は、赤ちゃんの心拍数をはかる機械がついたベルトを身に着けるんですが、
その心拍の状況がモニターに映し出されます。
(これは安定している時です。)
しかし、この時こんな風にちょっと危険な状況になっていました。
(一瞬だけど、すごく下がってる。)
大変です!
お腹の中の赤ちゃんが弱っているようです!
しかし!
だが、しかし!
モニター前を席を陣取っていたヲタ夫。
小さなモニターの前に、デカイ頭のヲタ夫が座っていたもんだから
心拍が下がっている様子を
ガッツリ隠していました _| ̄|○
そのため、お医者さん、助産婦さん、もちろんのりこも
誰一人として、この状況に気づかず!!
こいつ・・・
使えないどころか・・・
邪魔でしかないなんて!(#゚Д゚)
もう( ゚д゚)、ペッどころじゃ済みませんよ!
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福田元総理の総理就任並にタナボタです。
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不評だろーなーと思いつつ書き始めた出産話。
意外にも好評なので、調子にのってつらつら書いてるんですが、
③なのにまだ終わらない!!
計画性なさすぎ・・・。
次かその次には終わると思うんだけど・・・
お付き合いいただけるとうれしいですm(_ _ )m