浜名湖での「第9回クイーンズクライマックス&シリーズ戦」

PGⅠクイーンズクライマックスのトライアル最終日と、
GⅢシリーズ戦の準優日を迎えました。



(平山智加選手と平高奈菜選手)

(遠藤エミ選手)

(守屋美穂選手)

(大山千広選手)

(小野生奈選手)

(平山智加選手)

(香川素子選手)

(松本晶恵選手)

(寺田千恵選手)

(田口節子選手)

(細川裕子選手)

(岩崎芳美選手)





さて今日のレース結果は、

1R ③土屋 千明 3コースまくり差し
2R ①佐々木裕美 1コース逃げ
3R ②今井 美亜 2コースまくり
4R ③岸  恵子 3コース差し (3連単34970円)
5R ②中川 りな 2コース差し
6R ①原田 佑実 1コース逃げ (3連単10690円)
7R ④倉持 莉々 4コースまくり差し
準優8R ①山川美由紀 1コース逃げ
準優9R ②竹井 奈美 2コースまくり
準優10R ①海野ゆかり 1コース逃げ
TR11R ②平山 智加 2コース差し
TR12R ②平高 奈菜 2コース差し


【今節上がりタイムベスト5】
1 守屋 美穂 1'47"8 (4日目12R)
2 守屋 美穂 1'48"2 (3日目12R)

3 竹井 奈美 1'48"3 (4日目5R)
3 金田 幸子 1'48"3 (2日目10R)
3 堀之内紀代子 1'48"3 (2日目9R)
3 堀之内紀代子 1'48"3 (初日11R)
(※赤字はクイーンズクライマックス)

【今節の部品交換状況】
水口 由紀 ②リング2本、③シリンダ
岩崎 芳美 ④リング1本
岸  恵子 ②リング2本・ピストン2個、③リング4本・ピストン2個・シリンダ
五反田 忍 ②リング1本、⑤電気一式
香川 素子 ③リング4本・ピストン2個・シリンダ
大瀧明日香 ②ギヤケース
宇野 弥生 ④ギヤケース、⑤リング2本・クランクシャフト
長嶋 万記 ③リング2本・キャリアボデー
土屋 千明 ②クランクシャフト、⑤リング2本
川野 芽唯 ③ギヤケース
今井 美亜 ③キャリアボデー
土屋実沙希 ②リング2本
中川 りな ②リング3本・キャリアボデー、②キャリアボデー、③リング1本、④リング3本・キャリアボデー、⑤キャブレター
高田ひかる ①リング1本、②ギヤケース・電気一式、④リング1本
西橋 奈未 ④リング2本・シリンダ
(※○内の数字は大会○日目)
(※赤字はクイーンズクライマックス組)


【今節支部別1着回数】
岡山支部 9勝 (堀之内③、金田②、守屋②、樋口①、勝浦①)
福岡支部 8勝 (竹井③、小野生①、渡邉優①、高田綾①、中川①、大山①
東京支部 7勝 (富樫②、渡辺千①、廣中①、平田①、中澤①、倉持①)
静岡支部 7勝 (池田浩②、三浦②、山下友②、長嶋①)
香川支部 6勝 (山川美④、平山①平高①
広島支部 6勝 (海野④、角②)
三重支部 4勝 (高田ひ③、塩崎①)
山口支部 4勝 (佐々木④)
愛知支部 3勝 (谷川②、大瀧①)
福井支部 2勝 (今井美②)
徳島支部 2勝 (岸②)
群馬支部 1勝 (土屋千①)
大阪支部 1勝 (原田①)
滋賀支部 0勝
埼玉支部 出場なし
兵庫支部 出場なし
佐賀支部 出場なし
長崎支部 出場なし
(※赤字はクイーンズクライマックス組)

【今節コース別1着回数】
1コース 28勝 (逃げ27、抜き1) ※イン1着率47%
2コース 17勝 (差し13、まくり4)
3コース 7勝 (まくり4、まくり差し2、差し1)
4コース 5勝 (まくり差し2、まくり1、差し1、抜き1)
5コース 2勝 (まくり1、まくり差し1)
6コース 1勝 (抜き1)






まず話題はPGⅠクイーンズクライマックスから。

トライアル3日目の結果は以下のとおり。

【トライアル3日目11R結果】
1着 ②平山 智加 2コース ST.12
2着 ①寺田 千恵 1コース ST.15
3着 ④遠藤 エミ 4コース ST.14
4着 ⑥大山 千広 6コース ST.21
5着 ⑤松本 晶恵 5コース ST.24
6着 ③香川 素子 3コース ST.12
決まり手=差し

【トライアル3日目12R結果】
1着 ②平高 奈菜 2コース ST.01
2着 ①小野 生奈 1コース ST.02
3着 ④田口 節子 4コース ST.17
4着 ⑤守屋 美穂 5コース ST.11
5着 ③細川 裕子 3コース ST.07
6着 ⑥岩崎 芳美 6コース ST.16
決まり手=差し


11Rは②平山選手が2コース差し一閃。
2着に①寺田選手、3着に④遠藤選手が入り、
3連単②①④で2050円の4番人気決着に。


前日得点率6位だった平山選手が、
2コースから鮮やかに差し切って
クイーンズクライマックス通算7本目の1着に。

【クイーンズクライマックス1着回数ベスト5】
1 遠藤 エミ 8勝
2 平山 智加 7勝
3 松本 晶恵 6勝
4 日高 逸子 5勝
4 小野 生奈 5勝

これで2・4・1着の25点として
トライアル3位通過となりました。


寺田選手はイン逃げならず無念の2着。
5・5・2着の19点でトライアル8位に終わり、
クイーンズクライマックス6年連続優出はなりませんでした。


遠藤選手は4コースからきっちり差して3着連絡み。
6・5・4号艇で3・3・3着にまとめ、
21点のトライアル6位で優出切符を掴みました。


大山選手は1周目6番手の苦しい位置から
道中追い上げて4着でゴール。
4・1・4着の22点でトライアル5位通過です。


松本選手は5コースから5着に終わり、
4・6・5着の15点でトライアル10位に。

香川選手は道中粘り切れず6着に沈み、
3・2・6着の20点でトライアル7位の次点に。
結果的にもし5着なら優出できていただけに、
悔やまれる一走となりました。



12Rは②平高選手が2コース差し一閃。
2着に①小野選手、3着に④田口選手が入り、
3連単②①④で1690円の8番人気決着に。

今日は2レースとも3連単②①④となりました。


平高選手がコンマ01から2コース差しを決めて
クイーンズクライマックス通算3本目の1着に。

平高選手はこれが今年92本目の1着。
今日の時点で今年の女子最多勝が確定しました。

【今年1着回数ベスト5(女子)】
1 平高 奈菜 92勝
2 守屋 美穂 89勝
2 小野 生奈 89勝
4 平山 智加 87勝
5 竹井 奈美 84勝

これで2・2・1着の28点まで伸ばし、
逆転でトライアル1位通過です。


小野選手はインからコンマ02まで踏み込むも
差し切りを許して無念の2着。
1・4・2着の25点でトライアル4位通過に。


田口選手は4コースから握って回って3着。
5・3・3着の19点でトライアル9位に終わりました。


守屋選手は5コースから4着に敗れて
シリーズリーダーの座を明け渡すことに。
1・1・4着の26点でトライアル2位通過です。


細川選手は3コースからまくり差し不発で5着。
6・6・5着の13点でトライアル11位となり、
クイーンズクライマックス初優出はなりませんでした。


岩崎選手は6コースから展開なく6着。
クイーンズクライマックス初陣は枠番にも恵まれず、
6・5・6着の13点でトライアル12位となりました。





最終的なトライアルの得点状況と、
明日の出走レースは以下のとおり。
(※カッコ内は前日得点率順位。〇内は選出順位)
1(2) 平高 奈菜④ 28点 2・2・1着 優勝戦12R1号艇
2(1) 守屋 美穂① 26点 1・1・4着 優勝戦12R2号艇
3(6) 平山 智加② 25点 2・4・1着 優勝戦12R3号艇
4(3) 小野 生奈③ 25点 1・4・2着 優勝戦12R4号艇
5(4) 大山 千広⑤ 22点 4・1・4着 優勝戦12R5号艇
6(7) 遠藤 エミ⑪ 21点 3・3・3着 優勝戦12R6号艇
――――――――――――優出ボーダー――――――――――――
7(5) 香川 素子⑨ 20点 3・2・6着 順位決定戦10R1号艇
8(10) 寺田 千恵⑥ 19点 5・5・2着 順位決定戦10R2号艇
9(8) 田口 節子⑫ 19点 5・3・3着 順位決定戦10R3号艇
10(9) 松本 晶恵⑦ 15点 4・6・5着 順位決定戦10R4号艇
11(12) 細川 裕子⑧ 13点 6・6・5着 順位決定戦10R5号艇
12(11) 岩崎 芳美⑩ 13点 6・5・6着 順位決定戦10R6号艇
(※1着10点、2着9点、3着7点、4着6点、5着5点、6着4点。
 順位決定方式は得点率→上位着位→選出順位)


最終的に選出順位1~5位の5人が
トライアル1~5位を占める結果となりました。





というわけで優勝戦のメンバーが決まりました。

【優勝戦12R出走表】
①平高 奈菜 (優出106回目、優勝22回、QC4優出)
②守屋 美穂 (優出91回目、優勝16回、QC4優出)
③平山 智加 (優出118回目、優勝30回、QC4優出1V)
④小野 生奈 (優出85回目、優勝18回、QC2優出)
⑤大山 千広 (優出45回目、優勝14回、QC2優出)
⑥遠藤 エミ (優出107回目、優勝29回、QC5優出1V)
(※略称:QCはクイーンズクライマックス)


香川支部から2人、福岡支部から2人が優勝戦へ。

クイーンズクライマックスで同支部が2人以上優出するのは、
これが5、6件目となっています。

【クイーンズクライマックス 同支部複数優出】
・13年 香川支部 (平山智加1着、山川美由紀6着)
・18年 岡山支部 (寺田千恵4着、守屋美穂6着)
・19年 滋賀支部 (遠藤エミ2着、香川素子4着)
・19年 岡山支部 (寺田千恵3着、守屋美穂6着)
・20年 香川支部 (平高奈菜?着、平山智加?着)
・20年 福岡支部 (小野生奈?着、大山千広?着)



平高奈菜選手は2・2・1着でトライアル1位通過。

クイーンズクライマックスは
3年ぶり4回目の優出となりました。

【平高奈菜選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 ※
13年 
14年 トライアル4位→優勝戦2着
15年 トライアル6位→優勝戦2着
16年 ※
17年 トライアル4位→優勝戦3着
18年 
19年 トライアル11位
20年 トライアル1位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースはこれが8回目の優出。

【平高奈菜選手 女子4大レース優出歴】
14年 住之江クイーンズクライマックス (2着)
15年 丸亀レディースチャンピオン (6着)
15年 芦屋レディースチャレンジカップ (6着)
15年 福岡クイーンズクライマックス (2着)
17年 大村クイーンズクライマックス (3着)
19年 桐生レディースチャレンジカップ (6着)
20年 蒲郡レディースチャレンジカップ (4着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (?着)

これまで乗った7回の女子ビッグレース優勝戦は、
枠番が4・2・4・6・4・5・5号艇で外枠が多数。
ついに絶好枠で優勝戦に臨むときがきました。

明日の優勝戦は1号艇で登場。

平高選手はこれまで優勝戦1号艇が16回あり、
1・転・2・1・2・4・1・2・3・1・1・1・1・1・1・1着
ここ5年間負けなしで現在7連勝中です。

悲願の女子ビッグレース初制覇へ王手をかけた平高選手。

優勝すれば来年のSGボートレースクラシック出場が確定し、
SGオーシャンカップ出場にも大きく前進します。

1月の宮島男女ダブル戦、
4月の唐津オールレディース、
5月の丸亀レディースVSルーキーズバトル、
11月の若松一般戦に続く
今年5回目の優勝となるでしょうか。



守屋美穂選手は1・1・4着でトライアル2位通過。

クイーンズクライマックスは
3年連続4回目の優出となりました。

【守屋美穂選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 ※
13年 トライアル10位
14年 トライアル6位→優勝戦4着
15年 
16年 ※
17年 ※
18年 トライアル5位→優勝戦6着
19年 トライアル2位→優勝戦6着
20年 トライアル2位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

ちなみに岡山支部はこの守屋選手の優出により、
クイーンズクライマックス9大会連続で優出者を輩出。
これはもちろん全支部で唯一の記録です。

【岡山支部 クイーンズクライマックス優出者】
12年 田口節子②
13年 寺田千恵④
14年 守屋美穂④
15年 寺田千恵③
16年 寺田千恵④
17年 寺田千恵②
18年 寺田千恵④、守屋美穂⑥
19年 寺田千恵③、守屋美穂⑥
20年 守屋美穂
(※〇内の数字は優勝戦着順)

しかしまだ一度も優勝ができていない岡山支部。

地区別で見ても、関東・近畿・九州地区が2Vずつ、
東海・四国地区が1Vずつで、
中国地区だけまだ優勝者が出ていません。

守屋選手はこれが女子ビッグレース9回目の優出。

【守屋美穂選手 女子4大レース優出歴】
14年 下関レディースチャレンジカップ (5着)
14年 住之江クイーンズクライマックス (4着)
18年 芦屋レディースチャレンジカップ (優勝)
18年 平和島クイーンズクライマックス (6着)
19年 桐生レディースチャレンジカップ (3着)
19年 徳山クイーンズクライマックス (6着)
20年 多摩川レディースチャンピオン (2着)
20年 蒲郡レディースチャレンジカップ (6着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (?着)

8月のレディースチャンピオンと
11月のレディースチャレンジカップで
優勝戦1号艇で敗れる悔しさを味わってきた守屋選手。

もし女子ビッグレース3大会連続の
優勝戦1号艇となれば史上初の記録でしたが、
今回は2号艇で8月と11月の雪辱を狙うことになりました。

昨年の徳山クイーンズクライマックスは
優勝戦2号艇で6着に終わっているだけに、
明日はどんな攻めを見せるのか注目したいところ。

また来年の児島SGグランドチャンピオン出場へ望みをつなぐためにも、
ここで優勝してSGボートレースクラシックの出場権が欲しい状況です。



平山智加選手は2・4・1着でトライアル3位通過。

クイーンズクライマックスは
4年ぶり4回目の優出となりました。

【平山智加選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 トライアル11位
13年 トライアル1位→優勝戦1着
14年 トライアル2位→優勝戦5着
15年 ※
16年 トライアル6位→優勝戦5着
17年 
18年 
19年 
20年 トライアル3位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースは10回目の優出。

【平山智加選手 女子4大レース優出歴】
11年 三国レディースチャンピオン(2着)
12年 若松レディースチャンピオン(3着)
13年 鳴門レディースチャンピオン(3着)
13年 芦屋クイーンズクライマックス(優勝)
14年 三国レディースチャンピオン(3着)
14年 下関レディースチャレンジカップ(2着)
14年 住之江クイーンズクライマックス(5着)
16年 平和島クイーンズクライマックス(5着)
20年 多摩川レディースチャンピオン(優勝)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (?着)

もしレディースチャンピオンとクイーンズクライマックスの
女子GⅠを同年に優勝すれば史上初の快挙。

女子ビッグレース年間2冠も
17年の遠藤エミ選手以来で2人目という記録になります。

明日の優勝戦は3号艇で登場。

12年の三浦永理選手、19年の今井美亜選手に続いて
また3号艇で優勝者が出るのでしょうか。

ちなみに平山選手は通算30Vをマークしていますが、
優勝戦3号艇は17戦0勝で意外にもまだ優勝なし。
赤いカポックで初めてのVゴールを狙います。



小野生奈選手は1・4・2着でトライアル4位通過。

クイーンズクライマックスは
3年ぶり2回目の優出となりました。

【小野生奈選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 
13年 ※
14年 トライアル9位
15年 トライアル12位
16年 トライアル7位
17年 トライアル2位→優勝戦6着
18年 トライアル10位
19年 トライアル10位
20年 トライアル4位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースは10回目の優出。

【小野生奈選手 女子4大レース優出歴】
14年 三国レディースチャンピオン (4着)
16年 津レディースチャンピオン (2着)
16年 大村レディースチャレンジカップ (4着)
17年 芦屋レディースチャンピオン (優勝)
17年 大村クイーンズクライマックス (6着)
18年 芦屋レディースチャレンジカップ (2着)
20年 鳴門レディースオールスター (5着)
20年 多摩川レディースチャンピオン (5着)
20年 蒲郡レディースチャレンジカップ (5着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (?着)

今年は女子4大レースすべてで優出する活躍。
これは18年の山川美由紀選手、
19年の遠藤エミ選手に続いて史上3人目の記録です。

ただ鳴門レディースオールスターは優勝戦1号艇で5着、
多摩川レディースチャンピオンは優勝戦5号艇で5着、
蒲郡レディースチャレンジカップは優勝戦2号艇で5着と
3大会いずれも優出5着だった小野選手。
今度こそ良い締めくくりにしたいところです。

明日の優勝戦は4号艇で登場。

今回の優出メンバー6人のなかで
浜名湖V歴があるのは小野選手だけ。

19年の浜名湖オールレディースに続く
当地2節連続Vを狙います。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12436206467.html



大山千広選手は4・1・4着でトライアル5位通過。

クイーンズクライマックスは2回目の出場ですが、
2年連続2回目の優出となりました。

【大山千広選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 
13年 
14年 
15年 
16年 
17年 ※
18年 ※
19年 トライアル6位→優勝戦5着
20年 トライアル5位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースは4回目の優出。

【大山千広選手 女子4大レース優出歴】
18年 芦屋レディースチャレンジカップ (4着)
19年 蒲郡レディースチャンピオン (優勝)
19年 徳山クイーンズクライマックス (5着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (?着)

クイーンズクライマックスの最年少V記録は、
13年の平山智加選手で28歳5カ月。

24歳10カ月の大山選手が
記録を大幅に塗りかえることになるのでしょうか。

明日の優勝戦は5号艇で登場。

18年下関オールレディースで優勝戦5号艇でのV歴がある大山選手。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12361911127.html
黄色いカポックでも楽しみ十分でしょう。

90日間のF休み中ということもあって
優勝戦に乗るのは8月の芦屋お盆レース以来と久々。
約4カ月ぶりの優勝戦でどんな走りを見せてくれるのでしょうか。



遠藤エミ選手は3・3・3着でトライアル6位通過。

これでクイーンズクライマックスは5年連続5回目の優出。

クイーンズクライマックス連続優出の記録としては、
15~19年の寺田千恵選手と並んで最長タイです。

【遠藤エミ選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 ※
13年 ※
14年 ※
15年 トライアル7位
16年 トライアル5位→優勝戦6着
17年 トライアル1位→優勝戦1着
18年 トライアル3位→優勝戦2着
19年 トライアル1位→優勝戦2着
20年 トライアル6位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースは12回目の優出。

【遠藤エミ選手 女子4大レース優出歴】
16年 津レディースチャンピオン (4着)
16年 大村レディースチャレンジカップ (優勝)
16年 平和島クイーンズクライマックス (6着)
17年 芦屋レディースチャンピオン (6着)
17年 下関レディースチャレンジカップ (優勝)
17年 大村クイーンズクライマックス (優勝)

18年 平和島クイーンズクライマックス (2着)
19年 児島レディースオールスター (3着)
19年 蒲郡レディースチャンピオン (6着)
19年 桐生レディースチャレンジカップ (優勝)
19年 徳山クイーンズクライマックス (2着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (?着)

すでに4つの女子ビッグタイトルを持つ遠藤選手。
もし明日優勝すれば山川美由紀選手と寺田千恵選手が持つ
5Vの最多記録に並ぶことになります。

明日の優勝戦は6号艇で登場。

優勝戦1号艇で2着に終わった徳山大会から一年、
緑のカポックで雪辱を狙います。







続いて話題はGⅢシリーズ戦へ。


(佐々木裕美選手は2Rイン逃げで昨日から3連勝
 節間4勝は今節トップタイの数字になりました。
 佐々木選手の3連勝は今年初で、
 18年7月の鳴門戦以来で約2年5カ月ぶりです)

(今井美亜選手は3R2コースまくりで今節2勝目。
 昨日6着6着から立て直しての1着となり、
 レース後は会心の笑顔が広がっていました)

(中川りな選手は5R2コース差しで今節初白星。
 今節はリング交換を3回も行なうなど
 誰よりも整備に時間を費やしていた中川選手。
 その努力が実を結ぶ価値ある1着となりました)

(倉持莉々選手は7R4コースまくり差しで今節初白星。
 今節が90日間のF休み明け初戦だった倉持選手。
 これが9月の浜名湖ヴィーナスシリーズ以来、
 約3カ月ぶりの1着となっています)

(土屋千明選手はリング2本を交換して5日目に臨み、
 1Rで3コースまくり差しを決めて今節初白星)


準優3個レースの結果は以下のとおり。

【準優8R結果】
1着 ①山川美由紀 1コース ST.07
2着 ③塩崎 桐加 3コース ST.03

3着 ②谷川 里江 2コース ST.05
4着 ④三浦 永理 4コース ST.21
5着 ⑥樋口由加里 6コース ST.20
6着 ⑤金田 幸子 5コース ST.19
決まり手=逃げ

【準優9R結果】
1着 ②竹井 奈美 2コース ST.09
2着 ③渡邉 優美 3コース ST.08

3着 ①山下 友貴 1コース ST.11
4着 ④水野 望美 4コース ST.11
5着 ⑤堀之内紀代子 5コース ST.14
6着 ⑥富樫 麗加 6コース ST.22
決まり手=まくり

【準優10R結果】
1着 ①海野ゆかり 1コース ST.09
2着 ③長嶋 万記 3コース ST.12

3着 ⑥高田ひかる 6コース ST.10 (不良航法)
4着 ②池田 浩美 2コース ST.08
5着 ④平田さやか 4コース ST.15
6着 ⑤大瀧明日香 5コース ST.17
決まり手=逃げ


8Rは①山川選手がイン逃げで快勝。
2番手争いは②谷川選手が先行するも、
2周2マークで③塩崎選手が逆転。
2連単①③で320円の1番人気決着に。

9Rは②竹井選手が2コースまくり一撃。
2番手争いは①山下選手が先行するも、
2周1マークで③渡邉選手が逆転して福岡勢ワンツーに。
2連単②③で1490円の6番人気決着となりました。

10Rは⑥高田選手が伸びて攻める構えも、
①海野選手がインから先マイ成功で逃げ切り快勝。
2着には3コースから差した③長嶋選手が入り、
2連単①③で350円の1番人気決着に。




シリーズ戦の優勝戦メンバーが決まりました。

【優勝戦11R出走表】
①海野ゆかり (優出248回目、優勝58回、シリーズ戦初優出)
②山川美由紀 (優出365回目、優勝80回、シリーズ戦3優出)
③竹井 奈美 (優出64回目、優勝7回、シリーズ戦3優出)
④長嶋 万記 (優出118回目、優勝32回、シリーズ戦3優出)
⑤渡邉 優美 (優出30回目、優勝4回、シリーズ戦初優出)
⑥塩崎 桐加 (優出27回目、優勝3回、シリーズ戦2優出1V)


A1級1人、A2級5人という組み合わせに。

ただ海野選手・山川選手・長嶋選手・塩崎選手は
明後日からのA1級復帰が決まっており、
来期級別ではA1級5人、A2級1人になります。

なお山川選手・竹井選手・長嶋選手は3回目のシリーズ戦優出に。
シリーズ戦優出3回は大会最多記録です。



海野ゆかり選手は4・1・4・2・1・3・1・①着。
10月の鳴門オールレディース以来となる
今年2回目の優勝に王手がかかりました。

ちなみにシリーズ戦の地区別成績を見ると、
関東2V、東海3V、近畿1V、四国1V、中国0V、九州1Vで、
意外にも中国地区勢だけ優勝歴なし。

クイーンズクライマックスのほうも
関東2V、東海1V、近畿2V、四国1V、中国0V、九州2Vで、
なぜか中国地区勢だけどちらも優勝がありません。

不思議とこの大会は相性が悪かった中国地区。
海野選手が鬼門を破ることになるのでしょうか。


山川美由紀選手は4・1・2・1・1・5・①着。
シリーズ戦は今回が3回目の出場ですが、
14年住之江大会は優出2着
19年徳山大会は優出6着に入っており、
出場した3大会すべて優出という貫禄の走りです。

これが5月の若松ヴィーナスシリーズ以来、
約7カ月ぶりとなる久々の優出。

明日の優勝戦は2号艇で、
昨年1月の鳴門オールレディース以来となる
約1年11カ月ぶりの優勝を目指します。


竹井奈美選手は2・2・2・5・1・1・5・①着。
これが待望の浜名湖初優出で、
優出歴のない水面は宮島の1場だけになりました。

シリーズ戦は3年ぶり3回目の優出。
17年大村大会では優勝戦1号艇に乗るも
イン戦6着に敗れた苦い経験もあるだけに、
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12340848516.html
明日はその雪辱を目指したいところ。
赤いカポックでどんな攻めを見せるのか注目です。

【竹井奈美選手 シリーズ戦成績】
12年 
13年 予選17位→準優6号艇4着
14年 予選8位→準優3号艇2着→優勝戦6号艇4着
15年 
16年 ※
17年 予選1位→準優1号艇1着→優勝戦1号艇6着
18年 ※
19年 予選14位→準優5号艇6着
20年 予選5位→準優2号艇1着→優勝戦3号艇?着
(※はクイーンズクライマックス出場)


地元の長嶋万記選手は5・1・5・2・2・2・3・②着。
シリーズ戦出場は15年以来で5年ぶり4回目でしたが、
12年大村大会(3着)と14年住之江大会(3着)に続く
3回目の優出を果たしました。

地元浜名湖ではこれが11回目の優出。
明日は12年男女ダブル戦、16年オールレディース、
19年オールレディースに続く当地4回目の優勝を狙います。

シリーズ戦は過去8大会でまだ地元Vがゼロ。
長嶋選手がジンクスを打ち破るのでしょうか。


渡邉優美選手は2・3・3・3・2・5・1・②着。
シリーズ戦は7年連続7回目の出場ですが、
これが待望の大会初優出となりました。

浜名湖では19年6月の一般戦(優出6着)と
今年6月のオールレディース(優出2着)に続く
当地3節連続4回目の優出に。

渡邉選手にとって4優出は場別最多の数字で、
浜名湖は相性の良さが際立っています。

明日の優勝戦は5号艇で登場。
約1年3カ月ぶりの優勝を狙います。

ちなみに予選8位→準優3号艇2着→優勝戦5号艇という流れは、
昨年の平田さやか選手とまったく同じ。
優勝戦の結果も同じになるでしょうか。

【渡邉優美選手 優勝歴】
16年1月 大村男女ダブル戦
16年2月 常滑ヴィーナスシリーズ
17年4月 唐津ヴィーナスシリーズ
19年9月 平和島ヴィーナスシリーズ


塩崎桐加選手は4・3・3・1・3・3・2・②着。
初日後半からオール3連対で勝ち上がり、
前節の住之江オールレディースに続く2節連続優出となりました。

18年の平和島大会でシリーズ戦V歴がある塩崎選手。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12429823877.html
大会史上初の2Vへ望みをつないできました。

過去3回の優勝は11月、1月、12月と
冬場に強いイメージのある塩崎選手。
18年大晦日以来となるちょうど2年ぶりの優勝を狙います。

【塩崎桐加選手 優勝歴】
15年11月 江戸川ヴィーナスシリーズ
18年1月 宮島男女ダブル戦
18年12月 平和島クイーンズクライマックスシリーズ戦






というわけで大会5日目を終えた
「第9回クイーンズクライマックス&シリーズ戦」

いよいよ大晦日の決戦を残すのみとなりました

これまでの8大会を振り返ると、
両優勝戦ともに1号艇が勝ったのは
14年住之江大会、16年平和島大会のわずか2回だけ。

昨年の徳山大会では両優勝戦とも1号艇が敗れるという
史上初の出来事が起こっています。


そして女子ビッグレースは優勝戦1号艇が現在5連敗中
昨年のレディースチャレンジカップで遠藤エミ選手が3コースまくり
昨年のクイーンズクライマックスで今井美亜選手が3コースまくり差し
今年のレディースオールスターで岩崎芳美選手が2コース差し
今年のレディースチャンピオンで平山智加選手が2コースまくり
今年のレディースチャレンジカップで寺田千恵選手が3コース差しと、
波乱の連鎖が止まらない状況です。

果たして明日はどんな結末が待っているのでしょうか。
激動の2020年も残りあと1日です。



【クイーンズクライマックス 歴代優勝者】
12年 三浦 永理 (静岡) 3コースまくり差し
13年 平山 智加 (香川) 1コース逃げ
14年 日高 逸子 (福岡) 1コース逃げ
15年 川野 芽唯 (福岡) 4コース恵まれ
16年 松本 晶恵 (群馬) 1コース逃げ
17年 遠藤 エミ (滋賀) 1コース逃げ
18年 松本 晶恵 (群馬) 1コース逃げ
19年 今井 美亜 (福井) 3コースまくり差し

【クイーンズクライマックスシリーズ戦 歴代優勝者】
12年 池田 浩美 (静岡) 1コース逃げ
13年 山下 友貴 (静岡) 2コース抜き
14年 中谷 朋子 (兵庫) 1コース逃げ
15年 平山 智加 (香川) 1コース逃げ
16年 川野 芽唯 (福岡) 1コース逃げ
17年 廣中智紗衣 (東京) 3コースまくり
18年 塩崎 桐加 (三重) 4コースまくり
19年 平田さやか (東京) 5コース差し


【クイーンズクライマックス 優勝戦賞金額】
1着 1500万円
2着 650万円
3着 430万円
4着 300万円
5着 250万円
6着 200万円

【シリーズ戦 優勝戦賞金額】
1着 200万円
2着 90万円
3着 70万円
4着 57万円
5着 51万円
6着 47万円






【'20 女子賞金ランキング】 (12/30現在)
1 守屋 美穂 46,144,666円★
2 平山 智加 43,516,666円★
3 小野 生奈 39,893,233円★
4 平高 奈菜 39,709,000円★
5 寺田 千恵 33,296,340円
6 大山 千広 32,722,000円★
7 松本 晶恵 31,482,000円
8 岩崎 芳美 31,046,000円
9 細川 裕子 30,955,500円
10 遠藤 エミ 30,294,340円★
11 田口 節子 29,706,600円
12 香川 素子 29,600,733円
13 長嶋 万記 28,837,666円☆
14↑川野 芽唯 28,667,940円
15↓大瀧明日香 28,644,533円
16 深川麻奈美 27,704,200円
17 海野ゆかり 26,911,733円☆
18 竹井 奈美 25,863,600円☆
19 塩崎 桐加 24,798,400円☆
20 宇野 弥生 24,163,073円

28 渡邉 優美 22,282,000円☆
44 山川美由紀 19,007,000円☆
(※昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ★はクイーンズクライマックス優出メンバー、
 ☆はシリーズ戦優出メンバー)


【'20 優勝回数(女子)】
優勝5回 平山、大山
優勝4回 平高、守屋
優勝3回 香川、田口、松本晶
優勝2回 寺田、大瀧、堀之内、廣中、川野、鎌倉、竹井
優勝1回 日高、岩崎、海野、中谷、池田浩、佐々木、宇野、
       長嶋、菅野、落合、藤崎、西村美、深川、櫻本、遠藤、
       小野生、西舘、高田ひ、蜂須、中村桃、出口、西橋、土屋南

【F休み中の女子レーサー】
末武里奈子 11/5~1/3 (F2、60日間)
上田 紗奈 10/9~1/6 (F2、90日間)
浜田亜理沙 11/11~1/9 (F2、60日間)
小芦るり華 11/11~1/9 (F2、60日間)
山川 波乙 11/11~1/9 (F2、60日間)
山本 梨菜 12/13~1/11
山崎小葉音 12/13~1/11
加藤 奈月 12/15~1/13
松尾 怜実 12/17~1/15
笠野友紀恵 11/24~1/22 (F2、60日間)
日高 逸子 9/9~2/4 (F3、150日間)
喜多須杏奈 12/13~2/10 (F2、60日間)
高橋 淳美 11/18~2/15(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
犬童 千秋 1/1~1/30
森下 愛梨 1/1~1/30
柴田 百恵 1/1~1/30
野田 彩加 1/9~2/7
垣内 清美 1/9~2/7
深見亜由美 1/10~2/8
富樫 麗加★1/12~2/10
清水 愛海 1/12~2/10
清水 沙樹★1/19~2/17
西橋 奈未★1/19~2/17
吉田 彩乃 1/19~2/17
栢場 優子 1/26~2/24
本部めぐみ 1/26~2/24
中北  涼 1/26~4/25 (F2、90日間)
西岡 成美 1/31~3/1
大山 千広★※10/17~12/26、2/3~2/21 (F2、90日間)
松尾 夏海 2/20~3/21
(※はクイーンズクライマックス出場による分割)
(★は今節浜名湖出場メンバー)