自分の父親(80歳代前半)の話です。
元気いっぱいで、アクティブな生活を送っていた父親が
ある日突然倒れました。
原因は、低ナトリウム血症とのことでした。
以前から血圧が高めで降圧剤を服用していたとのこと。
血圧を気にして徹底した減塩生活を送っていたようです。
本人曰く
「味噌汁も、うっすいだし汁みたいなのを作っていた」
「料理も調味料を減らして作っていた」
「梅干しは水で洗って食べていた」
とのことでした。
倒れる数日前から、少し様子がおかしかったとのこと。
このままでは命に関わります、と言われるほど
だったようです。
幸い点滴での治療が功を奏し、すぐに回復しました。
主治医(父より年上)に、
ここまで生きたんだから
なんでも好きに食べたら良いと言われ、
適度に塩分を摂る生活を送っているとのこと。
現在ではすっかり復活しているようで一安心しました。
60歳代のころには
何故か肉を極端に食べない食生活をしていました。
(魚と豆腐は毎日食べていましたが)
何となく、高齢者は肉はあまり食べない方が良いと
思っていたようです。
現在は認識を改め、適度に肉も食べています。
思い込んだら徹底的に実行する
真面目な性格が仇となりましたが、
なんでもほどほどの方が身体のためになるようです。
そして、塩分の大切さを、祖父が身をもって(?)
孫に教えてくれたのでした。