トータスキッズαの実践を、障害者雇用の未来へ
先日、横須賀市からお声かけをいただき、横須賀市主催「令和8年度第1回ビジネスミーティング」に、トータスキッズ代表として登壇させていただきました。
今回、第1部のテーマは「障害者雇用」。
約100名の企業・団体の皆さまを前に、トータスキッズαで積み重ねてきた子どもたちの実践と、その先にある「働く未来」についてお話ししました。
振り返れば、私たちが「スタートアップオーディション in Yokosuka」に挑戦したのは2017年。
当時4名でスタートしたトータスキッズαも、現在は24名の子どもたちが学ぶ教室になりました。
小さく始まった実践が、約10年の時を経て、こうして地域の「障害者雇用」を考える場につながったこと。
少し感慨深い時間でもありました。
「働く力」は、働く直前につくるものではない
トータスキッズαで大切にしているのは、単にITスキルを身につけることではありません。
一人ひとりを丁寧にアセスメントし、
その子の強みは何か。
今、どこまでできるのか。
どんな支援があれば、もう一歩進めるのか。
そこを見極めながら、PCスキル、コミュニケーション、自己理解、社会性などを、ITや地域での実践活動を通して育てています。
そして、その変化を感覚だけで終わらせず、評価し、見える形にしていく。
子どもの頃の小さな「できた!」を、未来の「働けた!」につなげていく。
それが、トータスキッズαの実践です。
企業の皆さまからは、障害者雇用について「採用しても、その後の定着が難しい」という声も聞かれます。
だからこそ、就職する直前だけではなく、もっと前からできることがあるのではないか。
子どもの頃から少しずつ「社会の中で力を発揮する経験」を積み、企業や行政、地域の皆さまとつながりながら、就労、そしてその先の定着までを見据えていく。
そんな仕組みを横須賀からつくっていきたいと考えています。
「やってよかった」が続いていく未来へ
もちろん、10年間、うまくいったことばかりではありません。
やってみて、失敗する。
考えて、変えて、またやってみる。
私たち自身も、子どもたちと同じです。
その試行錯誤の積み重ねが、今のトータスキッズをつくってきました。
そして、その先に目指したい未来があります。
子どもたちがいつか、
「あのとき、頑張ってよかった」
と思えること。
自分らしく社会の中で力を発揮し、「働くこと」がその人の人生の豊かさにつながっていくこと。
そして、その成長を支えるスタッフの専門性と実践もまた、きちんと評価されていくこと。
多くの人に知られることそのものが、私たちの目的ではありません。
本当に必要としてくださる人と出会い、
子どもたちにも、
ご家族にも、
スタッフにも、
「やってよかった」
を一つずつ増やしていくこと。
横須賀という地域から、子どもたちの「できた!」の先にある未来を。
これからも地域の皆さまと一緒に、つくっていきたいと思います。
横須賀市経済部の皆さま、そして当日お話を聞いてくださった皆さま、貴重な機会をありがとうございました。
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「困った…」を
「できた!」に変える支援の場
トータスキッズ
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