今回は仮面ライダーギーツより、S.H.Figuarts仮面ライダーゲイザーの簡易レビューを行います。
あまりにも模様が複雑なので、アーツ化するのか心配になってたけどちゃんと商品化してくれたライダー、それがゲイザー。
最近のライダーアーツは仕様はともかく、「やるからには造形塗装は完璧に」の信頼感があって、今回も素晴らしい出来栄えです。
まずは箱。
ギーツのプレバンはこれが初。
渋い色合い。
本体を見てみます。
いや〜凄いですね。
ぱっと見の情報量がとび抜けてます。
造形に関してはもう出来ないことは無いんだろうなぁ。
塗装は金、銀、青のメタリックが美しく、肩などの白塗装もツヤ良く再現されています。
そして金属回路のような模様も完璧ですね。カッコいいですよ…
足の金も良い。
今回は手首もたくさん付いてますが、全て金と白の塗装で細かく塗られています。
このレビューを撮るまで普通の令和ライダー素体と思ってたんですが、試しに力を入れてみたら腰が引き抜けました。
なんとギーツ同様の換装用素体なので、組み換え遊びまでできちゃいます。すげぇ。
とりあえずゲイザーブーストマークⅡにしてみた。
付属品を並べます。
一応二種類の換装形態を実現してますが、追加パーツは3個で済むという作りやすい構成。
塗装がめんどくさそうなのに、手首が多いのが良いですね。
まずは五箇所のバリアビットを外した形態。
肩だけ差し替えます。
こうして見ると同じ形状のパーツが5個も装着されてるのに、そう思わせない配置になったデザインなのは凄いですねゲイザー。グレアもか。
プロビデンスカードと専用持ち手。
こちら小さいので紛失注意。
右腰のスロットにも挿せますがポロリするので、挿したままにすると恐らく失くすでしょう。
なんと劇中でいっさい使用していない武器用の持ち手も付いています。
設定上は左腰のバックルスロットに挿せばバックルのパワーや武器を引き出せるはずなので、武器を使っているゲイザーをフィギュアなら再現できます。
劇中に存在しないアイテムは省くことの多いアーツが、塗装までして付属品を増やすあたり、ギーツアーツの盛況ぶりがうかがえます。
スエル変身時の頭部も差し替え再現。
カッコいいんだけど対戦相手はギーツⅨだけだし一発で負けたフォーム。
でもコイツのボコされぶりを見てギーツⅨ大好きになったんだ…
以下よりアクション!
ほとんど動かずに相手を圧倒する「絶対的運営側」の性能を持たされたゲイザー。
静かな立ち姿が最も似合います。
やっぱりあんまり派手なアクションをしているイメージは浮かびにくいですね。
基本的にバリアで無慈悲な防御力を見せて一撃で相手を粉砕する「現場処理用」みたいな立ち位置のライダーなので、バリアエフェクトがないとコンセプトが活かせないフィギュアだとは思います。
それでも許せてしまう高い本体の完成度があるので問題ないですね。
ゲイザーブーストとギーツレーザーゲイザー。
この二人はお互いの信念を認め合ってからの共闘が見たかったけど実現しなかったですね…
以上で撮影を終わります。
持ち味であるバリアーの再現はできないものの、高いレベルでまとまった本体に不満もなく、むしろ今年のベストに入ってくる気配すらある素晴らしいフィギュアでした。
出来が良過ぎると特に言うこともないよね。
ギーツアーツはまだメインどころのギーツⅨ、ブジンソード、ナーゴファンタジーなど強いキャラクターが控えてるので、まだまだ注目度は高そうです。
以上です。
報告会おわり