1両の電車に抜きつ抜かれつつの戦いを繰り返し勝山に到着しました。
勝山で行きたいところ、それは越前大仏です。
タクシー事業で成功を収めた勝山市出身の実業家が建立したお寺
ということで、ある意味ではパラダイスのようなお寺です。
このお寺の目玉の越前大仏は日本一の大きさで奈良の大仏よりも2m高い17m。
駐車場に車を停めてお寺に向かう道にはたくさんのお店がありました。
平日夕方ということもあり、ほとんど閉まっていました。
でも、門前町までも作ってしまう越前大仏すごいですね。
入場料は500円ですが、
夏の期間は雲海の演出があるということで朝夕は1000円になります。
時間が遅かったので1000円を払うことになりました。
中途半端な演出で、さして雲海に値打ちがあるとも思いませんで、
これは払い損だったかなと思います。
大門仁王像。
中国で制作され船でここに運ばれたということだそうです。
なんかスケール感がバグるデカさです。
大門を超え中門。ここで雲海に出会えます。
#手水龍コレクション
何より良かったのがこの手水の龍。
今までに見た手水の龍で最高のものです。
7頭の龍が思い思いのポーズで水を守っていました。
水が出ていなかったのが残念ですが、水が出ていると
なかなか壮観だったのではないかと思います。
そして大仏さま。
龍門石窟の廬舎那仏をモデルに作られています。
いやはや巨大ですね。サイズ感がバグります。
ゆっくりお参りをさせていただきました。
大仏脇にも脇立として
迦葉尊者・阿難尊者・普賢菩薩・文殊菩薩がいました。
さらに大仏殿には1281体の仏像がおさめられています。
木のオブジェクトその1その2。
「仏」の文字の隣に自ら「大」の字になって立って
「大仏」を表現するフォトロケーションがありました。
日本庭園は見ることが叶いませんでした。
九龍壁。
中国の国宝の第1号に指定された由緒ある装飾壁を中国政府の許可のもとに再現したもの。
色鮮やかな8263枚の登板と瑠璃瓦で9頭の龍が戯れる様子を浮き彫りにしている。
龍は観音さまの化身とも言われている。
大仏殿の裏手にそびえ立つ五重の塔は高さが75mで日本一の高さを誇る。
エレベーターで登ることができます。
塔の上からの眺め。やはりでかいですね。
奥に見える城状の建物は勝山城博物館で、
これもこの寺を建てた多田清氏が立てたもの。
城郭建築ではないが天守の形の建築物としては最も高いとのこと。
後ろに迫った山の緑がまた濃い。
御朱印こちら。