「子どもの食を有機にすること!これが今一番の緊急課題」ワールドフォーラム2020年2月
【ご講演/講師】メダカのがっこう 理事長 中村 陽子 先生:
「自給自足くらぶ」主宰/「学校給食を有機にする会」他アドバイザー
食べもの変えたいママプロジェクト
子どもの食を有機にすること!これが今一番の緊急課題
Moms Across Americaというアレルギー・自閉症・発達障害に悩むアメリカのお母さんの活動が成果をあげている。
・NON-GMO(非遺伝子組み換え食品)と農薬を使っていない有機食品に変えると、子供たちの症状が改善したので、全米のお母さんたちが立ち上がった。
・5年間で全米のスーパーの棚にNON-GMOと有機の棚を設置させた。
・アメリカでのNON-GMOの売り上げは急上昇。
・日本のNON-GMOの輸入量が減り、GMOの輸入量が増加。日本は世界の在庫処分場になっている
・日本のおかあさんもGMOと農薬から子どもたちを守るために2017年Mams Across Japanを立ち上げた。→食べものを変えたいママプロジェクト
◆殺虫剤ネオニコチノイド系農薬の問題点
・3か月以上長期残留する。
・長期に残留するので、使用回数を半分にしても虫の害から作物を守るので、減農薬や特別栽培など使用される。
・残留している米や野菜や果物を食べることになるので、人の健康にもよくない。顕著なのは物忘れ。
・脳かく乱物質で、ミツバチが巣に帰れなくなり激減→フランス、EU、スイス、トルコ、台湾、韓国等では規制か禁止
・まだ脳関門が未熟な子供の脳に入ると、発達障害になる。
★ネオニコチノイド系農薬は脳かく乱物質
日本の出生率は10年で10%下がっているのに次世代の担う子どもたちがうまく育っていない!
これは本当に大変だ野生生物としては失格だ!次に良い遺伝子が繋げていないってことだからみんな本気になって考えて!
◆食環境の悪化はいつから
・有吉佐和子さん「複合汚染」に出てくる農薬や保存料は1953年ごろから始まり1970年代にピークをむかえる。→1970年ころからアトピー
・1972年塩田廃止により、微量ミネラルが含まれていた塩が塩化ナトリウムの塩に変わった。→血液や体液などの原料になる塩分の劣化
・1996年ころから始まった遺伝子組み換え作物と同時に除草剤グリホサートの使用量が増加の一途→グルテンアレルギーや胃腸障害
・2000年ころから殺虫剤ネオニコチノイド系農薬の使用が始まった→ハチの巣ごと大量死や、子どもの多動性などの発達障害
★除草剤 ラウンドアップの問題点
・ラウンドアップは、グリホサート41%と石油系残差物59%で構成されており、毒性は後者の方が数倍強い。モンサント社はこの事実を隠していたが、セラリーニ教授によって明らかにされた。
・遺伝子組み換え作物がラウンドアップ耐性のため、遺伝子組み換え食品を摂取すると体内に入ってくる。
・ラウンドアップは草を枯らすのと同じしくみで、人間の小腸繊毛の腸内細菌が栄養(アミノ酸)を造れなくしている。
・腸の機能の低下、リーキーガットを引き起こし、これにより、グルテンアレルギーや胃腸障害が増加している。
・人間の免疫力の要である腸の働きを止めるので、あらゆる病気を発症しやすくなる。
・腸内に自閉症や学習障害を引き起こす細菌を増やす。
◆グリホサート残留基準 2017年大幅緩和
種子法廃止と深い関係がある。グリホサートは種とセットで販売
★ラウンドアップは腸の働きをストップする。
【メダカのがっこう】
私たちは、命を優先する農家と手を結び生きる環境と安全な食料に困らない日本を次世代に残せるような先祖になります。
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ワールドフォーラム2020年2月 40周年記念講演会 第3弾
「大地も人も、腸能力で蘇る!」 ウィルス騒動に世界の実相をみつめ、大地に向かう
【ご講演/講師】
メダカのがっこう 理事長 中村 陽子 先生:
「自給自足くらぶ」主宰/「学校給食を有機にする会」他アドバイザー
アメノウズメ塾 歯科医師 杉田 穂高 先生:
(杉田歯科医院 院長/日本根本療法協会 理事)
【質疑応答セッション】
中村 陽子 先生 × 杉田 穂高 先生/進行 さくら
ワールドフォーラム2020年2月40周年記念講演会 第3弾
【詳細ページ】https://worldforum.jp/information/2020/0211.html