地方中小企業の新規顧客開拓 -8ページ目
無名中小企業が、セミナーを開催する場合、
タイトルは、見た人が内容をイメージでき、
参加意欲を上げるものであるべきです。
そのためには、通常のタイトルに以下の2点を加えることが有効です。
1.感情性
案内を見た人の感情に、働きかける部分
2.具体性
具体的方法や、具体的な数字など
例えば、「部下育成セミナー」を開催するとします。
そのままタイトルだと・・・
A.「部下育成セミナー」
さらに、感情性をプラスすると・・・
B.「本当に成長する! 部下育成セミナー」
(~!により感情に働きかける)
さらに、具体性(方法)をプラスすると・・・
C.「認めればやる気になる 本当に成長する! 部下育成セミナー」
(内容がよりイメージしやすい)
さらに、具体性(数字)をプラスすると・・・
D.「認めればやる気が3倍になる 本当に成長する! 部下育成セミナー」
(効果がよりイメージしやすい)
単純な例ですが、案内を受け取った場合、A~Dのうち
どのタイトルが一番参加したい(興味、メリットを感じる)と思うでしょうか?
セミナー開催の目的は、のちに自社の商品・サービスを
購入してもらうこと(顧客にする)です。
すなわち、
のちに参加者には行動を起こしてもらわなければなりません。
セミナーは情報を提供する”貢献”ですが、
本当の”貢献”とは、情報を提供したら終わりではありません。
現状を変えたいと思っている参加者が行動を起こして、
変わることができるようにモチベーションを上げることが必要です。
どうすれば、参加者のモチベーションが上がり、
行動を起こすようになるでしょうか?
それには”共感”が必要となります。
”共感”を得るコンテンツには以下の2点が必要です。
1.「インパクト」新たな気づき
参加者が思っていることが、
現実とギャップがあることを示します。
例:生命保険業界では、
「生命保険は、一生のうち住宅の次に高い買い物」
というのが鉄板のようです。「目からうろこが・・」といった部分です。
2.「再確認」いつも自分が思ってきたことは正しい
いつも感じていることを代弁してあげることです。
例:営業マンの評価制度は売上数字だけではだめだと思っていたが・・・
やはりそうなのだ。モヤモヤが晴れてすっきりした。
「1.インパクトのある気づき」は、コンテンツ中、
一部にあればよいでしょう。
参加者にとって、すべてが新たな気づきである必要はありません。
すべてが新たな気づきでは、
参加者は話についてくることが困難になります。
(すべてを新たな気づきでコンテンツ作成は不可能ですが)
セミナー後、会える関係を作るためには、
「2.再確認」のほうが重要となります。これは、
自分と同じ⇒安心、信頼できる
につながるためです。
これにより、
相手が一体感を感じるようになり、
会っていただける確率も上がります。
自社の商品・サービスを購入してもらうこと(顧客にする)為の、
セミナーコンテンツには、
少しの「インパクトある気づき」と
多くの「再確認」が必要となります。
※もちろんここで自社商品・サービスの話は一切なしです。
※商品紹介をすることはYes/Noを迫ることと同意です。
セミナー開催の目的は、
のちに自社の商品・サービスを購入してもらうこと(顧客にする)です。
商品・サービスに関係するテーマとなりますが、
あまりにも「そのまま」は売り込みとなりますので避けるべきです。
(無名企業の場合、製品説明会のようにとられると、
参加者は集まりません。)
(集まるとしたら、競合他社くらいです)
とはいっても、
商品・サービスを買っていただくので
あまりテーマが離れても難しくなります。
のちに商品・サービスを購入してもらうためには、
売り込みとならないように一貫性を持つ必要があります。
私は、
商品・サービスに関係する話で、
切り口を変えて話をしていました。
また、商品・サービスの”さらに先”の話もありです。
例えば、
お客様のかかえる問題。あるべき姿をテーマとします。
※もちろんここで自社商品・サービスの話は一切なしです。
※商品紹介をすることはYes/Noを迫ることと同意です。
自社の商品・サービスに改めて考えてみてください。
どういったテーマが興味を持たれるか、見えてくるのではないでしょうか。
参加者定員は、テーマやターゲットによって異なりますが、
あまり多くすればよいというものでもありません。
セミナー開催の目的は、
のちに自社の商品・サービスを購入してもらう(顧客にする)為の
ステップであるからです。
(セミナーの参加料で売り上げを狙う場合は、多く集めるべきでしょうが・・・)
よって、参加者の行動を起こしてもらえるように、
伝えたいことが十分に伝わる人数でなくてはなりません。
また、顧客獲得が目的ですので、
その後のアプローチも考えた人数であるべきです。
セミナー後行動を起こしてもらうためには
『鉄は熱いうちに打て』ですので、
アプローチはあまり時間を空けるべきではありません。
その後のアプローチも考え、参加者定員、
そして開催インターバルも計画する必要があります。
私は、
1回/1ヶ月の場合は、定員10名、
1回/2ヶ月の場合は、定員20名~30名で開催しておりました。
セミナーを企画する上で重要なポイントに参加料があります。
『無料か?有料か?』です。
無料のほうが、多く人が集まるので良いのではないかと、
思いがちですがそうではありません。
無料と有料では、参加者の”質”に差があります。
”質”とは将来に商談となる確率のことです。
セミナーの最終目的は、「顧客の獲得」です。
有料にしたほうが、確実に”質”は向上します。
無料で開催した場合は、ターゲットの絞込(非ターゲットの除外)を
十分に行うことができないのです。
(1,000円にするだけで、大きく変わります。)
除外ができなければ、
後のアプローチの効率、効果が低下します。
本当に行くべきところに、アプローチを行う為にも有料をお勧めします。
また、無料だと参加者は、不信感を持つ場合もあります。
”無料”は逆に言えば、
後から回収(売り込み)をされると警戒していまいます。
そして、テーマによっては、
有料のほうが”質”の良い参加者が集まりますが、
さらに、無料より人数も多く集客ができる場合もありました。
それでは、
金額はどれくらいにすればよいのかといいますと
初めは3,000円程度が妥当だと思います。
3,000円ですと参加することに対する金額的ハードルも高くはないですし、
十分にターゲットを絞ることが可能です。
私は、3,000円からはじめ、5,000円に設定し、
最近では、テーマによっては10,000円で開催することもありますが、
参加者が減ることはありません。
そして、参加者の質は高くなっています。
セミナーの内容が伴っていることが前提となりますので、
プレッシャーはかかります。
しかし顧客獲得のためには、
どちらにせよ内容が伴っていなければ獲得はできません。
開催する方としても、有料にしたほうが、
コンテンツのレベルを上げることができるでしょう。
