ウランバートル Улаанбаатар④ ~なかなかしんどいゲル宿泊(寒い)
モンゴルと言えば、移動式住居のゲル。昼のツアーに参加した後は、みんなと別れて国立公園に残り、ゲルに泊まりました。* * *16:30頃、ツアーの車は、私が泊るゲル集落まで送ってくれた。アリヤバル寺のふもとにあるゲル集落。みんな車を降りて、私の泊るゲルに入ったり組み立てているゲルを鑑賞したり。ゲルを建てるのって大人3人いれば30分くらいでできるそうだ。崩すのはたったの15分。てことは、休憩だったりもろもろ余裕を見て1つ1時間、8時間働いたら8張のゲルが作れる。と、こんな計算をしちゃうあたりなんかもーw彼らはそんな計算、労働生活の中にいない。焦る必要なんてないものな。明日は別のドライバーさんが迎えに来てくれるとのこと。ツアーメンバーはみんな同じ宿なので、また明日。みんなと別れたら独りぼっち。夕飯は19時頃に呼びに来てくれるという。ふらふらしてみたけどすぐ終わった。やることがない。私の泊るゲル。独占。ドアにカギはかからない形式なので、荷物はもう信じて置きっぱなし。コンセントに電気は通っていなかった。これから通すのかは不明。やはり充電器は必須。気づいたら2時間もお昼寝して、すっかり暗くなってました。なんでかずっと眠いんだけど、標高が高いからかしらね?関係ない?19時ころにいただいた夕飯は、山盛りの牛肉入り焼きそば。ほとんど車に乗ってただけなのでお腹すかず、すみません残してしまいました。昨日のハンバーグよりおいしかったのに。コールスローも悪くなかった。世界一周中と今、変わったことの一つは、食にがっつかなくなったこと。お金の節約も、次にいつご飯を食べられるかの不安も、気にしなくていい。すぐ日本に帰ったら好きなものを食べれるからな。贅沢だなぁ。皆が暮らしているらしいゲルは、2つつながっていて、キッチンがありテレビがある。棚の上に使った食器が溜まっているのは、水道がなくまとめて洗いに行くからかな。可愛いちびっこ2人の、にゃんこの扱いが見ていてはらはら。ナデナデしたと思ったら尻尾を引っ張ったり叩いたり、なんと素晴らしいアメとムチ戦法。虐待するような生活文化はないだろうが、距離の近い関係だからこそできることだろう。猫を怒らせたら恐いとかないんだろうなー。なんとも嬉しい偶然。もう一人、同じゲル集落に泊っている客人が日本人だったのだ。こんなところで日本人とかぶるなんて!宿の人たちは英語が話せないので、完全に独りぼっちだったのでした。しんたさん、長々とお話にお付き合いいただいてありがとうございました!それぞれの旅行話で盛り上がり、楽しく過ごせました。話しているうちに10時すぎ。外はキンキンに寒くて、星空は思ったほど見えなかった。雲のせいか、周囲の電気かな?(公園だけど、宿泊ゲル施設があちこちで明るかった)寝床のゲルではストーブを焚いてくれて、すぐにむわっとするほど暑くなった。夜中にまた星を見ようかな、とか思いながらすぐに寝ちゃった。夜中の2時頃、寒すぎて目が覚めた。ストーブが消えている。そうだよね、燃料なくなれば消えるよね、、、最近の夜は0℃前後。寒すぎて動くのも億劫だったけど、なんとか奮起し、上着を着、他のベッドから毛布を2枚もってきた。ゲルの天井から月が煌々と明るいのが見えたけど、外に出るどころじゃない。あとは眠気が来るのに任せて、重たいベッドの中でひたすら寒さに耐えた。↑寒すぎた記念にタイマーで写真を撮るなどw朝。6時頃、女の子が暖房をつけに来てくれた。「寒かった?」って、、、死ぬほど寒かったよ!!!w乾燥させた牛馬の糞が燃料。全く臭くないよ。東チベットのゆうきさんの家でも燃料は同じだったな。こわばった身体が温まり、ようやく外に出る決心がついたぜ。出てみればいい天気!寒いけど日差しが強くて暖かく、空気がキリっとしてて一番好きな感じ。今回の旅行でベスト1of気持ちよさそう。しんたさんと子供たち。彼らはまったく人見知りをしなくて、言葉は通じないとか関係なくがつがつ遊んでくる。朝飯はホーショルの中身ないver。奥にあるプルーン味のジャムが、変な色だけどおいしかった。着色料を使ってないからこんな色なんだろう。青空が気持ちよく、寒いので遠くまで澄んで見える感。しんたさんと坂の上の方まで散歩にぶらぶら来てみたが、坂はどこまで上っても終わらなかった。しんたさんは馬でぐるっと、この見える一帯を散歩したそうだ。それもなかなかいいなぁ。11時頃に、ドライバーさんが迎えに来てくれた。しんたさんとお別れして、一足早くウランバートルの街へ。車の中ではもうぐっすり、、、なんか、モンゴル寝てばっかりだな、、ゲルの夕飯写真を送ったら、家族の反応がひどいwおいしいモンゴル料理だってあるんだからね!(伝え下手)* * *このゲル1泊ツアー、いくつかのツーリストデスクで比較した。結果、泊っているzaya hostelが最安だった。参加人数で前後するけど、それを鑑みてもzayaが安い。①zaya hostel内訳(日帰り5人参加、1泊は自分のみ)└ツアー代 $15($75÷参加人数、人数少ないと$70にまけてくれる)└翌日のお迎え代 $20└ホームステイ代 40,000トゥグルグ└チンギスハン像 8,500トゥグルグ└アルヤパラ寺 2,000トゥグルグ---$35+50,500トゥグルグ≒$58(約6,400円)zayaのいい所は、自分のスケジュールを聞いてプランを考えてくれるところ。私が鉄道で北京へ行くスケジュールをふまえてプランを立ててくれた。また、他に参加したい人がいないか、オーナーさんが宿のみんなに聞いてくれること。日本人ドライバーの斡旋も可能なところ。②Golden Gobi ゲストハウス内訳(日帰り3~4人参加、1泊は自分のみ)└ツアー、翌日のお迎え、ホームステイ、乗馬 $78└チンギスハン像 8,500トゥグルグ└アルヤパラ寺 2,000トゥグルグ---$78+10,500トゥグルグ≒$83(約9,070円)ウランバートルで、日本人に有名なゲストハウス。ここなら日本人も外人も多く泊まっているから、グループツアーの参加者を募りやすそう。③モンゴルの知合いの知合いが組んでくれた1泊ツアー内訳(参加は自分のみ、1泊)└ホームステイまでの往復 200,000トゥグルグ└ホームステイ代 100,000トゥグルグ---300,000トゥグルグ≒$136(約15,000円)※あちこち回って紹介してくれるのかは不明④町中のツーリストオフィス$400~宿泊先はテレルジではなく、もっと遠い国立公園。ちなみに、ゴビ砂漠ツアーは最低5日からアレンジ可能。(Golden Gobiゲストハウス)GWで来るならギリギリ行ける日程だ。人数次第で金額が変わるのでこの時は聞けなかった。ウランバートル初日に、町中を歩き回りながら聞いて回り、自分の足で稼いだ情報!あちこち聞いた甲斐はありました。結論:zaya hostelまじでおすすめです。* * *にほんブログ村