【大阪府公立高校入試制度③】合否判定に使われる点数を算出する! | 家庭学習のやり方を学ぶ パパママのためのオンラインメディア

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こんにちは!松本ひろみです。

 

 

 

今日は

大阪府にお住まいで、

公立高校への入試を検討されている中学1・2年生と そのお母さんに向けて、

記事を書かせていただきます。

 

 

【令和5年度】最新情報はこちらから

 

 

 

ここ数年で、大きく入試制度が変わった、大阪府公立高校入試。

しかも、制度が複雑!

 

前回までは、

入試の持ち点である内申点は、中学高3年間の成績表の評価から算出されること

『成績表の評価』から『内申点』を算出する方法

について、順にお伝えしました。

 

 

【前回の内容はこちら▼】

【大阪府公立高校入試制度①】中学3年間の成績が入試に影響する?!

【大阪府公立高校入試制度②】内申点ってどうやって計算するの?

 

 

 

 

今回は、

内申点と入試本番の点数から、合否判定に使われる点数を算出する方法

について、お話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

大阪府の公立高校入試では、

合否判定に使われる点数を900点満点で計算します。

 

 

内申点:450点満点

入試本番の点数:450点満点(90点満点×5教科)

 

足したら、900点満点!

に、なるのですが…

 

 

 

内申点と入試本番の点数は、ただ足し算するのではなく、

比率計算をする必要があります。

 

 

 

どういうことかというと…

 

ある高校では、この比率を

内申点:入試本番の点数 = 3 : 7

と定めています。

 

 

これは、

全体を10(900点満点)とした時に、

内申点を3(270点満点)、入試本番の点数を7(630点満点)に補正して、

合否判定に使われる点数にするということ。

 

 

 

つまり

内申点が 0.6倍、

入試本番の点数が 1.4倍

になるわけですね。

 

 

これの値を足し算して、ようやく、

900点満点の『合否判定に使われる点数』が求められるんです。

 

 

 

 

また、Aさんの例をあげて、計算してみましょう。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

 

ここで一つ、ポイントが。

内申点と入試本番の点数の比率は、

各公立高校ごとに決められています

 

志望校がどの比率を採用しているのか、ぜひチェックしてみてくださいね!

H31年度入試の学校ごとの比率はこちら

 

 

 

 

 

【参考】

◇大阪府公立高校入試の選抜方法を見たい時◇

大阪府公立高等学校入学者選抜の方法

(大阪府HP / 2018年12月時点)

 

 

◇志望校ごとの比率、求める生徒像を調べたい時◇

平成31年度大阪府公立高等学校等アドミッションポリシー(求める生徒像)

並びに学力検査問題の種類

並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ【課程等別、学科別】について

(大阪府HP / 2018年12月時点)

 

 

◇倍率タイプごとの計算方法一覧◇

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

あなたの明るい未来を全力で応援しています♪

 

 

 

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