理不尽なものを、納得できるものに | 【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

公認心理師。
不妊治療を体験し、
その気持ちを心理療法を使って整理する大切さを感じました。
妊活・不妊カウンセリング/心理カウンセリングのどちらの相談にも対応しているカウンセリングルームを営んでいます。

『人間というのは、一歩先に進むために


そのつど理不尽なものを、納得できるものに変え


自分を編み直していかないといけないのでしょうね。』


  「病を引き受けられない人々のケア」石井均著の

  鷲田清一氏との対談から、鷲田氏の言葉です。



昨日の書評の欄で見つけた1節がこころに残りました。



「理不尽なものを納得できるものに変え」の部分で


私が思うのはやはり不妊治療に関してでした。


どんなに努力をしても、頑張っても


それが反映されない理不尽な不妊治療という世界。



”質のいい卵を作りたい”と考えて


巷で これはいい! と言われていることを片っ端から試してみて


たとえば、漢方、運動、鍼治療、サプリメント・・・etc


でも、うまくいくときもあるのに次にはうまくいかなかったり


何が効いていて、何が悪いのかわからないままに


治療が続いていきます。



学校の勉強や、仕事などは


頑張れば頑張っただけ、結果が付いてきたのに


頑張ったのに、結果が付いてこない不妊治療は


なんとも理不尽で、


「納得」をどこに求めていけばいいのかわからなくなってきます。



それでも先へ一歩進むためには


自分の納得できるもの、にそれを編み直す


自分で納得の地点を定める ことが必要なのだと


鷲田先生は言われているのだと思います。



私の場合は、自分で不妊治療を納得できるものに変えることができたのは


治療を終えて、しばらくじたばたした後でした。


この経験を無駄にしない、対人援助の職に就いたこと。


不妊治療の経験から、マイノリティの立場に立ち


そこから見える世界を体験できたこと。



それ以降は、素敵な出会いや体験があったら


全てはそこから始まった、なくてはならなかった経験


と意味づけすることができていて、


さらに「自分を編み直し」「一歩先に進む」手立てになっているようです。



治療を終結する時は、


「10年も頑張ったのだからもうやめてもいいよね。


これ以上うまくいく気がしないし、正直もうやめたい」


という思いだったので、終結が理不尽 とは思っていなかったように思います。



でも


「頑張ってるのに、辞めなければならないなんて理不尽」


そう考える方もいます。


そういう時には、終結を納得できるものに変えることが必要だと思います。



・「終結」があなたにもたらすものは何?


・「終結」する必要があるの?


・「理不尽」と感じてしまうのは、どういうことから?


・「終結」するために必要なコトはなんだと思うか?   



そういったことを


じっくり立ち止まって、時間を取って考える必要があります。


「そのことを自分はどう感じているのか」を


探っていきます。


その感覚が自分なりの結論を導き出してくれるからです。



一歩先へ進むために、悩まずに考えること が


今、必要なのかもしれません。


それをする場がカウンセリングです。


一人でではなく、一緒に、考える場所です。






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