あなたの笑顔に会いたくて・・・ -3ページ目

あなたの笑顔に会いたくて・・・

 
  ブライダルからセレモニーまでキャリア20年の司会者が
  これからの仕事と思いを綴っていきます。  


昨夜 末っ子と一緒に親子3人で ご縁をいただいたお寺での報恩講にお参りしてきました。
報恩講とは浄土真宗を開かれた親鸞聖人の年忌法要、法事です。

音楽法要とのことで リズムが付いているお経を        (初めて知ってビックリ(ノ゚ο゚)ノ  
ご住職先導のもと歌い お参りしました 

その後は お供えのお餅を焼いて皆でいただき 子どもたちは お楽しみ会。

 
  
親鸞聖人が お亡くなりになったのは
和暦1262年11月28日 新暦1月16日 時は鎌倉時代。

報恩講では お華束 (おけそく)をお供えします。 
お華束とは 小さなお餅を串に刺し きれいに色を塗り形作ったもの 

お花を供えたくても 真冬で花が咲いていない。 どうしよう。。。
先人たちは工夫して お餅を串に刺し きれいに色を塗って花に見立て
お供えされたのでしょう。        (正尊寺の住職様に教えていただきました。感謝)

私は こうした先人たちの思いを想像することが好きです。
今と比べて物のナイ時代。 暖房なんて 火 だけしかない。 (さむ~~~い (>_<、)
 
実は私は普段 いかにも信心深い振る舞いをしていますが
実際のところ 昨夜の報恩講の お参りも積極的に行ったわけではなく
自分が仏教に帰依しているのか と考えると そこ迄ではナイなぁと思います。

でも昨夜の お勤め中に 私をとても可愛がってくれた亡くなった祖母や
夫の祖父 そして大好きだった園長先生のことが ほわん ほわんと浮かんで来て
ふと 『この方々は きっと仏教に深く帰依していらっしゃったから 私たち親子が
     お経を読んだりして お勤めをしていると きっと 喜んでいらっしゃるだろうなぁ』
    と思ったのです。

昔は 生きるも地獄 死ぬるも地獄 と言ったように 何においても厳しかったので
凡人は必死に目に見えない仏様にすがったのではなかろうか と思います。 

私は まだ死んでないから 死後のことは分かりません。
あの世があるかも知りません。 でも あの世は有ってほしいと思います。

そして あの世に かの地に 大好きだった方々がいらっしゃるのなら
その方々が喜んでくださることをしたい と思うので
ご縁をいただいた時は お勤めをします。 先祖が選んだ真宗の お正信偈を上げます。



終わりに ご住職が座っていらっしゃった高座に子どもたちが上がらせていただき
大はしゃぎ              (ここに座っていらっしゃった住職様は絵姿みたいでした)

と言うことで また自分を見つめる良い機会をいただきました。
               ありがとうございました   






 

 




 


NPO法人ふるさと自然再生研究会の ボランティアに参加した帰り道
真っ赤な鳥居が目に付いて お参りした 伊岐(いぎ)神社。

 

イザナギ命 (いざなぎのみこと) イザナミ命 (いざなみのみこと)が
祀られている神社でした。

神話によると  高天原に最初に現れた神様が
天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)。
宇宙である天 真ん中を表す御中 主は支配するという意味で宇宙の根源神で
無から有となった神様。

その後 七代の神様が現れ〔神世七代(かみよななよ)〕 最後に現れた二神が
イザナギ様と イザナミ様。
夫婦となり 天空に架かる天浮橋 (あめのうきはし)に立ち 二神が協力して
海水をかきまわし 日本列島を生み出していった 『国生み』。

また多くの『神生み』も行い 伊勢神宮の天照大神さまは この二神の子の一人。
イザナギ命が日向 (宮崎県)の海で全身を浄め 最後に左の目を浄めた時に
生まれたのが 日の神 アマテラス大神さま。

大変美しい神が誕生されたことを大いに喜び
イザナギ命が 「お前が高天原を支配しなさい」と命じたことから
日本の総氏神として八百万の神々の最高位に位置している。
太陽神として 地上のあらゆるものの生命力と成長のエネルギーを司る
天照大神さまの 両親(両神)が イザナギ様と イザナミ様なのです。




 
でもイザナギ様と イザナミ様が鎮座していらっしゃるのは 多賀大社なので
ここ伊岐神社は 多賀系の神社なのかなぁ???







 

昨年末 12月28日 
若い子にも人気の 鈴虫寺に行ってみました。

若い子が行ってみたがる
と言うことは それなりの理由や魅力があるはず・・・



行ってきて よく解りました 

階段を上り 山門をくぐり 拝観料500円を納め 周りの人に添って靴を脱ぐと
書院へ通して下さる。 そこには 長机と座布団が用意してあり
勤めていらっしゃる方だろう おばさま方に 急きたてられ
あれよ あれよという間に着座。
正面には60センチ水槽   が 3つ程有り その中に いる いる 鈴虫 
いい声で鳴いてる 鳴いてる 

すると お茶と  お菓子が出てきて 僧侶らしき男性が現れ話が始まった。
お寺さんの説法や法話は堅苦しいとイメージしがちだけれど
おもしろい  冗談さえ交えたテンポのいい話。 うまい 
周りの若い人たちも引き込まれ みんな楽しそうに聞いている 

話の内容は お寺のことやお参りの仕方。
自分の身の丈に合った お願い事を ひとつだけして
叶ったら お礼参りに また来てください。 とのこと。

それらの話は 私にとっては全て当たり前なこと でした。
でも そうゆうことをそれなりに知っている人は きっと少ない。
それに こうして教えていただける機会もあまりナイので 鈴虫寺での教えは貴重です。

お寺は観光スポットでは ありませんが
その気のある お寺さんは 鈴虫寺のように
何か特色を持って人を集め 仏教を広めてくださったらいいのに・・・

と そう思いながら 岐阜に帰ってきました。

神社は いつでも お参りができるけれど お寺は塀があるところが多く
仕切られている分 足を運びにくい。
その上 山門が閉まっていたり 開いていても本堂の扉は閉まっていたりして
閉鎖的な感じで どう お参りすればいいのか分からない。 

知る機会がナイから 知らないまま成人し
チャペルに憧れ   結婚式だけ教会で・・・ 
などということとなり 仏教離れ 宗教離れをしていくのだと思います。

お寺さんは人を集める工夫をして 日本人が仏教を
もっと よく知る機会を作ってくださると いいなぁ と思います  
仏教は もっと身近であるべきだと思うのです。





 新年おめでとうございます 

年越しは 近所 かつ 師匠寺の最乗寺さんで
除夜の鐘をついてきました。

実は私 除夜の鐘つきデビュー
ちょっと感動

「沢山ついていいよ」 の声に調子に乗って
ゴ~~~~~ン と 5回もついてしまった。
煩悩は少しは拭えただろうか。。。

ぜんざいをごちそうになり
初めて 本堂に上がらせていただき お参りしてきました。

今年も どうぞよろしくお願いします。