こんにちは!松本ひろみです。
今日は
大阪府にお住まいで、
公立高校への入試を検討されている中学1・2年生と そのお母さんに向けて、
記事を書かせていただきます。
ここ数年で、大きく入試制度が変わった、大阪府公立高校入試。
しかも、制度が複雑!
前回までは、
入試の持ち点である内申点は、中学高3年間の成績表の評価から算出されること
『成績表の評価』から『内申点』を算出する方法
について、順にお伝えしました。
【前回の内容はこちら▼】
『【大阪府公立高校入試制度①】中学3年間の成績が入試に影響する?!』
『【大阪府公立高校入試制度②】内申点ってどうやって計算するの?』
今回は、
内申点と入試本番の点数から、合否判定に使われる点数を算出する方法
について、お話ししたいと思います。
大阪府の公立高校入試では、
合否判定に使われる点数を900点満点で計算します。
内申点:450点満点
入試本番の点数:450点満点(90点満点×5教科)
足したら、900点満点!
に、なるのですが…
内申点と入試本番の点数は、ただ足し算するのではなく、
比率計算をする必要があります。
どういうことかというと…
ある高校では、この比率を
内申点:入試本番の点数 = 3 : 7
と定めています。
これは、
全体を10(900点満点)とした時に、
内申点を3(270点満点)、入試本番の点数を7(630点満点)に補正して、
合否判定に使われる点数にするということ。
つまり
内申点が 0.6倍、
入試本番の点数が 1.4倍
になるわけですね。
これの値を足し算して、ようやく、
900点満点の『合否判定に使われる点数』が求められるんです。
また、Aさんの例をあげて、計算してみましょう。
いかがだったでしょうか。
ここで一つ、ポイントが。
内申点と入試本番の点数の比率は、
各公立高校ごとに決められています。
志望校がどの比率を採用しているのか、ぜひチェックしてみてくださいね!
【参考】
◇大阪府公立高校入試の選抜方法を見たい時◇
大阪府公立高等学校入学者選抜の方法
◇志望校ごとの比率、求める生徒像を調べたい時◇
平成31年度大阪府公立高等学校等アドミッションポリシー(求める生徒像)
並びに学力検査問題の種類
並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ【課程等別、学科別】について
◇倍率タイプごとの計算方法一覧◇
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あなたの明るい未来を全力で応援しています♪
お問い合わせ・ご質問はこちら