ー前回までのあらすじ
偶然出会った高海千歌に勘違いされ、国木田花丸になりすますことに成功したダダ0721。
早速、千歌の遊び相手である超人・キュアエコーに襲いかかるダダであったが、即死級の返り討ちに遭い既に瀕死なのである。
ダダ「うっゲホ……うゲホッゲホッ…がはっ…ず、ずらグハァ…」
ダダ(たぶん今のは気のせいずら!)
ダダ(なぁ~んだ、気のせいかぁ!そりゃあそうずら、こんなちっこい小娘に今まで生きてきた中で一番痛いパンチ食らったなんて…何かの勘違い以外に考えられないずら!)
ダダ「ふ……ふふふ…」
ダダ「こんなの効いてないずら。」
ボゴン!!
ダダ「アンビリーバボブルズラァ!!」
ズザザザザァッ!
ダダ「ずらっ…」
ダダ(なんということ…これが現実…)
あゆみ「あのぉ、ダダさん…すみません、わたし久しぶりのお仕事で加減が分からなくって…その…戦意喪失なさったのなら戦わなくてもいいので…」
ダダ「ずらっ!?」
ダダ(ナメられた!!)
ダダ(こんガキゃあ、こっちが下手に出れば調子に乗りよってからずらに!こちとら凶悪宇宙人やってるんずら、ものすごく痛いパンチとキック一発ずつぐらいで泣き入るとでも思ってるんずらかァ!?)
ダダ(あー顔めっちゃ痛いさっきからずっと!)
ダダ(しかしチャンスずら、これは捉え方によっては油断してるずら。まだオラには奥の手があるずら、奇襲攻撃ずらぁ!)
ドッドッ…ドッドッ…
ドッドッ…ドッドッ…
あゆみ「えっ…き、消えた?どこにっ…!?」
ドッドッ…ドッドッ…
ダダ「ずらハ
ボグォン!!
ダダ「ハハハハハーーーッ!?」
ズザザザザァッ!
ダダ「おかおか…おかおかしいずら、奇襲が効かないなんて…」
あゆみ「あの…わたし、キュアエコーっていって…」
あゆみ「音に対して敏感な能力があるんです。だからその…」
ドッドッ…ドッドッ…
あゆみ「常にあなたから出てるその鼓動みたいな音が良く聴こえて…居場所がまるわかりっていうか…」
ダダ「………」
ダダ「そんな音しませんけど?」
あゆみ(なんでそんなウソつくの…)
ダダ(なんでこんなウソついちゃったんだずら…)
ダダ「…仕方ないずら、最後の手段を使ってやるずら。これはあんまり使いたくなかったのだが、お前がオラを本気にさせた、後悔しても遅いずら。」
あゆみ「最後の…手段…!?」
チャキッ!
ダダ「ミクロ化光線でお前をさらなるチビッ子にしてやるずら!覚悟めされよーーーーっ!」
千歌「あ~、お腹へった…」
バグン!
千歌「なぁ~♪」
ダダ「ずら?」
バリッボリッ…ゴリッ…
ごくん!
千歌「宇宙を感じました。」
ダダ「へぇ、そう…」
ダダ「…ですか…」
あゆみ「あの…この人どうします?やっぱり超人課に引き渡すのがいいですよね?」
千歌「ううん、そんなことしないよ。」
ダダ「ずら?」
千歌「実はね、花丸ちゃんじゃないって、最初から気づいてたんだ。」
あゆみ(ですよねー。)
ダダ(ですよねー。)
千歌「でも、ダダさんは何だか寂しそうにしてたから。もしかしたら、話してるうちに友達になれるかなって、そう思ったんだよ。」
あゆみ「ボス…そんな事まで考えて…」
ダダ「とも…だち…」
千歌「故郷に帰りたいって気持ちもすごく分かるけど…でも、この星もとてもいいところだよ?ねぇねぇダダさん…」
千歌「わたしたちと友達になって、この星で暮らそうよ!」
ダダ「………」
ダダ「…この星で…オラが…」
ダダ「優しいお前たちと…暮らす…」
ダダ「ってなるかーい!バーーーーカ!!」
バチィン!
あゆみ「ええーーーっ!?」
ダダ「まだまだぁ!たった一人のチビ超人に負けたぐらいで諦められるほどオラは根性なしじゃあないずら!顔洗って待っとけずらバーーーカ!」
ダダ「ずらハハハハハーーーッ!」
ダダァーーッ!
千歌「………」
あゆみ「………」
千歌「あの人もしかして…男の子?」
あゆみ「そこは今気づく!!」
こうして凶悪宇宙人・ダダ0721の野望は次回へ持ち越された。
アク劇おわり









































