アク劇 acl.566《美幼女と野獣 その4》 | ウィンテルフィギュア怪奇譚

ウィンテルフィギュア怪奇譚

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ほか、アニメやフィギュアの雑記や、ガチャ商品の購入報告などを行っています。

ー前回までのあらすじ

マントの魔法でファントムを追い詰める仁藤攻介。

しかしそのファントムは、半分人間のままになっている特殊な存在であることが分かる。

そのまま倒してしまえばゲートが死ぬ…その選択を前に判断できなくなってしまったルビィの代わりに立ち上がったのは、えみるだった。

 

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えみる「ルビィさん、私はプリキュアになって、とても大切なことを学んだんです。それを今から、あなたに見せたいと思うのです。」

 

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ルビィ「とても大事な…こと…」

 

えみる「そうなのです。つまり…」

 

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えみる「すぅーーーーっ…」

 

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えみる「愛は無敵!!」

 

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ダンッ!

 

えみる「はあああーーっ!」

 

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ドゴォッ!!

 

ファントム「うっ…」

 

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ファントム「がああああーーっ!?」

 

ドヒュン!

 

仁藤「はあ!?」

 

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仁藤「おいおいプリキュアぁ!おめーがぶん殴ったら結局死んじまうだろぉ!」

 

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ファントム「そうだァ…!ガキは間抜け面してアイスでもしゃぶってりゃいいんだよ!」

 

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ファントム「このゲートを殺すつもりなのかよォォ!」

 

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ドゴン!

 

ファントム「うぉぉい聞けよガキがぁぁ!」

 

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えみる「愛にガキも大人も関係ないのです!」

 

仁藤「!?」

 

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ヒュオッ…

 

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ガキッ!

 

えみる「そしてプリキュアの力は相手を倒すためだけのものではありません!」

 

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ズゴン!

 

えみる「大切なものを…!」

 

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ドッ!!

 

ファントム「ごぅああ!」

 

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えみる「たったひとつの大切なことを伝えるために!他の余計なものを排除するための力なのです!」

 

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えみる「だからっ!」

 

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えみる『マシェリ・ポップン!』

 

ドッ!

 

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ドバーーッ!!

 

ファントム「ぐぅわあああああ!!」

 

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えみる「今から伝えるのです!」

 

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えみる「ルビィさん!見ていてください!」

 

ルビィ「!」

 

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えみる「愛の力を!!」

 

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はぐっ!

 

ファントム「なに!?」

 

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えみる「愛は!無敵ーーーーーーっ!!」

 

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ブワァァーーーーッ!!

 

ファントム「うぉぉ…!うおおおおおおおーーーっ!!」

 

えみる「はああああああーーーーーーっ!!」

 

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ルビィ「……うそ…ほんとに……」

 

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ファントム「なん…だ!?なんだこれは!?どうなってる!分離しただとォォ!?」

 

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仁藤「お前すっげぇなぁぁ~~プリキュア!」

 

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仁藤「後は俺に任せろ!」

 

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カチャン!

 

『キックストライク!』

 

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仁藤「どぉぉーーーーー!」

 

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仁藤「りゃあぁーーーー!」

 

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仁藤「セイッ!!」

 

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ドッ!!!

 

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バゴォォン!!

 

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ザッ!

 

仁藤「ふぅ~!」

 

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仁藤「さて、魔力をいただくとする……なんだこの魔法陣の色?見たことねーなぁ。

 

仁藤「まいっか、色気より食い気ってな。」

 

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ガブッ!

 

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仁藤「ごっつぁんです!」

 

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えみる「ルビィさん、大丈夫ですか…?」

 

ルビィ「うん…もう、平気だよ。」

 

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ルビィ「ありがとう、えみるちゃん。」

 

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えみる「愛は無敵なのです!」

 

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ルビィ「仁藤さん、ありがとうございました。」

 

仁藤「あぁん?別に俺は感謝されることしてねーよ。食いたいモン食っただけだぜぇ。」

 

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ルビィ「あなたは魔力を食べる魔法使いなんですか?」

 

仁藤「おうおうそれがなぁ、聞いてくれよぉ。」

 

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仁藤「俺の中のファントム『キマイラちゃん』はなぁ、魔力を与え続けねーと俺まで食っちまうんだ。」

 

えみる「えっ!?」

 

仁藤「だぁ~から大変なんだよ、食事は生きることそのものってな。で食い物に困って晴人の勧めでこの町に来たってわけだ。」

 

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えみる(この方は『やらなきゃいけないこと』を繰り返している…だけど、何故か楽しそうなのです。こんな人もいるのですね。)

 

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ルビィ「それで、さっきのファントムなんですけど…」

 

仁藤「あ~みなまで言うな、俺もあんなの初めて見たから気になってる。」

 

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仁藤「ちょっと待て今変身解くから。」

 

ルビィ「えっ?」

 

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ルビィ(えっ?変身解除?そんなこと言ったって仁藤さんのフィギュアなんて持ってな…)

 

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仁藤「ほぃ~お待たせ。」

 

ルビィ「ぴぎっ!?」

 

えみる「あれっ!?」

 

仁藤「あん?」

 

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仁藤「なんっだよお前ら~、ひょっとして俺が思ったよりいい男だったからビビってんのかぁ?」

 

ルビィ「ち、ちちちちがっ、ちが…仁藤さん、それ…!」

 

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仁藤「ん?」

 

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仁藤「えっ、はっ?えっ?あれっ?声?」

 

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仁藤「なんっっじゃこりゃああああああああ!!!」

 

 

 

自称・操真晴人最大のライバルを名乗る魔法使い、ビーストの仁藤攻介さんが町にやって来ました。

いきなり女の子になってしまって、これからどうなるんでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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?「………」

 

?「アーキタイプ、プリキュア…腕輪の魔法使い…」

 

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?「これも宿命…か。」

 

 

アク劇おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ビースト登場編が終了でございます。

今回なぜ仁藤の人間態を(強引に)用意したかと言うと、一番の理由は値段です。

マントとセットで12000円を超える真骨彫ビーストをきちんと使いこなさないと勿体ないと思って色々考えましたところ、結局登場機会を増やさなきゃなって流れになったんです。

でもやっぱりライダー形態だけだと話に絡めるのが難しくて、日常パートから自然に戦闘などにも移れる人間態を用意するのが得策と考えました。キマイラ以外に縛りがない奔放なキャラも使いやすいかなと。

またビーストの変身シーンが好きと言うのもあって、今回安値で仁藤のイメージにも合ったアーツのキリエを買っといたわけでした。

 

えー、女体化ライダー3号の仁藤攻介をよろしくお願いいたします。