昨夜 末っ子と一緒に親子3人で ご縁をいただいたお寺での報恩講にお参りしてきました。
報恩講とは浄土真宗を開かれた親鸞聖人の年忌法要、法事です。
音楽法要とのことで リズムが付いているお経を (初めて知ってビックリ(ノ゚ο゚)ノ
ご住職先導のもと歌い お参りしました

その後は お供えのお餅を焼いて皆でいただき 子どもたちは お楽しみ会。


親鸞聖人が お亡くなりになったのは
和暦1262年11月28日 新暦1月16日 時は鎌倉時代。
報恩講では お華束 (おけそく)をお供えします。
お華束とは 小さなお餅を串に刺し きれいに色を塗り形作ったもの

お花を供えたくても 真冬で花が咲いていない。 どうしよう。。。
先人たちは工夫して お餅を串に刺し きれいに色を塗って花に見立て
お供えされたのでしょう。 (正尊寺の住職様に教えていただきました。感謝)
私は こうした先人たちの思いを想像することが好きです。
今と比べて物のナイ時代。 暖房なんて 火 だけしかない。 (さむ~~~い (>_<、)
実は私は普段 いかにも信心深い振る舞いをしていますが
実際のところ 昨夜の報恩講の お参りも積極的に行ったわけではなく
自分が仏教に帰依しているのか と考えると そこ迄ではナイなぁと思います。
でも昨夜の お勤め中に 私をとても可愛がってくれた亡くなった祖母や
夫の祖父 そして大好きだった園長先生のことが ほわん ほわんと浮かんで来て
ふと 『この方々は きっと仏教に深く帰依していらっしゃったから 私たち親子が
お経を読んだりして お勤めをしていると きっと 喜んでいらっしゃるだろうなぁ』
と思ったのです。
昔は 生きるも地獄 死ぬるも地獄 と言ったように 何においても厳しかったので
凡人は必死に目に見えない仏様にすがったのではなかろうか と思います。
私は まだ死んでないから 死後のことは分かりません。
あの世があるかも知りません。 でも あの世は有ってほしいと思います。
そして あの世に かの地に 大好きだった方々がいらっしゃるのなら
その方々が喜んでくださることをしたい と思うので
ご縁をいただいた時は お勤めをします。 先祖が選んだ真宗の お正信偈を上げます。
終わりに ご住職が座っていらっしゃった高座に子どもたちが上がらせていただき
大はしゃぎ (ここに座っていらっしゃった住職様は絵姿みたいでした)
と言うことで また自分を見つめる良い機会をいただきました。
ありがとうございました