ZZR400 ICイグナイター(CDI)点検 | むらのブログ

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こんにちは 野口さん

今日は雷が凄いですね

♪You're rollin thunder (はぁ~) by 谷村新司
とかどーでも良いことを口ずさみつつ。



ずっと記憶の端で気になっていたイグナイターの抵抗チェックやってみました。
なぜ、今まで手を付けなかったかというと・・・


サービスマニュアルを持っていなかったからですガクリ


正確には、サービスマニュアルは持っているんですが、ZZR400のサービスマニュアルは「基本マニュアル」と「補足版」という二部構成に分かれていて、基本版はK型のマニュアルになっています。
N型の差分データを見るためには補足版を購入する必要があるのですが、面倒くさがって ほとんどのパーツは基本版のデータだけで調整できるので、今まで買っていませんでした。

ただ、イグナイターに関しては端子数から異なるので、補足版のデータが無いとどうにも確認できない状況でした。
(N型用のデータはWebで探しても見つからなかったですしね)

まぁ、圧縮圧力の測定とか、ぼちぼちN型の差分データが無いと正確なデータを取れない部分に手が付き始めていたところだったし、ちょうど良かったかももんすたー






というわけで、(ようやく)補足版を購入♪

なぜか、タイトルフォントが可愛いwww






というわけで、イグナイターの取り外しから始めます。




お約束の開始前の1枚。


事前準備は超簡単♪
シートとシートカウル右側(LLC予備タンクがある方)を外すだけでOKです。




赤丸のところにICイグナイター(CDI)があります。




ボルト2本で留まっているだけなので簡単に外れます。





外したコネクタ。
後で、ピックアップコイルの点検でも使います。
(ピックアップコイルの点検については別で書きます)






さて、今回の測定で使用した道具たち。

(左上) 今回ヤフオクで落札したイグナイター
(右上) 現在使用しているイグナイター

あと、テスターもデジタルとアナログの2種類を用意しました。

そして、ZZR400N1~N4のイグナイター(Parts No.21119-1375)は、既に販売終了しており、ヤフオクなどの中古市場でも出回っている数がそれほど多くないので、異常の有無に関わらず予備を持っておくことにしました。
ざっと探すと 15,000円くらいで出てたりしますが、運良く 3,000円ほどで出ているのを見つけたので、即落札です





まずはサービスマニュアルにある標準値。
以下の通りです。


読みにくかったら拡大してみてください。
(ほんの少しだけマシになります)





そして、測定!

まずは先に、ヤフオクで落札した中古品を。





ちなみに、テスターは全てアナログを当てています。

データ的には、2箇所不適合箇所がありました。(2-3 と 3-2)
ここだけは何度やっても低い値が出るのでデジタルで測定したら 0.099 に収まりました。
はて・・・この誤差はテスターの精度の差なのか・・・?


では、いよいよ!

うちの ZZR から取り外した疑惑のイグナイター抵抗値。







おや?



変わらない?



値は最初に測ったやつと変わりません。
同じように、2-3 と 3-2 は
デジタルで測定したら 「0.099」という値が出ました。

ということは、イグナイターは悪くない?




ちなみに、マニュアルには「抵抗だけでは故障とは断定できない」的な事が書かれています。
ということは、抵抗値に関係なく故障している可能性もあり、交換したら直るという可能性もあるということですね。



なので、次回はピックアップコイルの抵抗とエアギャップを測定しつつ、イグナイターを交換して挙動を確認してみたいと思います 
はぐれメタル



う~む、イグナイターの抵抗値チェックで異常が出ればわかりやすかったんだけどなぁ。

もしかして、謎の不調が出る直前にパルシングカバー交換とかやってるし、そこで
ピックアップコイルのエアギャップとかずれちゃったのかな?
もしくは、抵抗値的には正常だけど、実はイグナイターの故障だったとか。



もう少し、状況を整理してみようかな・・・
うっ・・・
(それもまた別記事にて)