今回はウルトラマンブレーザーより、S.H.Figuarts 23式特殊戦術機甲獣アースガロンの簡易レビューとなります。
ここ数年で定番になりつつある政府系巨大ロボットのアースガロン、通称アーくん。
オーバーテクノロジーではあるんだけど、現代的な戦術兵器の延長線上にあるような役割を持たされたデザインになっていて、細部がかなりリアル寄りに作られています。
フィギュアになると相当細かくて大変そうではありますが、その辺りをしっかり再現してきているアーツ、なかなかの完成度です。
まずは箱。
怪獣枠の大きさですが、まさかこれも一般販売で出してくるとは…ゼットからの流れで、作る方はかなり自信があったのではないでしょうか。
本体を見てみます。
パッと見てすげぇなって感じですね。
メカやらせたら強いよバンダイ。
アップで見るとより一層素晴らしい造形塗装なのが分かりますね。
DX品も評判が良いので、それとの差別化としてカラー再現に注力するのは正解な気がします。
尻尾のミサイルハッチは五箇所全てが開閉可動。
尻尾自体も分割可動しますが、可動域は控えめ。
かかとのシリンダーも動きに合わせて伸縮します。
ボーイズトイが強いのが分かっているので、アーツは大人が喜ぶ部分にフォーカスしてるのが楽しいですね。
可動は見た目より遥かに良好です。
実際のスーツでは動かない角度まで動くので、オモチャならではの遊び方まで堪能できます。
大きさ比較。
ウルトラマン以上怪獣未満。
これ本当に難しい塩梅だと思うんですけど、ロボット怪獣はカッコいいんだけど本物の怪獣より強く見えたらいけない。アーくんは特に色合いでこの辺のバランスをクリアしている気がしますね。
付属品を並べます。
極小の目パーツ。
主役と設定されているので、手首も豊富で表情豊かですね。
アースファイアエフェクトや強化形態は予想通りオプションパーツセットが出ましたね。
ひとまず目のパーツを一個ずつ変えて見てみます。
通常目。
写真だと分かりづらいですが、肉眼だと意外とはっきり目が見れます。
おこ顔。
かわいい。
暴走顔。
最も分かりやすい変化と言えますね。
この目パーツね…変えづらい変えづらいと言われてたんですが、やっぱ変えづらいよね…
紛失が本気で怖いタイプの小ささで、たぶん慎重さを欠くと破損にも繋がります。
ぐるぐる顔。
基本的にアースガロンはこの状態になりがちなので最も印象的な目かも知れません。
ニッコリ目。
地球防衛の要、ガチで怪獣とやり合う性能が求められる兵器にこんな表情は本来必要ないはずですが、市民の理解を得るためにある程度キャラクター性があった方が良かったのかな?とか、後々AIを導入する事は決まってたはずなので、外観からコンディションを把握するためにAIが活用できるインターフェースの役割を想定してたのかな…なんて考えたりするのも楽しい。
アースファイア用の砲口パーツ。
これまた小さくて無くすのが怖い。
コクピットブロック露出状態を差し替えで再現。
表情の違う平手二種。
手首のジョイントが少し外れやすくてこれもちょっと怖い。
以下よりアクション!
このよく動くし破綻のないプロポーション、アーツはよくやってますよ。
やはり共闘シーンに安心感があるね。
異星人との友情、いいよね…
アンリの体術をそのまま使ったら強いんじゃね?みたいなのを検証する回とかあったら楽しそう。
以上で撮影を終わります。
アーくんはその回によって色んな運用形態をとっていて、やっぱりmod4まで再現できないと完全な遊び方はできないかなと思います。
それでも、本体がよく動くのでなかなか遊びがいがあって、単体としてのプレイバリューも決して低くはないです。
もうオプションセットも決まってますから、思い切って買い揃えても全く問題のない素晴らしい内容かと思います。
さて、ブレーザーの目ぼしい立体化は残すところファードランぐらいなものですが、最終回間際で評価を爆上げしたタガヌラーなど、強い個性を持った怪獣たちにも是非ともフォーカスして欲しいものですね。
以上です。
報告会おわり