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ワールドビジネスサテライトで男性の育児休業特集

改正育児・介護休業法が先月施行されました。


そんなわけで、メディアをはじめ、私のブログでも

育児休業ネタも増えると思います。


さて昨日のワールドビジネスサテライトという番組で男性の育児休業を

取得した人3人のケースが紹介されました。


1人目は

厚生労働省のキャリア官僚 31歳  子ども手当て担当

残業時間250時間を超えたこともあるとのこと。

今回1ヶ月の育児休業取得。


これは立場が立場なので、長時間労働を

メディアで放送してほしくないことです。

長時間労働を抑制するのが国の役目です。まして厚生労働省で

あればなおさらです。


キャリア官僚がそういう現実だということを知ってはいても

なんだかそのギャップを強調されると、ちょっといやな感じがします


課全体でバックアップすれば、1ヶ月の育児休業は、厚生労働省は

可能なのかもしれませんが、それでも引継ぎなどは大変そうです。


休みに入る直前から、自宅での密着取材はリアルでした。

奥様や子どもも出演していて、なかなかいい絵になっていました。


2人目は民間企業勤務の中堅企業システムエンジニアのかたです。

アメブロを書かれているのご紹介しておきます。


→ 男の育児休暇とっちゃいました、ワークライフバランスでいこう!



育児のため毎日定時の5時30分で帰宅。


2年前に育休経験。会社では、前例がなし。


どんな変化があったのかという質問には

会社への依存はなくなったとのこと。キャリアは

気になったとのことでした。やはり周りの目は気になりますし

迷惑をかけることになると思うとなかなか行動できないものです。


会社側の反応やその後の周囲の社員の接し方などは

どんなものなんでしょうか?

いろいろ裏話を聞いてみたいものです。もちろん私は経営者側

なので、どんな影響があったのか、支障はなかったのか?などですね。



3人目は、サイボウズの青野社長。

→ サイボウズ 青野社長も育児休暇2週間取得予定


8月に2週間ほど取得する予定。


東証1部上場企業の社長が育児休業は異例。


社員へのインタビューによると

・社内結婚なので彼もとりやすくなる

・男性も育児をして働いていいし、家庭を大事

にしながら働くことをすすめるメッセージになる。


こんな感じだったかと思います。

サイボウズでは、今まで男性の育児休業経験者は1人だけ。

トップが取ることで、今まで以上にとりやすくする狙いがあります。


青野社長は、インタビューで

会社を強くするということは多様性の

ある人が働けるようにする

それぞれの価値観で楽しく働けるようにする


と答えています。


最後に

ノルウェーは、男性の育児休業を推進し、育児休業取得率

は90パーセント近い。そして出生率も上昇したそうです。


男性の育児時間が長いほど、第2子以降の出生の割合が

高いという国の調査結果を紹介しています。



最後に私が思うこと。


勤務先の理解も大事ですが、やはり収入面も大事です。

中堅企業ではまだまだ今回の事例のようなところは少

ないです。まして社員が20人以下のような中小企業では、

現実的ではないという人も多いです。


でも社員が20人であっても、なんとか社内をやりくりす

ればできないことはないはず。


まずは最初からあきらめないということも大事。ひとごと

だからと怒られてしまうかもしれませんが、それぞれの

価値観を認めてあげてほしいと思います。


育児休業は法律で認められている従業員の権利です。


男性は育児休業で、仕事に役立つ違った価値観やスキルを

学ぶことが大きい。奥さんの負担を軽減するという視点よりは、

その経験が仕事にいきることがたくさんありますので、その点

を会社も理解して、働きやすい環境作りをしていく必要があるといえます。