こんばんは。にまです。
7月の2週目に入った今でも雨が続き、加えて台風が近づいているようで、まだまだいいお天気に恵まれそうにないですね。
せっかくプールに水が入りましたが、プールで遊ぶ生徒の楽しそうな声が聞けるのも、まだ先になりそうです。
私は先日、先進地視察研修会というものに参加させていただきました。
その地は以前は地域の産物がありはしても、それを提供できる場所もなく、人の賑わいなどの活気があるとは言えない町でしたが、住民同士の知恵と協力で、今では1万人の観光客が集まるお祭りや、口コミだけで足を運ぶ人が絶えない料理屋さんなどができるほど、地域が活性化するといった変化を遂げた町でした。
研修に参加させていただいて、何を一番感じたのか、というと、その料理屋さんを立ち上げた方の講話で話されていた、いつも当たり前のように存在している身近なところに素敵なものがあった、ということです。
その料理屋さんで提供されているのは、高い食材を使った立派な料理などではなく、ごく当たり前のようにいつも住民が食べられていた、地域の特産物を用いたおかずやお米の料理です。
隣の芝生は青く見える、との言葉があるように、つい自分の周囲にあるものより、他の場所、他の人などが羨ましく、良く見えがちだと思います。
ですが、実際は普段気付かないところに目を向ければ、他のものより素晴らしいものがあることも多いということを、研修に参加させていただいて、私自身も、みなさんにも考えて気づいてもらえればと思いました。
ちょうど今月の末には、本校のある上津や、近くの伊勢路で行われるお祭りがあります。本校の生徒も先生も数名参加させていただきます。私は初めて参加させていただきますが、昔から長年行われている、歴史のあるお祭りとのことです。
本校の身近な場所に、今後も残していくべきものがたくさんあるということを、併せて学んでほしいと思います。
それではまた。