出産エピソードでも書いてみます。② | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。

この記事は「出産エピソードでも書いてみます。① 」の続きです




その日はヲタ夫は会社の飲み会だったので、遅くに帰宅。


そろそろ寝ようか~と、寝支度を整えていたところ



「・・・・?・・・?」



なんだか漏らした感覚が・・・。


トイレに行ったものの、これがお●っこなのか、破水のための羊水なのかがわからない。



妊婦って臨月になると、自分の体なのに、なんだかもーさっぱり状態なんですよ。


自分で足の爪切れないし、しゃがんだら立てないし、


「どっこいしょ」という掛け声がないと次の行動に移せないし。


80、90の爺さん婆さんとなんら変わりはありません。




で、病院に行った方がいいのか、このまま家で寝ちゃっていいのかもわからず


電話で看護婦さんに相談してみることに。



看護婦さん「わからないなら、とりあえず病院に来て。」



とのこと。


そりゃ、そーだ。


それにしても、自分が漏らしたかどうかもわからない日が来るなんて_| ̄|○




徒歩でヲタ夫と病院に行くと、看護婦さんがリトマス試験紙を持って待っていました。


リトマス試験紙って・・・理科の実験かよ!なつかすぃ。


聞くところによると、この漏らした液体が羊水の場合はアルカリ性のため、


青いリトマス紙がピンクに反応するんだとか。



で、リトマス試験紙はピンクに反応しましたよ。


そうです。漏らしたと思ったのは羊水でした。


破水でした。


あぁ・・・よかったー!


って、いや、よくないんですけどね。


破水だし。




でも漏らしたんじゃなくてよかったーーー!


20代にして、漏らさなくてよかったーーーー!


(しつこくてすいません。)





とりあえず、破水ということでお腹の様子を見ることに。



看護婦さん「あれ?のりこさん。もう陣痛が始まってますよね?」



え?陣痛?


陣痛って体験ことないけど、出産の前にあるアレですよね?


世間ですんごく痛いと評判のアレですよね?




いいえ。


まったく痛みはありませんが?



看護婦さん「もう既に定期的にお腹が張ってきているから、

普通なら相当痛いはずなんだけど?」




って・・・


痛くねぇ( ゚д゚)、ペッ





そんなこんなのやり取りの間も、ヲタ夫は椅子に座ってコックリコックリ。


コイツ・・・


使えねぇ( ゚д゚)、ペッ





とりあえずいつ生まれるかわからないので、この夜から入院することに。


ヲタ夫も寝るためにいそいそと帰宅。


私はというと、病室に入れると思ったのに、予想外に陣痛室に泊まることに。


(真夜中だったので、病室には入れなかったんです。

そして、陣痛室というのは陣痛をまつためだけの部屋です。拷問部屋かっ!)


パジャマに着替えてベッドに入ったところに



カーンカンカンカンカン



甲高い音が部屋中に響きます。


な、何事?!



急いでナースステーションに行ってみると


看護婦さん「あぁ・・・あれは冷房が入るときに鳴る音です。」


れ、冷房ですか?


看護婦さんの説明によると、古い建物なので冷房を入れるときに


このような音が出るんだとか。




って、納得いかねぇ!( ゚д゚)、ペッ



なんで?冷房入れるのにこんなにすごい音がするの?


しかも陣痛室だけに。



納得がいかない!とわめいても仕方ないので、とりあえず陣痛室へ。


しかし30分置きになり響く、



カーンカンカンカンカンカン



という甲高い音。





━─━─━─━─━─



次の日。


ピチュッピチュッピーピチュチュッ。


窓の外から小鳥のさえずりが聞こえてきます。


あぁ・・・すがすがしい朝!



って、一睡もしてないし _| ̄|○




なぜ、出産を控えた妊婦がこんな仕打ちに?


嫌がらせですか?


漏らしたかどうかもわからない妊婦への嫌がらせですか?



でもおかげさまで徐々に痛くなってきましたよ。


なんとなく気分も盛り上がってきましたよ。



なんてやっているところに、ヲタ夫到着。


表情を見ると・・・とにかく眠そうだ。




いや、まて。


こっちは一睡もしてないんだからね(#゚Д゚)




徐々に痛みが出てきたため、ベッドに横になりながら


ヲタ夫に背中を擦るように要求。



が・・・携帯をカチカチカチカチ。




私「ちょ、ちょっと。何してるの?


痛いんだから、背中を擦ってよ!」



ヲタ夫「あ、ごめん。陣痛の間隔を携帯に入力しておこうとおもって。」



私「そんなこといいから、擦ってってば!!」



しばらくすると陣痛は収まります。


だけど、数分後にまた再開。



私「痛い。擦って!」



ヲタ夫「・・・・・・・・・。」



私「痛いってば、携帯はいいからさ。って、ちょっと?」




ヲタ夫「スー、スー、スピー。」



振り返ると、携帯を片手に寝ているヲタ夫が。




コイツ・・・



使えねえ( ゚д゚)、ペッ






そんなこんなしてたら、母が到着。



のりこ母「あら、ヲタ夫君眠そうね。大丈夫?


夜は長くなりそうだし、一端帰って寝たら?」



いやでも、ねぇ。


病院でこうして妻が自分の子供を産むために


痛みと戦っているわけですよ。



そんな妻をおいて帰るわけ・・・





ヲタ夫「あ、いいですか?


じゃあお言葉に甘えて帰ります。」




って帰るのかよ!!



コイツ・・・



本当に使えねえ ヽ(`Д´)ノ









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これを書きながら、ヲタ夫が当日使えなかったことをムクムクと思い出し


「あなた、当日、役に立たなかったよね~。」


と今更ながらに怒ってみました。


すると


「マガジンの発売日なのに、読むの我慢してたんだよ!そこを評価してよ!」


と言われました。


つ・・・使えねえ( ゚д゚)、ペッ