ヲタ夫 メイド喫茶に行く ① | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。


それは、ちょうど1年前の出来事。


ヲタ夫がAKB48にはまる前の、まだ寒い時期の話。



プルルル・・・プルルル・・・


ヲタ夫の携帯が鳴った。


(この頃の着信音はまだAKB48の曲じゃなかったわ~。はぁ・・・。)




ヲタ夫「うん、うん、うん。


わかった。じゃあ○日○時に改札で。」





電話を切るヲタ夫。




私「誰かと遊ぶ約束?」




ヲタ夫「うん。地元の友達Yが今度東京に来るんだって。


どこか、東京の有名スポットに行きたいって言うんだけど。」




ヲタ夫の地元は福岡。


遠方からわざわざ東京に来てくれるのだから


是非とも東京を楽しんでいっていただきたいものだ。



私「ふーん。


まあ、丸ビルか六本木ヒルズあたりが無難なんじゃないの?」



表参道ヒルズや東京ミッドタウンはちょっと敷居が高いか・・・


それともここはベタに東京タワーなんかも捨てがたいかしら・・・なんて思っていたのだが、





ヲタ夫「・・・・!!


そうか、その手があったか!!


でも、もう場所は決めちゃったんだよね。









秋葉原のメイド喫茶に。


(´∀`)」







オイ!


それ、東京の有名スポットなの?!



生まれも育ちも東京の私としてはどうにも納得できないんですけどっ!!




ヲタ夫「いや、Yの希望なんだよ。」







ヲタの友はヲタ・・・というべきか。




じゃあ、最初から”東京の有名スポットに行きたい”なんて言わずに


”メイド喫茶に行きたい”と言えっ!





ヲタ夫「いや、もちろん俺の希望でもあるんだけどね。


いや~楽しみだなぁ(´∀`)」








実は、意外にもヲタ夫はメイド喫茶未体験。


以前から『一度は言ってみたい』と頻繁に口にしていたのだが、機会がなかったのだ。


しかし、福岡から友人が出てくるという最大のチャンスが巡ってきたヲタ夫。


前日からネットで秋葉原のメイド喫茶の場所やシステムを勉強し、


いそいそと出かけていった。










当日、あいにくの雨模様。


・・・とはいっても、行き先は喫茶店。


天候は関係ない・・・はずだったのだが・・・。




福岡からやってきた友人Yと秋葉原で落ち合ったヲタ夫。


メイド喫茶の有名店といえば「@homeカフェ」という店だが、


そのまま有名店に行くのもつまらないということで、


メイド喫茶の隠れた名店を探すために秋葉原の町を歩き回る二人。




ヲタ夫「あっちが怪しいな。」


(怪しいのはお前らだよ!)



友人Y「いやいや、あっちの道がヲタっぽい雰囲気がするぞ?」


(自分達をたな上げしてよく言うよ!)



寒い雨の中1時間以上、歩き回るもなかなか見つからず。


メイド喫茶は、素人にはわかり難い場所にあるようだ。


友人Y「もうどこでもいいから入ろうよ。メイドさん、いなくてもいいから・・・。」


諦めかける友人Y。


気がつけば足元は雨でびしょ濡れ、傘を持つ手がかじかみ感覚もない。


しかし、ここで諦めては桃源郷(メイド喫茶)にはたどり着けないのだ!


ヲタ夫「諦めるな、Y!!

ここでうけた試練の傷は、必ずや、必ずや、メイドさんが癒してくれる!

そう信じて頑張るんだ!!」



まだ見ぬメイドさんに思いをはせ、疲れた体を奮い立たせる二人。



友人Y「そうは言っても、

このまま闇雲にアキバ中を歩いたところで埒が明かないよ。」



そんな中、ヲタ夫の目に右へ左へと足早に道を歩いていくオタク達の姿が目に入った。



ヲタ夫「そうだ!メイド喫茶を探すんじゃなくて

”いかにもメイド喫茶に通っていそうなオタク”を探して、

そいつの後をつければいいんだよ!」


友人Y「それだっ!」



というわけで、二人はメイド喫茶を探すことをやめ、


”いかにもメイド喫茶に通っていそうなオタク”探しをすることに。


(趣旨が変わりすぎだろっ!)





友人Y「今のどう?」


ヲタ夫「奴が持っている紙袋を見たか?

あの大きさは絶対フィギュア関係だ。

メイド喫茶ではなくて、単純にグッズを買い込みに来た可能性が高いな。」



ヲタ夫「あいつは?」

友人Y「あれはアイドルイベント関係だろ。

背中のリュックから女の子の写真プリントの団扇が見えてるぞ。」


刑事(デカ)気分で街行くオタクを品定めヲタ定める二人。


太陽にほえろ風にいうと、ジーパン刑事(デカ)ならぬ、ヲタ刑事(デカ)1号・2号といったところか。





品定めヲタ定めを開始して30分が経過したところで、一人のオタクが二人の目に止まった。


友人Y「どう?」


ヲタ夫「いいね」



ここにきてやっと、待ちに待った


『いかにもメイド喫茶に通っていそうなオタク』を発見!!


(このオタクもこの二人に『オタクっぽい』と言われているのを知ったらさぞかし不本意でしょう。)






ヲタ刑事1号・2号は、早速この”いかにもメイド喫茶に通っていそうなオタク”の尾行開始。


(オタクが非常に多く登場して読みづらくなっております。ご了承下さい。)



足早に進むオタク。


傘に隠れながらその後を必死に追うヲタ刑事1号・2号。




しかし、このオタク。


明らかに目的地があるような歩み方なのだが、


一向にその目的地に到達する様子がなく歩き続ける。




10分程歩いただろうか。


気がつけば、秋葉原の隣駅の「末広町」付近。




「もしかして、このオタクの目的地は末広町の駅だったのか・・・」


絶望的な状況になり、疲労感に襲われるヲタ刑事1号・2号。


しかし、オタクは末広町の駅を通り越して更に進む。


その後、さらに数分間尾行したところで、オタクは大通りから急に脇の路地へ。


ヤバイ!まかれる!


追って路地に入るヲタ刑事1号・2号。




・・・しかし、そこには既にオタクの姿はない。




無駄足に終わってしまったか・・・


そう思い、ふと脇を見ると看板が。




「メイド喫茶 MERRY ○○○」





キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!





予想通り、いや、予想以上の展開に


ヲタがい(お互い)にんまりするヲタ刑事1号(ヲタ夫)と2号(友人Y)であった・・・。






②へ続きます。






本物の刑事さん!この挙動不審な二人のヲタを捕まえて!!

↓ ↓ ↓
クリックお願いします。

いつも応援ありがとうございます。

1日1クリックしていただけると励みになります。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


次記事からはメイド喫茶に行ったことのある方にとっては面白くないかもしれません。


あしからず。


それどころか、既に1年も前の出来事なので、ヲタ夫も私も記憶があやふやで


記事になるのかどうか・・・。



でもがんばって思い出します!


YES WE CAN !!  by wobama