ワム・システム・デザイン 広報 網干です。
3/6 H&Mが心斎橋にオープンしましたね!
会社がある難波を中心として、ミナミが活動範囲の私には嬉しい限りです!
前から囁かれてはいますが
「 H&M, forever21の物流システムが激しく気になる!!」
ファッションに敏感で、物流業界とは縁のない女性たちもみんな首をかしげています。
(友人との話題にも上がります)
「どうしてこんなに安くて、こんなにもオシャレでこんなに入れ替えが早いの!?」
H&M,Forevere21は自社生産工場を持っていません。
日本でのローコスト・ハイクォリティー、国際進出の代表格ユニクロ。
成功の秘訣はサプライ・チェーン・マネージメントの手法を徹底した結果であることは周知の事実です。
だから余計に不思議です。
H&M,Forevere21は「ファストファッション」と呼ばれていますよね。
安くて速い。商品入れ替えも流行の取り入れも信じられないスピードです。
売り切れ方も半端ないです。(一瞬の迷いで何度も売り切れに泣いています;)
それに対して、ユニクロ、GAPなどは商品を自社開発している為、半年程度は仕込みに必要。そして基本的に供給はある程度安定しています。
いっしょくたにファストファッションと定義されがちですが、仕組み自体が違っているように思います。
一部では、区別する用語としてユニクロ、GAP等のSPA型のファ「量販専門店チェーン」等と呼ばれているようです。
まだまだ定義自体が混乱している状況かもしれません。
率直に、心の叫びを申しますと
H&M,Forevere21・・・・・・現場はどうやってまわしてるの!?
ものすんごい高速で動く自動倉庫とPASの仕組みとかあるの?
そんで、頭も体もめっちゃ速い人ばっかりが働いているの?
ドラゴンボールの世界なの?光速なの?
「クッ、ケースピック……俺様としたことが!!速すぎて見えないだとッ!! 」
もう想像つかない!!
というわけで調べました。
[H&Mとイケア スウェーデン企業の強さはどこに? ]ウェッジ・インフィニティWebマガジンより抜粋。
(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/662?page=2
)
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H&M。
「物流システムに関しては、企業機密」と情報を明かさないが、物流業界の周辺からはこんな情報が流れてくる。
「H&Mが00年に米国進出を果たすと同時に、物流システムを一手に担ったのが中国資本の海運企業OOCL(世界10位前後)。コスト的には、通常委託の3分の1程度だろう」。某物流大手の幹部は、その仕組みを披露する。
H&Mから物流の業務委託を受けたOOCLは、主要生産拠点から集約された商品を上海の保税区に集約し、袋詰めから値札付け、検針といった物流加工を施すというもの。コンテナ詰めされた商品は、日本であれば川崎(神奈川県)に米不動産投資運用会社が08年に建設した「ロジポート川崎」に集約。ここで個店対応の微調整をして配送するという。
一説に日本に1年先駆けたH&Mの中国進出は、この物流システムが前提であったとされ、「まず物流インフラの構築を前提に、出店計画を立てる」(イケア)と共通する。
H&M、イケアの両社ともにグローバル調達や国際ハブ物流によるコストマネジメントに長けており、特にH&Mは粗利率59%(08年度)、営業利益率22%(同)と日本勢を大きく上回る経営効率だ。
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弊社も実は今年、欧米圏の某国へシステム進出しそうな気配がございました。
残念ながらそのお話はなくなりましたが、
ファストファッションの勢い、その影のすごい勢いの物流が、気になって気になって仕方ない昨今です。
不肖アボシ、お洋服は毎月「今月の予定にふさわしい格好は・・・」と思い悩む独身貴族。
とても身近なものです。
上記に上がったどの企業のものも1着は持っていますし、通販利用、店舗利用もしています。
その実感をもってして、ファストファッション関しては特に本当に現場を見てみたい!と熱くなってしまいます。
でも企業秘密なんですね。これは頑張って仕事を取りに行くしか!?
数あるアパレル企業様の流通のあり方について、少し調べて書いて行きたく思います。
和をもって夢に挑む ワム・システム・デザイン 網干