最愛なるお母さんへ

 

時々、生きていた時みたいに

普通に「お母さん」って声を

出して呼んでみる。

 

続けて「お母さん?お母さーん!お母さん…」

って声を出して呼んでいるうちに

号泣するのが習慣になってるよ…

 

 

 

 

母の1周忌の法要でした。

厳密に言えば、母が亡くなったのは

13日の朝ですが、法事は数日早まりました。

 

 

あれから1年が経つのかと思うと、

時の流れの速さについていけず、

気づけば、60歳だ70歳だと

なっていそうなくらいの早さです。

 

 

母の死 Part1

母の死 Part2

 

 

母が具合悪いというのに、

出張をしていた私は、母に

10年前に予言していたとおり、

死目に会うことができませんでした。

 

 

別に後悔もしておらず、

母の意思通り、私は仕事を

がんばることができてよかったとさえ

思っています。

 

 

悲しみは、どんどん増していくのか?

それとも癒えていくのか?

 

 

・・・と言ったら

やはり「時間」というのは

最大の癒しになり、あの時の

悲しみはないのですが、それでも

時々、号泣するくらい

母に会いたくなることはよくあります。

 

 

親の死を恐れている人々に、

伝えたいことは、ペットと同じく、

親より早く死ななかった、という

最高の親孝行をできた、という意味では、

それはやはり喜ぶべきことでもあります。

 

 

そして、心にぽっかり穴が空くのですが、

それが早く埋まっていくには、

忙しくしていること、一生懸命

日々の生活に集中すること。

 

 

そんなことをしているうちに、

その穴は少しずつ埋まっていきます。

 

 

そのうち、自分もまた

あちらの世界に行くのが楽しみに

なるくらいです。

 

 

お母さん、

私はいつ迎えに来てもらっても

大丈夫なくらい、

毎日を悔いがないように

最高に生きています!

 

 

 

どんなに悲しんでも、

どんなに逢いたくても、

今は会えませんが、不思議と

近くにいるような感覚になるのが

慰めになります。

 

 

一周忌の法要、私はこれまた仕事

だったために、何一つ手伝うことが

できませんでした。

 

 

父が1人で準備しました。

本当に本当に大変なことです。

その前日なども仕事だったゆえに、

私は一切手伝うことができず、

叔母が手伝ってくれました。

 

 

お花やお菓子を用意したり、

お料理を作ったり、

お団子を作ったりと、

いろいろとやること満載です。

 

 

たぶんね、私に文句の一つも

言いたかったと思うのです。

父も叔母も…

 

 

しかし、それを言わないのは、

父と叔母の優しさであり、そして

私の仕事事情をわかってくれていること、

 

 

私が手伝わずに堂々と働かせて

もらっているのは「金銭的援助を

してもらっている」という感謝か

負い目か知りませんが、

私には文句を言わず、接して

くれていることに、これまた

感謝の気持ちがこみ上げるのです。

 

 

 

お坊さんのお経を聞きながら、

1年前の母の葬儀を思い出していました。

 

 

亡くなってすぐのときには、

悲しみという感覚がなく…いや…

実感がなかったというほうが

近いのかもしれませんが、

死ぬ前が一番辛かった、

というのは確かで、

誰もがどこか心の片隅で、

安堵があったような、

そんな感覚を思い出しました。

 

 

私は、親に関しては、

後悔という後悔はなく、

すべてやりきった…という思いで

母の死を迎えましたが、

亡くなってから数ヶ月後に

大きな後悔に襲われた出来事がありました。

 

 

それは、今年のセミナーで

伝えていますが、親御さんが

生きていらっしゃるすべての方に

聞いていただきたい内容ですし、

これから、みなさんが願望達成する上でも、

親との関係はある意味重要になってきます。

 

 

1年が過ぎて、穏やかに母との想い出に

浸ることができ、そして、私も

少しずつ少しずつ、一歩一歩

そちらの世界に近づいています。

 

 

小さいときから亡くなる前までの

母との想い出は、時々

私の心を締め付けたり、

笑わせてくれたり、

切なくしたりと、感情が

大忙しではありますが、

毎日会話ができているので、

離れて暮らしていたときよりも

近い感覚なのです。

 

 

小さい頃、6歳のときだったかな、

祖父が亡くなったときに、

「じいちゃん、死んでどこに行ったの?」

という質問をしたら、

「あなたの心の中にいるよ」と

叔母が言いました。

「会いたくなったら思い出したら、

じいちゃんに会えるから」と

 

 

その答えは、子供騙しの答えではなく、

確かに母は心の中に居て、

いつでも私が思い出せば、

魔法のランプのアラジンのように

ぶわわわわ・・・と出てきて

モモを腕に抱いて私のそばに

現れてくれるかのようです。

 

 

そして、私は母と親子のトークを

するのです。ブツブツと、声を出して。

 

 

お母さんへ

お母さんが死んでから、

ぶつぶつと声を出して独り言を

言うことが多くなったわ。

 

最近同じことをよく言うけど、

「お父さん、よくやってるよね」と。

 

誰もがそう思っていて、

誰よりもお母さんが

そう思っているのも知っている。

 

だからお父さんのことも労らなきゃ…

と最近ホントによく思う。

あんなに大嫌いな父だったのに…

 

 


今年のセミナーは残すところ

11月18日癒しフェア名古屋です。

癒しフェア申し込みはこちらから

 

 

 

 

オーディオプログラム
ワタナベ薫著書一覧

LINEブログ ワタナベ薫 ←毎日更新しています
Instagram kaoru4374 ←こっちもほぼ毎日
Facebook ワタナベ薫
Twitter ワタナベ薫

上記のSNS、フォロワー募集中です。

あなたのLINEに
ブログ更新のお知らせが届きます。
よかったら友だち追加してね。

  友だち追加

 


ワタナベ薫おすすめ商品
補正下着LALA

 

 

弊社が管理するウェブサイトに関する免責事項