『BILLIE HOLIDAY / PERFECT COMPLETE COLLECTION VO
『BILLIE HOLIDAY / PERFECT COMPLETE COLLECTION VOL.1-3』1/3イタリアでまとめられた22枚組LP、“BILLIE HOLIDAY / LIVE AND PRIVATE RECORDINGS IN CHRONOLOGICAL ORDER”と、それを組み直して12枚組CDにしたものを睨んで、日本で12枚組CDにまとめ直したものです。そのVOL.1から3にあたります。VOL.1では、「FINE AND MELLOW」「I LOVE MY MAN」「I COVER THE WATERFRONT」「STRANGE FRUIT」「ALL OF ME」というビリーの得意曲が別格の素晴らしさです。1935/3/12 (1-1)BILLIE HOLIDAY(vo) ARTHUR WHETSOL(tp) COOTIE WILLIAMS(tp) JOE NANTON(tb) LAWRENCE BROWN(tb) JUAN TIZOL(tb) BARNEY BIGARD(cl,ts) JOHNNY HODGES(as,cl,ss) HARRY CARNEY(brs,cl,as) OTTO HARDWICK(bs,as) DUKE ELLINGTON(p) FRED GUY(bj) HAYES ALVIS(b) BILLY TAYLOR(b) SONNY GREER(ds)1937/6/30 (1-2,3)BILLIE HOLIDAY(vo) ED LEWIS(tp) BOBBY MOORE(tp) BUCK CLAYTON(tp) DAN MINOR(tb) GEORGE HUNT(tb) EARL WARREN(as) LESTER YOUNG(ts) HERSCHEL EVANS(ts) JACK WASHINGTON(brs) COUNT BASIE(p) FREDDIE GREEN(g) WALTER PAGE(b) JO JONES(ds)1937/11/3 (1-4)BILLIE HOLIDAY(vo) ED LEWIS(tp) BOBBY HICKS(tp) BUCK CLAYTON(tp) BENNY MORTON(tb) DAN MINOR(tb) EDDIE DURHAM(tb) EARL WARREN(as) LESTER YOUNG(ts) HERSCHEL EVANS(ts) JACK WASHINGTON(brs) COUNT BASIE(p) FREDDIE GREEN(g) WALTER PAGE(b) JO JONES(ds)1939/1/17 (1-5,6)BILLIE HOLIDAY(vo) ZIGGY ELMAN(tp) CHRIS GRIFFIN(tp) CY BAKER(tp) RED BALLARD(tb) VERNON BROWN(tb) BENNY GOODMAN(cl) HYMIE SCHERTZER(as) NONI BERNARDI(as) JERRY JEROME(ts) ART ROLLINI(ts) JESS STACY(p) BEN HELLER(g) HARRY GOODMAN(b) BUDDY SCHULZ(ds)1939/12/13 (1-7)BILLIE HOLIDAY(vo) FRANK NEWTON(tp) TAB SMITH(as) STANLEY PAYNE(as) KENNETH HOLLAN(ts) KENNY KERSEY(p) ULYSSES LIVINGSTON(g) JOHNNY WILIAMS(b) EDDIE DOUGHERTY(ds)1940/12/19 (1-8)BILLIE HOLIDAY(vo) HOT LIPS PAGE(tp) CHARLIE BARNET(ts) COLEMAN HAWKINS(ts) LESTER YOUNG(ts) TEDDY WILSON(p) unknown(g)、(b)、(ds)1941/6/17 (1-9,10)BILLIE HOLIDAY(vo) FLOYD “HORSECOLLAR” WILLIAMS(as) unknown(p),(b)1943/4/10 (1-11)BILLIE HOLIDAY(vo) HENRY RED ALLEN(tp) JAY C. HIGGINBOTHAM(tb) DON STOVALL(as) ALFRED WILLIAMS(p) BENNY MOTEN(b) ALVIN BURROUGHS(ds)1944/1/18 (1-12~14)BILLIE HOLIDAY(vo) ROY ELDRIDGE(tp) BARNEY BIGARD(cl) COLEMAN HAWKINS(ts) JACK TEAGARDEN(tb) ART TATUM(p) ALBERT CASEY(g) OSCAR PETTIFORD(b) SIDNEY CATLETT(ds)1944/5/24 (1-15)BILLIE HOLIDAY(vo) unknown big band1944/6/25 (1-16,17)BILLIE HOLIDAY(vo) ROY ELDRIDGE(tp) CHARLIE SHAVERS(tp) BENNY MOTEN(b) VIC DICKENSON(tb) EDMUND HALL(cl) BEN WEBSTER(ts) ART TATUM(p) ALBERT CASEY(g) SLAM STEWART(b) ARTHUR TRAPPIER(ds)1944/12/1~7 (1-18)BILLIE HOLIDAY(vo) prob.THE APOLLO THEARRE HOUSE BAND1944/1/17 (1-19)BILLIE HOLIDAY(vo) REX STEWART(cor) SHELTON HEMPHILL(tp) TAFT JORDAN(tp) CAT ANDERSON(tp) RAY NANCE(tp) JOE “TRICKY SAM” NANTON(tb) LAWRENCE BROWN(tb) CLAUDE JONES(tb) JIMMY HAMILTON(cl,ts) JOHNNY HODGES(as) OTTO HARDWICK(as) AL SEARS(ts) HARRY CARNEY(brs) BILLY STRAYHORN(p) FRED GUY(g) JUNIOR RAGLIN(b) HILLARD BROWN(ds)1945/2/12 (1-20,21)BILLIE HOLIDAY(vo) HOWARD McGHEE(tp) unknown(tb) WILLIE SMITH(as) ILLINOIS JACQUET(ts) WARDELL GRAY(ts) CHARLIE VENTURA(ts) prob.MILT RASKIN(p) prob.DAVE BARBOUR(g) CHARLIE MINGUS(b) DAVE COLIMAN(ds)1945/12/15 (1-22,23)BILLIE HOLIDAY(vo) ORAN “HOT LIPS” PAGE(tp) APOLLO THEATRE HOUSE BAND1946/5/27 (1-24~26)BILLIE HOLIDAY(vo) BUCK CLAYTON(tp) unknown(tb) COLEMAN HAWKINS(ts) ILLINOIS JACQUET(ts) LESTER YOUNG(ts) KENNY KERSEY(p) JOHN COLLINS(g) or TINY GRIMES(g) prob.CURLY RUSSELL(b) J.C.HEARD(ds)86点 CD1-1 「BIG CITY BLUES」 1935/3/1286点 CD1-2 「THEY CAN’T TAKE THAT AWAY FROM ME」1937/6/3086点 CD1-3 「SWING, BROTHER SWING」 1937/6/3086点 CD1-4 「I CAN’T GET STARTED」 1937/11/386点 CD1-5 「I CRIED FOR YOU」 1939/1/1785点 CD1-6 「JEEPERS CREEPERS」 1939/1/1787点 CD1-7 「I’M GONNA LOCK MY HEART」1939/12/1388点 CD1-8 「THE MAN I LOVE」 1940/12/1986点 CD1-9 「I CRIED FOR YOU」 1941/6/1790点 CD1-10 「FINE AND MELLOW」 1941/6/1789点 CD1-11 「TRAVELIN’ LIGHT」 1943/4/1088点 CD1-12 「DO NOTHIN’ TILL YOU HEAR FROM ME」1944/1/1891点 CD1-13 「I LOVE MY MAN」 1944/1/1888点 CD1-14 「I’LL GET BY」 1944/1/1888点 CD1-15 「DO NOTHIN’ TILL YOU HEAR FROM ME」1944/5/2490点 CD1-16 「FINE AND MELLOW」 1944/6/2588点 CD1-17 「ALL OF ME」 1944/6/2587点 CD1-18 「I’LL BE SEEING YOU」 1944/12/1791点 CD1-19 「I COVER THE WATERFRONT」1945/1/1789点 CD1-20 「BODY AND SOUL」 1945/2/1290点 CD1-21 「STRANGE FRUIT」 1945/2/1290点 CD1-22 「FINE AND MELLOW」 1945/12/1590点 CD1-23 「ALL OF ME」 1945/12/1587点 CD1-24 「I CRIED FOR YOU」 1946/5/2789点 CD1-25 「FINE AND MELLOW」 1946/5/2788点 CD1-26 「HE’S FUNNY THAT WAY」 1946/5/27「ビッグ・シティ・ブルース(CD1-1)」デューク・エリントン楽団をフィーチャーした短編音楽映画“シンフォニー・イン・ブラック”にチョイ役で出演したB.ホリデイが歌います。初レコーディングから1年4ヶ月経ちますが、失恋の歌ということもありB.ホリデイらしさをしっかりと感じることができます。ちょっといい86点です。「ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー(CD1-2)」カウント・ベイシー楽団をバックに、B.ホリデイは少し粘りを加えて聴かせてくれます。ちょっといい86点です。「スイング、ブラザー、スイング(CD1-3)」カウント・ベイシー楽団を従えて、B.ホリデイは、この人でなければという歌い方で堂々としたヴォーカルを聴かせます。ちょっといい86点です。「アイ・キャント・ゲット・スターテッド(CD1-4)」ビッグ・バンドをバックに、B.ホリデイは懸命に気を入れて歌いますが、合奏を聞くとお分かりの通りB.ホリデイが気の毒になってきます。でも彼女はひたむきに歌いますので、ちょっといい86点です。「アイ・クライド・フォー・ユー(CD1-5)」ベニー・グッドマン楽団のラジオ番組にゲスト・スターとして迎えられた時の放送録音です。テンポは少し早めで、B.ホリデイは張り切っているのでしょうか、高音を張って歌います。ちょっといい86点です。「ジーパーズ・クリーパーズ(CD1-6)」マーサー・ティルトン(vo)、レオ・ワトソン(vo)に次いでB.ホリデイが歌います。彼女には似合わないスインギーな曲ですが、それでもメロディーを変えてビリーのスタイルで歌います。ちゃんとしたジャズで再聴下限の85点です。「アイム・ゴナ・ロック・マイ・ハート(CD1-7)」酷いノイズですが、B.ホリデイは高音をヒットさせ、ひたむきに歌います。お洒落で格好いい87点です。「ザ・マン・アイ・ラヴ(CD1-8)」G.ガーシュインの曲です。B.ホリデイの歌の途中から始まり、2コーラスたっぷりと聴くことが出来ます。しかしながら全体の録音状態が悪く、オブリガードのテナー・サックスも音量が高い上にもごもごと聴こえたりして、決して良い状況ではありません。それでもB.ホリデイの歌が一級品なので、お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。「アイ・クライド・フォー・ユー(CD1-9)」G.アルンハイム、A.ライマン、A.フリードの共作で、(CD1-10)と共に“アップタウン・ハウス”で私的に録られたものです。B.ホリデイはクラブ録音の所為かより奔放に歌っているようです。バックで聴こえるのはF.H.ウィリアムズ(as)の音だけという感じです。クラブ録音という稀少価値はあるのでしょうが、ちょっといい86点です。「ファイン・アンド・メロウ(CD1-10)」B.ホリデイのオリジナル・ブルースです。(p)のイントロから始まり、B.ホリデイはF.H.ウィリアムズ(as)のオブリガードを受けて一人最後まで歌い切ります。録音は良くありませんが、B.ホリデイの世界にしっかりと引き込まれます。魂の叫びは、気品があり別格の90点です。「トラヴェリン・ライト(CD1-11)」T.ヤングのオリジナルです。半年前にポール・ホワイトマン楽団で歌いましたが、その時よりも主役感が大きく、しんみりとしっとりとしたB.ホリデイを堪能出来ます。セクステットの伴奏ではありますが、アルフレッド・ウィリアムズのピアノだけがオブリガードを担当していますので、B.ホリデイが際立って聴こえます。お洒落で格好良く気品があり別格目前の89点です。「ドゥー・ナッシン・ティル・ユー・ヒア・フロム・ミー(CD1-12)」D.エリントンのオリジナルを、B.ホリデイがはしっとりと歌いますが、つくづく「上手いなあー」で、お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。「アイ・ラヴ・マイ・マン(CD1-13)」B.ホリデイのオリジナルです。R.エルドリッジ(tp)のイントロから始まり、B.ホリデイが身体を心地よく左右に揺すってくれます。気品があり別格でちょっと浸りたい91点です。「アイル・ゲット・バイ(CD1-14)」F.アーラートの曲です。B.ホリデイはスインギーに歌い、ご機嫌なのですが、1コーラスで終わる短い曲です。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。「ドゥー・ナッシン・ティル・ユー・ヒア・フロム・ミー(CD1-15)」D.エリントンのオリジナルを、不明のビッグ・バンドを背景にB.ホリデイが歌います。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。録音状態は良くありません。「ファイン・アンド・メロウ(CD1-16)」B.ホリデイのオリジナル・ブルースで、これはラジオ番組に出演した時のものです。A.テイタム(p)のイントロから始まり、主にA.テイタム(p)とR.エルドリッジ(tp)がオブリガードを担当します。気品があり別格の90点です。「オール・オヴ・ミー(CD1-17)」G.マークスとS.シモンズの共作です。A.テイタム(p)のイントロから始まり、スイングするバックを背景にB.ホリデイはいつもの遅れたノリを見せます。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。「アイル・ビー・シーイング・ユー(CD1-18)」S.フェインの曲です。B.ホリデイの歌はいつも通り素晴らしい(だろう)と思うのですが、何とも録音状態が劣悪で、バック・バンドにも冴えは見られず、お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。『BILLIE HOLIDAY / COMMODORE RECORDS』の方は94点なので、是非ともそちらの方を聴いていただきたいです。「アイ・カヴァー・ザ・ウォーターフロント(CD1-19)」J.グリーンの曲です。D.エリントン楽団の演奏を受けて、B.ホリデイが歌いますが、しんみりと心に沁みて来ます。気品があり別格でちょっと浸りたい91点です。「ボディ・アンド・ソウル(CD1-20)」J.グリーンの曲です。J.A.T.P.コンサートによるもので、B.ホリデイは錚々たる面々を従え、大聴衆の前で堂々たる歌唱を聴かせます。お洒落で格好良く気品があり別格目前の89点です。「ストレンジ・フルート(CD1-21)」B.ホリデイのオリジナルです。咳払いを二つして、B.ホリデイは殆どピアノだけをバックに、この歌を大聴衆を前にして歌います。J.A.T.P.という場にそぐわないのではという懸念も感じますが、聴衆は大きな拍手を送りました。気品があり別格の90点です。「ファイン・アンド・メロウ(CD1-22)」B.ホリデイのオリジナル・ブルースです。アポロ劇場の聴衆はB.ホリデイ最初の一節で歓声を上げ、遠くではサックスが小さな音でオブリガードをつけます。B.ホリデイのブルースは真ん中で大きく膨らみ、気品があり別格の90点です。「オール・オヴ・ミー(CD1-23)」G.マークスとS.シモンズの共作です。アポロ劇場のハウス・バンドは軽やかにスイングし、B.ホリデイはやや気怠く遅れ気味に乗る、この対比が見事で、気品があり別格の90点です。「アイ・クライド・フォー・ユー(CD1-24)」(1-24~26)はJ.A.T.P.での演奏ですG.アルンハイム、A.ライマン、A.フリードの共作で、B.ホリデイは例の遅れたノリで何時ものように歌いますが、録音状態も良くなく、お洒落で格好いい87点です。「ファイン・アンド・メロウ(CD1-25)」B.ホリデイのオリジナル・ブルースです。同様に録音状態は悪く、オブリガードにも恵まれませんが(L.ヤングは別です)、ビリーはいつものようにビリーのブルースを歌います。お洒落で格好良く気品があり別格目前の89点です。「ヒーズ・ファニー・ザット・ウェイ(CD1-26)」R.A.ホワイティングとN.モレットの共作です。録音状態が悪くても、バックに恵まれなくても、ビリーはビリーの歌を紡ぎ出します。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。