長女はハイテンションで過敏な赤ちゃん時代を経て、
断乳を機にようやく眠れるようになりました。
近所の公園で、少し年上の子たちと真っ黒になるまで遊び、
疲れ果てて夕食中に眠ってしまうこともありました。
幼稚園から小学校低学年ではテンション高めで
好きなことには全力投球、という生活でした。
小学校高学年くらいになると、落ち着いてきて、
喜怒哀楽の少なめな淡々とした性格になりました。
怒ったり感情的になることはほとんどありませんでした。
一度だけ、弟の悪戯がすぎて娘が怒ったことがありました。
下を向いて硬い表情でじっとだまっていたのです。
夫と私はその表情に驚いて、
「今のは弟が悪いんだから、
しっかりと怒っていることを伝えなさい」
と説得(?)したことがありました。
それでも長女は弟に対し声を上げることはせず
「弟は小さい子だから大きな声で怒ってはいけない」
「ママも弟に怒ってはダメ、小さいんだから」
と言っていました。
もしかしたら負の感情をため込んでしまっていたのかも
しれません。
こんな子どもが怒りの感情をコントロールするなんて、
と、逆に心配になってしまいました。
大好きなゲームやアニメの話になると
ニコニコしていましたが、
いわゆる女子中高生のきゃぴきゃぴ(表現が古臭いですが)
という面は全くありませんでした。
反抗期で荒れる、ということはほとんどありませんでした。
ただ、体調の悪さもあり、常に不機嫌で
問いかけてもそっけない返事のみ、という感じでした。
さすがに
「留学したいんだけど」
という時だけは笑顔で話しかけてきましたが、
それ以降もテンション低めの日常が続いています。