天命と人事(二) | これからの社会で生きていく為に

これからの社会で生きていく為に

2006年から日本は人口減少という問題を抱えることになります。そして今までのパラダイムが全く通用しなくなっていきます。このような状況の中でどのような社会が現れてくるか考えていきながら、想続というテーマが今後どのようになっていくか書いていきたいと思います。

世の中には、徳のある立派な君子がいるかと思うと、つまらない小人もいる。

彼らが互いに栄えたり衰えたりするのは運命なのである。

運命がそのようにならざるを得ないわけは理である。

この理には、予測できる理と予測できない理とがある。要するに、皆一つの理である。

それで、人は予測でき得る理に安んじて、予測でき得ない理を俟(ま)つようにすべきである。

これが人の取るべき道であり、とりもなおさず天命なのである。