映画版です。
星組さんが現在シアターオーブで上演中の作品。
かつて、川平慈英さん版はシアタークリエ版を観劇したのですが、
抽象度が高いと感じてついていけなかったのですが、
星組さん版の観劇までに映画を「観たほうがいい」というほうに
票が多かったので観てみることにしました。
Amazonプライムビデオで字幕版を400円でレンタルしました。
結論から言って、観てよかったと思います。
背中を押してくれてありがとうございました。
まず大事なこと、この映画はミュージカル映画じゃないです。
曲はずっと通勤の車内BGMで聴いていますからだいぶ馴染んできました。
Be the Heroはじめブロードウェイらしい良い曲が多いと思います。
若かりしエドワードブルームをユアンマクレガーが演じています。
ケノービ将軍ですね。ムーランルージュのクリスチャンも彼ですね。
老いたほうは別の俳優が演じていますが星組だとこっちゃんひとり。
(川平慈英さんもひとりでしたがどちらかというと老いた寄りなので)
若い寄りのこっちゃんの演技が楽しみです。
最後、息子ウィルは父エドワードと向き合わなければなりません。
作中で関係をずっと積み上げなければならないし、
この作品の肝だと思います。キワミシンがどう演じるか楽しみです。
幼少期のウィルを茉莉那ふみちゃんが演じるのも楽しみ。
エドワードの妻のサンドラも青年期と壮年期の両方がありますが
川平版では霧矢大夢さんひとりでしたが映画と星組は別の俳優さん。
あいちゃんとうたちとがうまく相乗効果を見せてくれると嬉しいです。
ジェニファーヒルは青年期と壮年期もヘレナ・ボナム=カーター。
ハリーポッターのベラトリックスレストレンジですね。
ジェニファーヒルに加えて魔女まで演じています。
星組版は青年期は鳳花るりなちゃん、
壮年期は白妙なつさん、そして魔女が都優奈さん。
映画版ではジェニファーヒルと魔女に関係性を持たせていますが、
ミュージカル版ではそれがないのかもしれません。
その他のメンバーも似合っていることでしょう。
ほぼストーリーは忘れていたので、
ラストシーンにかけて、こんなだったかなと思うほど良くて、
(もしかしたらミュージカル版の改変があるのかもしれませんが)
俄然、星組の観劇が楽しみになりました。
面白いと感じたのは自分の境遇の変化もあるかもしれません。
父親が還暦を迎え(ぜんぜん元気ですが)
今後について思うところもなくはないですから。
走馬灯のシーンというのは総じて好きです。