自分が体調不良で上咽頭擦過療法を受けた話 | 起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害(疑い)の女子大生
起立性調節障害(診断済)の男子高校生 

思いつくまま綴っていますので、
時系列はバラバラです。
雑談がメインのため、役に立つ情報はあまりありません。

息子の体調が悪化して完全に不登校になった時期に

私自身も胃の不快感に悩んでいました。

食事をとると、胃のあたりが膨らんで

カチカチに固まって、胃がまったく動いていない感覚でした。

膨満感や息苦しさ、げっぷも増えていました。

胃腸科を受診しましたが、特に問題は見つかりませんでした。

 

ある日、胃や食道が焼けるような不快感に襲われ、

嘔吐しようとしても何も吐き出せない

とても苦しい症状が続きました。

翌日、近所の耳鼻咽喉科で自分の症状を伝え、

上咽頭擦過療法を受けることができないかどうか相談しました。

 

上咽頭擦過療法に積極的な先生で、

私の症状もしっかりと聞いてくださいました。

胃腸科では何も問題なかったことを伝えました。

私の上咽頭の状態を確認したうえで

治療の適応有りとのことで

早速上咽頭擦過療法を行っていくことになりました。

 

初めて治療を受け、痛みはもちろんですが、

帰り道からさらさらした唾液が次から次へとあふれて

きたのは驚きでした。

最初はティッシュで押さえていたのですが

帰宅後タオルを口に当てていないと間に合わないくらい

ものすごい量のさらさらの唾液がでました。

そして、強い倦怠感と眠気に襲われて

久しぶりに熟睡したのでした。

 

一回の治療だけで

カチカチになったおなかは柔らかくなり、

胃の苦しさはかなり軽減しました。

その後、2か月ほど週一回の治療を続け、

胃の不快感やげっぷから解放されました。

 

私がお世話になった先生は

あまり強い刺激を入れない方針の先生だったようです。

それでも今思い出しても

あの痛みはもう経験したくないです。

もう一度同じ症状が出ても、

上咽頭擦過療法を受けるのは躊躇するでしょう。

ぜいたくな意見ですが

もっと少ない痛みで治療が受けれるようになると

良いなと思います。