里親・養親について考える Part3 | 【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

公認心理師。
不妊治療を体験し、
その気持ちを心理療法を使って整理する大切さを感じました。
妊活・不妊カウンセリング/心理カウンセリングのどちらの相談にも対応しているカウンセリングルームを営んでいます。

台風接近中の9月3日(土)


立命館大学で行なわれたシンポジウムのお手伝いに行ってきました。


「家族の〈創成と再統合〉シンポジウム ~生殖医療と里親・養親~」



私はNPO法人Fine からのスタッフとしてお手伝いでしたが


参加の方の顔ぶれは


不妊治療に関係している方(当事者・医療従事者) 半分


里親・養親に関係している方(福祉関連の方) 半分


といったところでしょうか



自分の立場から 


 『子供ができなかったとき その先にある 里親という選択肢』


という感じで聞いていたのですが


里親に関係していらっしゃる福祉の方々は


 『まず 親を求める子どもありき』


なんですね。



あんなに白熱したシンポジウムを見るのは はじめてだったかもしれません


「子供のいないあなた方のために 子どもを手配する場所では

ありませんよ」


はっきり言われるのを聞いて 


どきっとすると同時に


やっぱりそうですよね、 たしかに正しい


とも思ったのでした。



でも大阪、神戸で活動されている 岩崎美枝子先生(社団法人家庭養護促進協会理事)は


「それでも、ちゃんと話をして その子の背景を聞いた上で


”その子だから私に必要”と思ってもらえたら それで十分なんです」


をおっしゃられました。



医療関係者と福祉関係者って 普段はあまり交わることが


ない方々なんですって。


そんなこともあまり知らなかった私。


今回のシンポジウムは、結論を出すようなものではなかったのですが


とっても有意義なものだったように感じました。


内田クリニック(島根県)の内田院長は


「今日のお話を聞いて 岩崎先生のような考え方にふれて安心しました」


とおっしゃっていましたし。



不妊治療者の選択肢の中に


里親・養親という選択肢がはいってきても


いいと、私は思いました。



子どもが欲しいと思った時に


・自然に任せるという選択をする人

・子どもを育てることを目標として選択する人

・不妊治療をする事を選択する人


そして、子どもを育てるという事を選択する人にも


・養子として、自分の子どもとして育てること

    血のつながりは無いけど、自分の子どもとして育てたい人


・里親として、その子の成長の一部を担うことを選ぶ人

    自分の子どもとして育てることに、限界があると感じて踏み出せない人も

    いると思うのですが、少し離れて客観的な立場、里親としてなら

    その子の成長の一部を担うことが出来る

    自分が役に立てることがあると感じることが出来る



上記の認識は、現時点での私の認識なので


里親とか、養子とかの認識が 上記のもので正しいかどうか


ちょっと不安なところもあります。ご勘弁ください。



あっちょっとその考えわかるかも・・・


と思われた方は、もっと詳しく調べてみては如何でしょうか?


各自治体の児童相談所に電話でまず問い合わせを


してみるのがいいそうです。


「検討してみたいけど、よくわからないから まず話を聴きたいのですが」


といえば、いいそうですよ。



この選択肢があることで、治療に時間的な区切りを


つけやすくなるかもしれません。


痛い治療や、たくさんお金をかけられないから


治療じゃなくて、はじめからこっちを選択する という方も


いらっしゃるかもしれません。



治療を終えてもう大分になる私でしたが


もっと早くにこの話を聞いていたかったな と思ったのでした。