付加価値 | これからの社会で生きていく為に

これからの社会で生きていく為に

2006年から日本は人口減少という問題を抱えることになります。そして今までのパラダイムが全く通用しなくなっていきます。このような状況の中でどのような社会が現れてくるか考えていきながら、想続というテーマが今後どのようになっていくか書いていきたいと思います。

最近、AIによってある業界は仕事自体が全て消えようとしています。
この消える仕事を私もやっているのですが、この中でよく議論として出てくるのが付加価値です。
よくお題目で使われる付加価値ですが、この付加価値に具体的な方法論があるかというと無いと思います。
巷に流布されている現在、付加価値として存在している事は現在の特殊解であってもこれからの世界では一切、付加価値では無くなる。
これからの世界ではAIが全ての一般解を網羅し、その一般解に私達の個性という特殊解をどう表現できるかという世界がやってくる。
そして現在の特殊解をもAIが飲み込んでいく。
これからの世界で生き抜くのは本当に難しい。
ベースが無い人には個性は乗っけられないから。
そんな人ばかりになってしまった日本でどうするんだろうと思いはあります。
とはいえ私個人という視点ではあるのです。
これが組織としての付加価値になるかと残念ながら出来ない。
それは私個人の特殊解であるから。
そしてそれがサービスだなんて事は一切、気付かないし、まさかそんなサービスを受けているなんて事は分からないからである。
だから私としては色んな意味で困る訳ではあるが、別の意味で考えるとこれこそがサービスという世界なのかなと思う。
付加価値として認識できないのが付加価値である。
これが案外、真理なのかなと思う。