母の日が終わったと思ったら、次は父の日。。
バースデーやら、何ちゃら含めたら、けっこう忙しい贈り物仕事。。
プレゼント決めは、全て私の仕事なので、毎回、ネタ辛いっす。。
父の日は、準備完了。。
私、仕事早いんで。。
父の日近くになると、思い出されることがある。。
その前に、宇宙人みたいな弟のことを軽く説明しとこう。。
奴とは、何十年も口すら聞いてない。。
というのは、弟はIQが高く、天才とバカの境目みたいな奴で、全く理解不能。。
ただ、私と比較すると、小さい頃から、抜群の記憶力、発想力、数学力、観察能力などあらゆる面で、私より遥かに上回っており、同じお腹の中からでてきたとは思えないほど、スペックが違うというのはわかったので、劣等感は多少なりともあった。。
あれは、小学生の時。。
父の日近くの弟の授業参観日、母が激怒しながら帰ってきた。。
何があったかと聞くと、弟の授業参観日、作文をひとりひとり「お父さん」について、発表したらしい。。
天才少年、弟君の番になると
「僕のお父さんは、なまけものです。」
という衝撃的な一文から始まったそうな。。
つかみはOKだ。。と私なら、ニヤニヤしちゃうとこだが、たくさんの保護者も来ている前で、発表された母からしたら、たまったもんじゃない。。
更に続く。。
「いつも寝てばかりいて、ゴロゴロしてます。
うちにいても、なにもしません。」
などなど、父の日頃のだらしなさを、せきららに発表して、一言もフォローなく終わったそうな。。
他の子は全員、お利口さんに「お父さん、ありがとう」を発表しているのに、天才少年だけ残念な父親の悪口の作文発表。。まさしく親の顔が見てみたい作文だ。。
ちなみに、うちは関西ではないので、お笑いのノリは一切許されない状況なので、母親の引きつりようといったらとんでもなかったと思う。。
母親がキャンキャン叫んでいた。。
「お父さんだって、いいところあるでしょ！ちゃんと働いているじゃない！」
とはいえ、天才少年には「反省」と言う文字は
存在しない。。ケロリとしている。。
天才を育てるのも大変だなぁと、いつも陰ながら凡人は思っていたのだった。。
というわけで、父の日近くになると
「僕のお父さんは、なまけものです。」
いまだにリフレインされるフレーズなのだ。。
奴は、やっぱり天才かもしれん。。
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