この写真は、2018年当セミナーで
ヘアスタイリストとして
担当してくださったNaoさんの
今年のとあるコンクールで
優勝した作品です。
「小さいコンテンストなんです」と
御本人は謙遜していましたが、
小さかろうが、大きかろうが
一番は一番です。
そして、この作品はプロ目線でも
素人目線でも、本当にセンスがよく
どこか引き込まれるような
そんな作品だと誰もが思うことでしょう。
自分と関わった身近な人の
サクセスストーリーは、
当ブログの読者様には大変人気記事の
一つになっています。
月収２万円からの・・・の
お二人の私のクライアントの記事は
多くの人々の励みになったようです。
これを読んで、
「ワタナベさんのコーチングセッションを
受けたらそうなる！」との他力本願の
気持ちがでそうになるかもしれませんが（笑）
彼女たちは行動したから、
そうなったのです。
しかし、ワタナベさんの神頼みは
割と強力です！！笑
彼女たちが成功しますように
彼女たちが望むとおりになりますように
自分のお願い事はしませんが、
関わる人の幸せと成功は手を合わせて
祈る機会が多く、それがまた幸せな
気持ちになります。
そして、ここには書けませんが、
多くのクライアントが、1,2年で
年収の大台に乗った、というご報告が
私自身の大きな励みと喜びにも
なっています。現在発展途上の
クライアントも多く、彼らの
進歩と行動力が、私自身の
活力でもあります。
で、今日は昨年セミナーツアーに
ずっとスタッフとしてついてきて
くださいました、大阪在住の
ヘアスタイリストNaoさんの
サクセスストーリーをお届けします。
2017年、熊野筆の販売会で
メイクアップアーティストの
Shizさんを通して出会ったNaoさん。
10月に大阪のホテルの私の部屋に
Naoさんがいらしたときは、
お互い何も知らず、そして
関係性もないので、そんなに
打ち解けるでもなく、ヘアを作って
もらったのでした。
しかし、セミナー中に、時々
Naoさんのことを見ていましたが、
御本人は気づいていないかと思いますが、
表情がどんどん変わっていったのを
私は見ていまして、終わる頃には
温泉から上がったかのような
湯上がり状態のお顔になっていました。
何とも言えないような、
いい表情になっていまして、
その日から私達は打ち解けました。
そしてそれ以降の熊野筆の販売会も
ずっとついてきてくださったのです。
以前Naoさんは、
パートの雇われ美容師だったそうです。
結婚して子供が生まれる時に
10年働いた心斎橋のお店を辞め、
それから10年専業主婦したそうです。
家でお友達の髪を切るくらいでしたが、
10年位前に、お子さんが大きくなったので、
近くの美容室にパートに出たそうです。
最初は扶養範囲内での働きだったそうですが、
月に20万円は欲しいと目標をたて、
それはすぐに達成したそうですが、
仕事と家事の両立がしんどかったそうです。
彼女の言葉を借りれば、その状況は
「そこそこ満足しているものの
やや不完全燃焼でした」だそうです。
これ、好きな仕事をして働きながらも
家庭を守る主婦の皆さまがよく
感じていることではないでしょうか。
またはOLさんでも、似たような
感覚になることはないでしょうか？
満足っちゃあ満足だけど、
何かが足りない・・・みたいな。
その後彼女に転機が訪れるのです。
久しぶりに会ったShizさんの影響で
もともと好きだった「学ぶこと」を
再びはじめたそうです。
身銭を切って自己投資をする、
それを続ける人は、結果を必ず
手にしますが、彼女もそうでした。
私に初めて会った熊野筆の
販売会のときの話に戻しますが、
その後の熊野筆の販売会のみならず、
2018年の全国ツアーは、すべて
ついてきてくださいました。
彼女にとっての自己投資。
なぜワタナベのヘアスタイリストとして
手を上げてくださったのかを
お聞きしましたら、そのまま載せますが、
「薫さんの影響を受けて
変わっていくシズさんも見てたので、
イメージとしては強烈な感じの
”強めの人”かと思ったら”めっちゃ普通”で
腰低くてなんか感じええ人って思って、、、
お礼言ってもらって髪の毛セットするくらいで
こんなに喜んでもらえるなら
お手伝いしよっかなーと
軽い気持ちでついていき始めました」
飾らない表現がとてもNaoさんらしく
この彼女の資質は、セミナー前の
ピリピリした状況を和らげる、
強力なムードメーカー的存在になっていて、
私達メンバーには欠かせない存在
になっていったのです。
セミナーツアーのスタッフとして
参加するのは、自分で言うのもなんですが、
他では経験できないような
類まれな経験になるものです。
そして、裏方で働くことの
たくさんのギフトみたいなものがあり、
プログラムを提供する側として
お客さまの、喜ぶ顔、感動している顔、
そして前向きな人々と接することで
何とも言えないような感動を
経験できるのです。
彼女にも得られたことがあるとしたら？
とお聞きしましたら、
「一番は超前向きになった事。
何だかいいこと続きで、
気がつけば私は超ラッキーな人に
なってました。
人との良い出会いがあったこと、昔
のように寝る間も惜しんで
レッスンに没頭できたり、
良い結果をもらったり、
ステキな経験をしたり、
仲間ができたり、
家族が理解して協力してくれたり、
泣けるほど感謝したことなど、
気がつけばたくさん得ていました！」
運を掴み、掴んだだけでなく
波に乗るのです。波の乗るとは、
せっかく掴んだ運をそのまま
キープできるように、積極的に
行動し続けることです。
人には、時々大きな波がやってきます。
乗れるか？乗れないか？だけでなく
重要なのは、乗ったら、乗り続ける、
ということなのです。
彼女はそうしました。
彼女の表現で好きだったのは、
セミナー中は、まるで
「嬉し泣きしながら、わーっ！
って行って走っている感じ。
号泣爆走しているみたい」
だそうです。笑
私達アラフィフは、何回目かの
青春をしている感じです。
昨年NYでは作品撮りをしました。
私は、この度初めて
3人の中に混ぜてもらったのですが、
彼女たちは二十数年も前から
こういうことをしているのです。
この撮影時も、ルンルン楽しく
ワーイワーイ！ではないのです。
大げさではないくらい、
血のような涙がにじむくらい
産みの苦しみ、つらさ、頭かきむしって
わーーーー！どうしようー！
みたいな、一つの作品を生み出す
苦しみを味わいながらの作品でした。
私が一番楽です。
と言っても倒れてしまいましたが。
それでも終わったあとの感動は
半端なく、なにか成し遂げるときに
伴う辛さや努力やがんばりは、
つきものだな、と改めて感じた
経験となりました。
左から ヘアNao/ワタナベ/メイクShiz/衣装Emi
そして、Naoさんは栄誉あることに、
昨年の6月に、パリの市庁舎にて
おこなわれた、京都市と
パリ市の姉妹都市提携60年を
記念する式典にて、コシノジュンコ氏の
ファッションショーに琳派ヘアメイク
上田チームの一員として
パリコレに参加したのです。
↓このヘア作ったんだよーすごいー
上田先生とは、業界では知らない人は
いないほどの権威者。元資生堂の
ファッションショーのディレクターとして
ご活躍されていたお方であり、
現在は、業界誌、写真展など、
多くの創作作品を発表し続けている
先生でいらして、コシノジュンコ氏の
ショーのヘアメイク担当や、
海外でのショーや撮影など
世界的にに活動されていらっしゃる
美容界のカリスマです。
何だか、関わっている仲間が
パリコレって、鼻が高い～
↑ 超ミーハー笑
いつかそのパリコレの裏方裏方でもいいので、
この目でパリコレを見てみたいな、
との夢もあります。
Naoさんがその裏方で参加された、
ということは、私の夢も近くなった
ということです。生は圧巻でしょうね・・・
想像ですが。
昨年は、何度も何度も何度も
ヘアを作ってもらいました。
写真一つ一つを眺めるだけで、
何だか、涙が出そうになります。
何回このシーンがあったでしょうか…
ありがたい気持ちでいっぱいです。
Naoさん、40代最後は神様からの
ギフトのような年でしたね。
今年、大台の50代突入。
二年早く私は突入していますが、
ますます活動量も意欲も
やりたいことも増えていき、
それこそ、
わーーーーっ！
って嬉し泣きしながら
人生という道を
走っている感じです。
これが生きている！
という感覚か・・・
みたいなね。
この記事を踏まえての、
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