『BILIE HOLIDAY / THE GOLDEN YEARS VOLUME Ⅱ』1/3
ビリー・ホリデイが1935年から1942年までにコロンビアに吹き込んだレコードを集めた3枚組アルバムの第2巻です。これに『BILIE HOLIDAY / THE GOLDEN YEARS』と『BILLIE HOLIDAY / RARE AND UNISSUED RECORDING FROM THE GOLDE YEARS』(4枚組+EP盤)を加えると、ぜんぶでLP10枚となり、国内盤である『BILLIE HOLIDAY VOL.1~5』とほぼ同じ内容になります。こちらはアメリカ盤です。1枚目では「MOANIN’ LOW」と「WHERE IS THE SUN」が良いと思います。1935/7/2 (1-1)BILLIE HOLIDAY(vo) ROY ELDRIDGE(tp) BENNY GOODMAN(cl) BEN WEBSTER(ts) TEDDY WILSON(p) JOHN TRUEHEART(g) JOHN KIRBY(b) COZY COLE(ds)1935/7/31 (1-2,3,5)BILLIE HOLIDAY(vo) ROY ELDRIDGE(tp) CECIL SCOTT(cl) HILTON JEFFERSON(as) BEN WEBSTER(ts) TEDDY WILSON(p) LAWRENCE LUCIE(g) JOHN KIRBY(b) COZY COLE(ds)1935/12/3 (1-4)BILLIE HOLIDAY(vo) DICK CLARK(tp) TOM MACEY(cl) JOHNNY HODGES(as) TEDDY WILSON(p) DAVE BARBOUR(g) GRACHAN MONCUR(b) COZY COLE(ds)1936/6/30 (1-6)BILLIE HOLIDAY(vo) JONAH JONES(tp) JOHNNY HODGES(as) HARRY CARNEY(brs,cl) TEDDY WILSON(p) LAWRENCE LUCIE(g) JOHN KIRBY(b) COZY COLE(ds)1937/1/12 (1-7,8)BILLIE HOLIDAY(vo) JONAH JONES(tp) EDGAR SAMPSON(as,cl) BEN WEBSTER(ts) TEDDY WILSON(p) ALLAN REUSS(g) JOHN KIRBY(b) COZY COLE(ds)1937/2/18 (2-1~3)BILLIE HOLIDAY(vo) HENRY RED ALLEN(tp) CECIL SCOTT(cl,ts) PRINCE ROBINSON(cl,ts) TEDDY WILSON(p) JIMMY McLIN(g) JOHN KIRBY(b) COZY COLE(ds)1937/3/31 (2-5,6,8)BILLIE HOLIDAY(vo) COOTIE WILLIAMS(tp) JOHNNY HODGES(as) HARRY CARNEY(brs,cl) TEDDY WILSON(p) ALLAN REUSS(g) JOHN KIRBY(b) COZY COLE(ds)1937/4/1 (2-4,7)BILLIE HOLIDAY(vo) EDDIE TOMKINS(tp) BUSTER BAILEY(cl) JOE THOMAS(ts) TEDDY WILSON(p) CARMEN MASTREN(g) JOHN KIRBY(b) ALPHONSE STEELE(ds)86点 side1-1 「A SUNBONNET BLUE」 1935/7/286点 side1-2 「I’M PAINTING THE TOWN RED」 1935/7/3186点 side1-3 「WHAT A NIGHT, WHAT A MOON, WHAT A GIRL」1935/7/3188点 side1-4 「YOU LET ME DOWN」 1935/12/386点 side1-5 「IT’S TOO HOT FOR WORDS」 1935/7/3186点 side1-6 「IT’S LIKE REACHING FOR THE MOON」1936/6/3087点 side1-7 「ONE NEVER KNOWS DOES ONE?」 1937/1/1287点 side1-8 「I’VE GOT MY LOVE TO KEEP ME WARM」1937/1/1287点 side2-1 「MY LAST AFFAIR」 1937/2/1886点 side2-2 「YOU SHOWED ME THE WAY」 1937/2/1886点 side2-3 「SENTIMENTAL AND MELACHOLY」 1937/2/1886点 side2-4 「LET’S CALL THE WHOLE THING OFF」1937/4/189点 side2-5 「MOANIN’ LOW」 1937/3/3187点 side2-6 「CARELESSLY」 1937/3/3189点 side2-7 「WHERE IS THE SUN」 1937/4/186点 side2-8 「HOW COULD YOU」 1937/3/31「ア・サンボネット・ブルー(1-1)」S.フェインの曲です。B.ウエブスター(ts)が先発し、T.ウィルソン(p)の後B.ホリデイが歌いますが、まるで喋るように歌い、時折M.ベイリーの語尾が出ます。R.エルドリッジ(tp)とT.ウィルソン(p)のソロがありますが、T.ウィルソンのスイング感がもの凄いです。ちょっといい86点です。「アイム・ペインティング・ザ・タウン・レッド(1-2)」S.ステプトの曲です。全体としての古めかしさにB.ホリデイ(vo)もT.ウィルソン(p)も半分浸かってしまいました。この二人が頼りだったのですが…。ちょっといい86点です。「ホワット・ア・ナイト・ホワット・ア・ムーン・ホワット・ア・ガール(1-3)」B.ホリデイのヴォーカルは速い曲なのですが、余裕すら感じられます。T.ウィルソン(p)のソロが中心ですが、(as)、(cl)、(tp)、(ts)と目まぐるしくソロが移り変わります。ちょっといい86点です。「ユー・レット・ミー・ダウン(1-4)」J.ホッジス(as)のイントロから始まり、B.ホリデイが歌います。つまらない曲らしいですが、歌は「いいですねー」。これがB.ホリデイの力とのことです。J.ホッジス(as)とT.ウィルソン(p)も良いソロをとります。最後にD.バーバーの生ギター・ソロがあります。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。「イッツ・トゥー・ホット・フォー・ワーズ(1-5)」T.パウエルの曲です。古めかしさが少し取れ、B.ホリデイ(vo)は歌詞の内容とは異なり毅然とした歌いっぷりです。ちょっといい86点です。「イッツ・ライク・リーチング・フォー・ザ・ムーン(1-6)」A.シャーマン、A.ルイス、G.マークスの共作です。J.ホッジスのアルト・サックスで始まり、T.ウィルソンに繋がりますが、これが素晴らしいピアノです。J.ホッジス(as)の後B.ホリデイが歌いますが、ホリデイらしい歌い方が横溢しています。ジョナ・ジョーンズのトランペット・ソロが最後にあります。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。「ワン・ネヴァー・ノウズ・ダズ・ワン(1-7)」M.ゴードンとH.レヴェルの共作です。T.ウィルソンの一音からイントロなしで、B.ホリデイは丁寧に心を込めて歌います。J.ジョーンズ(tp)を挟んで再びB.ホリデイが歌います。お洒落で格好いい87点です。「アイヴ・ゴット・マイ・ラヴ・トゥー・キープ・ミー・ワーム(1-8)」E.バーリンの曲です。T.ウィルソン(p)のイントロに続き、B.ホリデイは遅れた乗りでレイジーに歌います。この人独自の世界ですね。次のB.ウエブスター(ts)は柔らかなC.ホーキンスという感じで良いです。E.サンプソン(cl)、B.ホリデイ(vo)と続き、お洒落で格好いい87点です。「マイ・ラスト・アフェア(2-1)」T.ウィルソン(p)、H.R.アレン(tp)、(ts)、B.ホリデイの順ですが、B.ホリデイ、T.ウィルソンに次いでH.R.アレンも良い方に来てくれたので、お洒落で格好いい87点です。「ユー・ショウド・ミー・ザ・ウェイ(2-2)」T.ウィルソン(p)、(cl)、T.ウィルソン(p)、H.R.アレン(tp)と来てB.ホリデイの登場です。ちょっといい86点です。「センチメンタル・アンド・メランコリー(2-3)」(cl)、H.R.アレン(tp)、B.ホリデイT.ウィルソン(p)と来ますが、これまたB.ホリデイとT.ウィルソンは良いがというやつで、全体としては、ちょっといい86点です。「レッツ・コール・ザ・ホウル・シング・オフ(2-4)」G.ガーシュインの曲です。合奏のイントロがあり、B.ホリデイが歌います。音は正常です。J.トーマス(ts)の後もう一度B.ホリデイ(vo)です。ちょっといい86点です。「モーニン・ロウ(2-5)」R.レインジャーの曲です。T.ウィルソン(p)がイントロを、J.ホッジス(as)とT.ウィルソン(p)がテーマを演り、B.ホリデイのヴォーカルです。切々たる心を隠し、さりげない風を感じさせる歌い方です。お洒落で格好良く気品があり別格目前の89点です。「ケアレスリー(2-6)」C.ウィリアムズ(tp)がイントロを、J.ホッジス(as)とT.ウィルソン(p)がテーマを演り、B.ホリデイのヴォーカルです。少し粘るような歌い方です。C.ウィリアムズがミュートで唸って終わります。お洒落で格好いい87点です。「ホエア・イズ・ザ・サン(2-7)」ピアノの一音からB.ホリデイのヴォーカルが始まります。物憂げなこの曲調は彼女の持ち味を発揮して「いいですねー」。E.トムキンスのクールなトランペットも素敵です。もう一度B.ホリデイのヴォーカルがあり、お洒落で格好良く気品があり別格目前の89点です。「ハウ・クッド・ユー(2-8)」T.ウィルソン(p)がイントロを、C.ウィリアムズ(tp)とJ.ホッジス(as)がテーマを演り、B.ホリデイのヴォーカルです。その後J.ホッジス(as)とT.ウィルソン(p)が現れます。ちょっといい86点です。89点 side2-5 「MOANIN’ LOW」 1937/3/3189点 side2-7 「WHERE IS THE SUN」 1937/4/1