お盆が来ます。

弟は高校一年生の16歳で亡くなり
かれこれ20年以上経過しました。

生きていた月日よりも
亡くなってからの月日が長い。

どんな大人になったか
想像しても16歳のまま。

弟は急性骨髄性白血病でした。
夏休みが終わる最後の日曜日に急遽入院し
その年の12月に亡くなりました。

約4ヶ月の闘病生活は
短いようで長かった。
いや、短かった。

お見舞いに来てくれる友達からの
励ましの言葉は
弟には辛い言葉でもありました。


頑張れよ


病室のドアが閉まったあと
弟が『 頑張ってる 』と呟いた言葉が
耳から離れません。


病名を知らず

余命も知らず

亡くなった弟。

きっとやり残したことはたくさんあったよね。

目を閉じたまま流れた涙は
忘れられない。

今でも当時のことは
鮮明に覚えてます。


うちの次男が弟になんとなく似ていて
ふと思い出す弟のこと。


お盆には弟の同級生が
お墓参りをしてくれてます。


いつまでも覚えてくれて
ありがとう。



弟の死から月日は流れ
次はうちの長男が治療法がない病気。
昨年は気管切開し人工呼吸器装着。

私は難病から離れられない運命なんだなぁ

そんな運命なんていらなーいガーン