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スクリーンを彩る男優&女優たち

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「正義と悪」!

映画の中で、「悪役(ヴィラン)」が魅力的であればあるほど、物語の完成度は高くなります。今日は、「映画の中の悪女たち」を取り上げてみました

 

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「ヴィラン(悪役)特集」

/女優編(海外)

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もともと「ヴィラン」とは、「スーパーマン」「マイティ・ソー」などのアメリカンヒーローに代表される勧善懲悪モノに出てくるヒーローの敵役を指しますが、ここでは「悪役、憎まれ役」という解釈で紹介させていただきます。今回は、単に強い悪役というより「悪女」にスポットを当ててみました。さて、あなたは誰が一番怖い?

 

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ニコール・キッドマン(スーザン)

 

「誘う女」/1995年

実話をもとにつくられたサスペンススリラー!若き日のニコール・キッドマンの可愛さと、したたかさが恐ろしい!彼女は「冷たい月を抱く女」でも怖い女を演じてます

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ロザムンド・パイク(エイミー)

 

「ゴーン・ガール」/2014年

夫を巧妙なワナにはめるセレブ妻。ロザムンド・パイク演じるミステリアスな美女に釘付けですが、近年で最もぞっとする悪女です!

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アリシア・シルバーストン(ダリアン)

 

「ダリアン」/1993年

この映画がデビューの、アリシア・シルバーストン主演の初々しいお色気悪女物語。頭が良すぎて友だちの少ないお金持ちのワガママ娘のやることがエグい!

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アーゴット・ロビー(ハーレイ・クイン)

 

「スーサイド・スクワッド」/2016年

ジョーカーに惚れてる人気者だけど狂ってる(笑)、可愛くてスタイル抜群で独特のメイクは一度見たら忘れられません。どこまでもぶっ飛んでます!

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グレン・クローズ(アレックス)

 

「危険な情事」/1987年

アレックスの狂気は、背筋が凍りつき思わず飛び上がってしまうほどの恐怖で、あのウサギのシーンはもちろん、彼を見つめる目の怖ろしいこと!。彼女はディズニーの「101」でもクルエラ・デビル役の悪女をコミカルに演じてます

 

*以前レビューしています

「危険な情事」

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ティルダ・スウィントン(白い魔女)

 

「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」/2005年

ディルタ・スウィントンの氷のように冷たい表情を持つ白い魔女が印象的でした。彼女は「少年は残酷な矢を射る」で難しい母親の役を演じています

 

*以前レビューしています

「少年は残酷な矢を射る」

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キャッシー・ベイツ(アニー)

 

「ミザリー」/1990年

笑顔の裏にも不気味さがあり、ただただ怖かった!この映画でアカデミー賞主演女優賞を獲得しています。個人的にはアニーが一番怖い!初めて観た時の衝撃は忘れられません!

 

*以前レビューしています

「ミザリー」

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ジョディス・アンダーソン(タンヴァース婦人)

 

「レベッカ」/1940年

ヒッチコック監督作品!マンダレイの使用人で生前のレベッカを崇拝しており、新しい女主人のジョーン・フォンテインを精神的に追い詰めていきます「さあ、飛び降りなさい。怖がらないで!」

 

*以前レビューしています

「レベッカ」

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マリナ・ド・ヴァン(タチアナ)

 

「海をみる」/1997年

フランソワ・オゾン監督作品。わずか60分弱の短編映画ですが侮ってはいけません!マリア・ド・ヴァンが画面に出てくるだけで不安に駆られます。万人受けする映画ではありませんが、女は怖いと心底感じた凄い映画です!

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レベッカ・デモーネイ(ペイトン)

 

「ゆりかごを揺らす手」/1992年

レベッカ・デモーネイの美しい顔が恐怖を倍増させます。無表情の冷ややかな眼差しは脳裏に焼き付いてはなれません!

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レナ・オリン(モナ)

 

「蜘蛛女」/1994年

悪女の蜘蛛の女の糸に絡まったら、どんな男も逃げられない・・狡猾で残忍な女!情け容赦のない女殺し屋が怖い!

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ベティ・デイビス(ジェーン)

 

「何がジェーンに起こったか?」/1962年

とにかくベティ・デイビスが怖かった~あの笑い声がいつまでも耳に残ります。ジョーン・クロフォード演じる姉の可愛がっていた小鳥を・・・これ以上書けません!彼女は、「偽りの花園」でも圧巻の演技の鬼嫁ぶりが怖い、怖い!

 

*以前レビューしています

「何がジェーンに起こったか?」

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シャロン・ストーン(キャサリン)

 

「氷の微笑」/1992年

シャロン・ストーンの腹をくくった悪女ぶりが凄い!マイケル・ダグラスでなくとも、あの怪しげな美貌に騙され深みにハマっていくんでしょうねえ~例の椅子に座って足の組み換えシーン・・・危ない匂いがプンプンしますが騙されてみたい(笑)

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キャスリーン・ターナー(マティ)

 

「白いドレスの女」/1981年

男が抗えない色気の、この映画がデビュー作となったキャスリーン・ターナー。男より女の方がしぶといですねえ~彼女は「シリアル・ママ」でも、社会ルールを守らない奴等に制裁を加える怖い女を演じています

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ナターシャ・ヘンストリッジ(シル)

 

「スピーシーズ・種の起源」/1995年

シリーズ化されたSFホラー!ナターシャ・ヘンストリッジ扮するエロティックで怖ろしいエイリアンが見もの!シリーズの中ではこの一作目が抜群に面白いですが、かなり過激なシーンがありますからご注意を(笑)

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ナタリー・ポートマン(ニナ)

 

「ブラック・スワン」/2010年

「レオン」のナタリー・ポートマンは、この映画でアカデミー主演女優賞を受賞しています。バレリーナの苦悩と葛藤を描くサイコスリラーですが、母親役も怖かったです

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オドレイ・トトゥ(アジュリク)

 

「愛してる、愛してない・・・」/2002年

「アメリ」のオドレイ・トトゥ主演映画!キャッチコピーの「あなたがバラをくれたから、私は心にケガをした」の通り、精神をきたした女性の恐怖を描くサイコサスペンス!恐ろしさはずば抜けており”怖さ”が違います!

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イザベル・アジャーニ(アデル)

 

「アデルの恋の物語」/1975年

フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの次女アデルの狂気的な恋を描いたトリフォーの名作!イザベル・アジャーニの異常なほどの美しさが哀しい。70年代の大好きな映画の一本ですから、いつかレビューします!

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げに怖ろしきは女なり!

 

思いつくまま挙げてみましたが、見たこともない映画も多くあり、また、忘れている映画もたくさんあるでしょうから、それは次の機会で!

 

みなさんはどんなヴィラン(悪役)を思い出しますか?