バットを購入した際に,
「あれ・・・なんかこの色,イメージと違う・・・!?」
なんてことはありませんか?
それと,
「なんだか,この色にも飽きたなぁ・・・」
と思う時はないでしょうか。
う゛う゛~~ん゛
私は有りに有りまァす!!
ただ,こういう時って,プロに頼むべきか自分でやるべきか悩ましいですよね。
ちなみに私は,自分でやってます
今日は,その中から成功例,失敗例を3本ほど紹介いたします。
ほい,こちらのメニューです。
画質が悪いとどれが失敗でどれが成功か分かりませんよね(笑)
失敗したやつはこちらです↓
はい,マルッチのプロカットです。
この前の記事でも紹介しましたが,最近よく使ってるやつです。
形状的にはCB15型のバレルサイズ太目のセミトップバランスの糞使いやすいモデルです。
じゃあ,塗装の何が失敗したか見ていきましょう。
はい
ザラッザラです。
なんとこのバットね
手塗りしちゃいました!
塗ってる途中でめんどくさくなってきてノブ底なんてこのありさま!
なんやこれ・・・
使用した塗料はシリコン系の木工に使用する一般的な塗料です。
マルッチのバットは,元から強靭なラッカー加工がされているので,塗りなおしても
バットのコンディションに影響しないと判断し,使用しました。
反省点としましては
①ハケ塗りめんどくさ過ぎ問題
②集中力続かなさすぎ問題
ですかねぇ。
ハケの毛が太目だったのも失敗の原因と考えられます。
もっと高い,目の細かいので塗ればよかったぜ。
ただ,こうなった以上しょうがありませんから
大切に使い続けます。
(ちなみにバットスペックは34インチの920gとこれ以上ない最高のフィール)
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ほい,次は反省点も踏まえた成功例です。
チャンドラーのCB27です。
紹介した時からこの塗りだったと思うのですが
すでに塗りなおしていたわけです。
元は真っ赤な品のない色でしたが
ハンドル側を黒塗りしました。
インクドット部分は,マスキングテープで覆い,ナイフで丸くカット。
バレル部分も同様にマスキングテープで覆ってから
スプレーぷしゅーです。
このバットの塗りも,シリコン系の一般的な塗料で行いましたが
今回は,スプレータイプを使用しました(そりゃそうだ)
しかも,3回に分けて薄く薄く何回も塗りました。
すると,インク溜まりも防げますし,仕上がりも綺麗にできました。
仕上げはさらに上から透明なラッカーで,2回ほど上塗りして完成です。
打撃感には全く影響がありませんし,全身真っ赤バットより多少引き締まった印象です。
(塗料の重みで数g重くなるのはやむを得ませんがね・・・・)
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んで,最後はマルッチのCATCH22
ハンドル部分をブラックのマットフィニッシュにしてみました。
自宅で上手いこと,マルッチ独自のマットフィニッシュを再現できないものか
思慮をめぐらせていたのですが
本家と同じように加工すりゃあええやんけ!ということで成功しました。
若干筋もできてますが,いい感じにマット加工できました。
やり方としては,CB27の時のように
何回かに分けて薄く元の色を塗装し,
今度は艶消しラッカーで,上塗りしました。
やっぱり何回も作業する根気強さと細かく塗る集中力は必要ですね。
暗がりで見てみると,全く違和感ありません。
気分一新,かっ飛ばしていこうと思います!
ちなみに
マットフィニッシュ(艶消し)は,オーダーする際に普通にやってもらえるので
できれば注文時にするのがオススメ・・・というか推奨。
当たり前ですけどね(笑)
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と,いうわけでしたが
結局塗りなおしていくと言っても
ハンドル部分しか私はしません。
バレル部分の塗り直しは,ロゴをはがして~
刻印部分の塗料をとって~と
後処理がめんどくさいので,ほとんどしません。
ハンドル部分だけであれば,ホムセンで売ってるような塗料でできるのでオススメです。
た だ し
いずれも使用した塗料は油性です。
水性のものは木材に染み込みます。ご注意を。
特に生木だしのモデルならば,余計にでも慎重になってください。
あと,失敗しそうならやらないことをオススメします。
せっかくの相棒の価値を下げてしまうことになりかねません。
では,また次回。
次回はビクタスのアックスを紹介できれば・・・と思っています。