2024年3月鑑賞映画ひとことレビュー | (ほぼ)月一更新(予定)鑑賞映画ひとことレビュー

(ほぼ)月一更新(予定)鑑賞映画ひとことレビュー

月一で初鑑賞映画の感想を書いてます。
あくまで個人の感想です。立派な考察・評論は出来ませんのでご容赦下さい。

2024年3月鑑賞映画ひとことレビュー

 

3月の初見鑑賞本数は23本。改めてレオーネ「ドル三部作」の凄まじさに唸った月でありました。

 

「ARGYLLE アーガイル」

 「キングソロモンの秘宝」や「ロマンシング・ストーン」など往年のハーレクイン的ロマンスと、クールな「キングスマン」的アクションが融合したなかなかに楽しいエンタメ。なのですが、本国で大コケ、日本でもなんだかなな結果になってしまった、切ない映画となってしまいました。

 実際、映画の完成度は素晴らしく、ドジで間抜けで世間知らずなメンヘラ作家が、国家規模の陰謀に巻き込まれていく前半と、正体判明後のキレッキレアクション(アクション振付の意外性と芸術性はほんとここ最近でもベスト級の素晴らしさ)と謎が謎呼ぶ怒涛の展開が炸裂する後半の一粒で二度おいしい感はエンタテインメントとして最高級。詰め込み過ぎで中だるみ感は少しあるけれど、これ以外のキャスティングは無いはまり役過ぎるブライス・ダラス・ハワードと、コメディアンとしてもアクションスターとしてもさすがの完成度を魅せるサム・ロックウェルのコンビは相性抜群。角刈りスーパーマンや猫がらみなど、全体に細部までしっかり考えこまれ、作りこまれたシーンばかりなので、無茶な展開も強引に納得させるパワーがあるのがほんと素晴らしいです。

 ただ、ちょっと趣向を変えているとはいえ、やっぱり「キングスマン」。当時は新鮮味と驚きがあったマシュー・ヴォーン演出に若干飽きが来ているのは事実。それが楽しいといえばそうだし、ケレンミとお遊びたっぷり、クールでかっこいいのはこの映画でもその通りなのだけれど、それ以上のものを感じられなかったのは事実なわけで、以降「キングスマン」や「キックアス」でユニバースを展開させたいようだけれど、ちょっと新しい血をいれないと厳しいかなあという印象を受けました。

 とはいえエンタメとしては非常に良く出来ているのも事実。ここはもうファン向けのものとして開き直るのもありかとは思いました。

【75】

 

「ザ・コントラクター」

 個人的には大好きだけど、なんだかキャリア的にツイテない印象があるクリス・パインのなんだか暗めな戦争アクション。実際良く出来てるのだけれど如何せん地味で暗め。なんだか切なくなる1本でした。

【70】 

 

「犯罪都市 NO WAY OUT」

 マブリー兄貴大暴れの韓国版「西部警察」第三弾。キャラたちにも愛着がわき、マブリー兄貴のワンパンマンぶりにも一層磨きがかかったシリーズ3作目は汚職警官と日本のヤクザとの三つ巴戦争。相変わらずのマブリー渾身の一撃がスカッと爽快です。という訳である意味80年代のスタローンやシュワルツェネッガー並みに何をしても許される男になりつつあるマブリーですが、彼の強みはそこはかとない愛嬌。めちゃくちゃ強面なのにどこかクマのぬいぐるみ的な可愛さがほんと最強で、本人ももちろん重々承知の上でしっかり魅せてくれるようにやってるもんだから、それは人気出るってなもんで。韓国映画独特のヌメったリアリティのある暴力が炸裂しまくる中なのに、なんだかほのぼのムードになるのは、最強の安心感も含めこの方の映画くらい。昭和の日本の刑事ドラマ的雰囲気にニンマリしつつ、韓国バイオレンス炸裂の中でのマブリーの可愛げ。そりゃ面白くないわけがないのです。

まあその手がどこまで続くかはわかりませんが。

【70】

 

「DOGMAN ドッグマン」

 近頃映画以外のところで話題になってしまってるリュック・ベッソンの最新作にして、デビュー当時の雰囲気に回帰したような怪作にして良作。予告編などからバイオレンスヒーローものかと思いきや、壮絶な過去を背負った一人の寂しい男の悲しくも切ない運命のドラマでした。

 実際、設定やストーリーは破綻しまくりで、冷静に観るとドッグマンの生涯が二転三転しまくりで、いかにドラマといえどなんともリアリティにかけるものではあるのですが、そこを強引に観せてしまうのがベッソンの力技。そこに今回はかの変態俳優ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが加わり、予想外の説得力とシンパシーを生み出してしまってます。特にケイレブさん、その変態性を共感にまで昇華させ、さらに達観も加えるお見事な演技。どうみても変態にしか見えないのに、中身がものすごく純粋な男という複雑すぎるキャラを見事な説得力で演じております。まあ相変わらず幼稚というか浅い雑な部分も多々あり、その豪快さというか大雑把さがベッソン印という事も否めませんが、今回はそんなところが初心に帰ったような冒険心に感じてしまうくらいな開き直り方をしており、ケイレブさんという相棒を得て、「最後の戦い」や「サブウェイ」くらいのとんがった野心を新ためて感じさせてくれる、そんな映画でありました。

【70】

 

「ハンテッド 狩られる夜」

 孤立無援なガソリンスタンドでスナイパーに狙われ続ける女性の運命を描いたワンシチュエーションスリラー。

不倫相手との逢瀬の帰りに立ち寄ったガソリンスタンド(兼コンビニ)でいきなり狙撃される主人公。という設定はなかなかに面白く、いつ撃たれるかわからないスリルとサスペンスはなかなかに恐ろしくもスリリング。スナイパーの正体の謎を追うというミステリ展開も加味され、飽きない作りとなっております。が、どうにも暴露大会が始まったあたりから足踏み。ラストの展開に至っては「それは一番しちゃいけないでしょう」な強引かつ安易な展開になるのがなんとも勿体なかったです(まあこれ以外の展開を考えるのは至難の業でしょうが、それにしてももう一捻り欲しかったのが正直なところ)。

 95分というタイトな上映時間と共に、傑作では無いけれど結構いいもの観たなあという、往年の2本立て興行の拾い物感にあふれる1本でした。

【70】

 

「Black Site」

 作ってる方の自己満足と中二病が素晴らしく浅はかなC級映画。

【50】

 

□「ピンク・ノーベンバーを追え!?」

  これ、その時代では結構メジャーな映画だったのでサブスクにあった時感動したのですが、観たらそれはもうその時代の空気満載で堪能しました(映画自体はユルすぎるコメディですが)。

【60】

 

「スペースマン(NETFLXオリジナル映画)」

 蜘蛛型エイリアンと孤独こじらせ男子宇宙飛行士の、悶々とした哲学的交流を描いたNETFLXオリジナル映画。我らがポール・ダノが声をあてたエイリアンが妙にかわいいのとアダム・サンドラーの真面目な演技(この方もともとめちゃくちゃ上手い人)が堪能できるのですが、映画自体はなんだか煮え切らない男と女に腹が立つだけのなんとも言えない微妙な出来でした。

【65】

 

「デューン 砂の惑星PART2」

 さて、あまりの完成度の高さと芸術性と高級感溢れる映像美とキャストで、グロでキッチュなリンチ版が同じ原作とは思えない程のアーティスティックだった前作から、待望の続編となるわけですが。今回もその完成度、芸術性、豪華さはもはや究極と言っていいほどの凄まじさ。とにかくすべてのシーン、すべての画面が芸術的かつ完璧で、おおよそ文句の付け所の無いA級作品であります。だからこそ、退屈というなんとも奇妙な映画でした。

 実際、原作読破組なのでストーリー自体は自明だったのですが、この物語は救世主誕生という一種の神話であって、いかにポールが救世主として成長していくかというのがこの映画の本筋なわけです。そこであえて言ってしまいますが、ティモシー・シャラメ、どうにも微妙。正直鑑賞中、彼にカリスマを感じる事が出来なかったのは、ポール自身に説得力が今一つだったから。いくら周りで救世主だと祭り上げられても、観ている方にそのすごさが伝わってこないのは映画としていかがなものかと。「SFは絵である」という大原則からすればこの映画はものすごく良く出来た超完成度のSF映画なのだけれど、人間ドラマとして描き切れないというか、世界観(映像美も含めての構築)>人間ドラマという感じになってしまっているのがどうしても感じてしまうのです。ドゥニさんは頭とセンスの素晴らしく良い監督さんなので、デューンについては往年の聖書のスペクタクル映画を参考にしたのかなあなんて思ったりもしたのですが、デューンについてはスコセッシの「最後の誘惑」的な解釈の映画化の方があっていたように思うのです。「ゴッドファーザー」よりも「グッドフェローズ」、そんな意味合い。いやこれはまあ個人の好みの問題もあるので一概には言えないのですが、救世主誕生の聖書の映画化としてはティモシーはどうにも力不足な気がしてなりませんでした。

まあ2作観てドゥニさんが清廉な救世主に興味が無く、深堀する気も無かったのは明白なので(実際ファイドをはじめ悪役たちのや脇の方が生き生き魅力的だったので)そういう意味で退屈なのは確信犯なにかもですが。

 まあ第3弾「砂漠の救世主」を考えればそのキャスティングも納得がいくところもあるのですが、やはりカイル・マクラクランと比較すると弱いなあという感じはします。逆に言えば「砂漠の救世主」だとカイル・マクラクランは完全にミスキャストなので、そう考えると壮大な前振りなのかもしれません。アニャ嬢やフローレンス嬢などが大活躍する「砂漠…」こそ本当にドゥニさんがやりたかった「砂の惑星」なはずなので、次作んは大いに期待しております。

 まあなんだかんだでIーMAXで観るサンドワーム他の圧倒的迫力は一見の価値ありなのですが。

【75】

 

「PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて」

 史上初、eスポーツを題材にしたスポ根映画…ていう売り文句ですが、そこは古厩監督、実話ベースのありきたりなご当地青春映画ではない、爽やかなれど、どこか苦味のある炭酸水のような映画でした。

 徳島県の高専高校を舞台に、それぞれ個性的な三人がケンケンガクガクしながらも一団結して全国大会を目指して奮闘すると言う、いかにも王道なストーリー。なのでご都合主義の予定調和な盛り上げでも問題は無いし(と言うかそれはそれで大好きではあるけれど)、登場人物も優等生だけど挫折から立ち直れない主人公、陽キャだけど、深く他人と関係性を保てない後輩、オタクで自分の世界から出ようとしない隠キャな同級生とステレオタイプといえばその通りなのだけれど、そんな王道を語りつつ、その語り口は大袈裟でドラマティックではなく、非常に落ち着いているというか一歩離れている印象。それによって大人目線での彼らの行動に懐かしさやもどかしさを感じるという、ある意味大人のための青春映画という見方が出来ます。

基本的にこの監督はお兄さん目線で青春映画を撮る人なので、可愛い弟たちの葛藤に対する、優しくも厳しい目線がなんともいえない味になってます。

 主人公二人、特に陽キャを演じた奥平くんが素晴らしく魅力的で、イライラしない絶妙のところで陽キャ感を抑えつつ、ふと見せる影の部分の表情が本当にお見事。彼だけでは無く(特に花瀬さんの可愛さは異常です)、それぞれが人間的な深さを感じさせる表情を動きの中で的確に捕らえる演出は、得意技の段取り演出の極みだと思います。

 映画は全国大会で終わりなのですが(結果はネタバレなので言いません)、あまりに重い家庭問題など、一切解決しないし、奥平くんに至ってはさらに厳しい現実が待っていたわけだけれど、それでも続く現実の中で一つでも拠り所を見つけられた事の幸せを感じさせてくれるラストは厳しくも優しいいい終わり方。ピーカンの嘘くさい絶景が無い画面の中で現実を生きる高校生たちのひと時のファンタジーを描いた良作です。ただ監督、出過ぎ(笑)

【75】

 

「悪魔の調教師」

 かのアラン・ルドルフが無名時代に監督した異色すぎるホラー。粗削りすぎるけれどなんとも言えない魅力にあふれた怪作です。

【60】

 

「ザ・クリミナル 合衆国の陰謀」

 ケイト・ベッキンセールの熱演はほんとに素晴らしいのですが。

【60】

 

「映画 イチケイのカラス」

 ドラマを全く観ないでの鑑賞。とはいえそこまで不備は感じませんでしたが、裁判官ってそこまでするのっていう素朴な疑問とこういう変人キャラのお仕事ものって全部似たり寄ったりだなあっていう素朴な感想を持ちました。

【55】

 

「変な家」

 なんだかやたヒットしているようですが、どうにもお手軽なすっとこホラーもどき。ある家の間取りから、その家に住んでい家族の秘密が暴かれていくというのが大まかな流れ。流行ってるなあくらいで全く知識がなかったので、色々な現実の変な間取りから推理してくノンフィクションかと思っていたので、そんなものをどう映画化するのかと、もし自分ならこうするだろうという想像を持って鑑賞したのですが、ガチガチフィクションだったんですね。いやこれがそんな想像のはるか下をいくなんとも言えない切ないレベルのエセホラーでした。

 実際、アイデアは面白いと思います。家の間取り図って見ていて楽しいし、そこから色々想像するのって家探しの醍醐味な訳で、その着眼点は素晴らしいのです。ただ、そんなアイデアが本当よくある中学生が考えたような都市伝説ホラーにつながっていくっていうのはやっぱりお粗末。二転三転するストーリーもとりあえず変わった事やっとこう的な捻った感を出してるけれど実際はご都合主義の見掛け倒しで、金田一シリーズをパクったようなホラー演出も表面的でありきたり。ミスキャストとしか思えない主人公(イケメンすぎです)やいかにも変人なキャラを佐藤二郎に頼りすぎなとこも含め、おおよそ映画館での鑑賞に耐えるレベルの映画ではありませんでした。

 とにかくとっかかりのアイデアは本当に面白いんです。だからこそストーリーも含め、作り手の稚拙さが浮き彫りとなった映画でした。

 しかし大ヒット。ちなみに平日夕方の回で観たのですが、劇場は普段映画なんぞ見ないであろう中高生で満席近く。スマホにおしゃべり、大騒ぎとまるで学級崩壊レベルのマナーの悪さに殺意を覚えたおっさんでした。

【45】

 

「サラリーマン バトル・ロワイヤル」

 大企業版デス・ゲーム。比喩じゃなくまんまデスゲームなのは楽しいのですが、それ以上でも以下でも無いのが辛いところ。グロあり。

【55】

 

「ヴァスト・オブ・ナイト(amazonプライムオリジナル映画)」

 なかなかにいい雰囲気なファーストコンタクトもの。結構個性的なビジュアルと演出が好みか否かで評価が分かれるところかと。個人的にはいい感じでした。_

【70】

 

「マーベラス」

 重厚そうで軽快なという今ひとつ割り切れなかった感じが勿体無い殺し屋アクション。マギーさんがお色気ムンムン(語彙…)で最高でした。

【65】

 

「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」

 なぜかテレビシリーズを全て見てしまってるアニメの映画版。完全にファン向けに開き直ってるのが潔くて良し。

【60】

 

「インシディアス 赤い扉」

 劇場未公開なのも納得な「これじゃない」感が半端ないシリーズ最終章(多分)。心霊現象バリバリのオカルトが観たいんであって、心理学的な親子の和解には正直興味はありません。パトリック・ウィルソン、気持ちはわかるけれど。

【60】

 

「オッペンハイマー」

 本年度アカデミー賞受賞作。色々な意味で何かと話題の本作ではありますが、個人的には過大評価にしか思えないノーランの初めて伝記ものという事で、今までのダメな感じが少しでも解消されていればと淡い期待を持っていたのですが、なんの事は無い、いつもの中二病ノーランの自分大好き映画でした。

 お話については散々言われているので割愛しますが、とにかくわかりにくい。いやもうそれは単純に時系列をいじってるからなのですが、そのせいでオッペンハイマーという人物がどういう人物なのか今ひとつ理解出来ないし、異様に多い登場人物(しかし見事に黒人さんがいなかったですね)の整理が出来ないので、結局鑑賞後には大音量の残響と疲労感しか残らないというお粗末さ。いやそれは集中してないお前が悪いっていう事なのかもですが、あえて言いますが、副読本が必須な伝記映画ってもうそれだけで失敗作だと思うのですが。もちろん伝記映画においてその人全ての功績や人生を描く必要はないけれど、主人公の感情に留意し、それを観せる、理解させるのが伝記映画の主眼だと思うので、周りの人々との関係性や状況がわかりにくいっていうのは致命傷だと思うのです(「マエストロ」を観るとよくわかります)。それをノーランは敢えて時系列をぐちゃぐちゃにして複雑にしてしまう始末。それは物語よりも自分のスタイルを優先した驕りだと思うのです。

 あと、例の原爆の件ですが、触れないわけにはいかないので言いますけれど、個人的にはあんまり興味がないんだろうなあという感じでした。これは新たな火を与えてしまったプロメテウスの罪のお話なので、原爆自体の罪悪については(もちろんその影響という意味では非常に重要ですが)その結果を必要以上に見せることにはさして意味が無いという点ではノーランの判断は普通だし(それがいいか悪いかはまた別の話)、そういう意味合いで作るのであればこんな映画にはしないはず(というかそんな映画にはノーラン興味ないでしょう)。まあ核兵器については今まで散々映画で扱われてきたし、不敬な取り扱いも散々あったので(個人的に一番不愉快だったのは「トゥルーライズ」)、広島・長崎そのものに直結する物語であったとはいえこれに文句を言うのは違うなあという感じでした。

 それとここ最近の流れで感じたのはノーランと山崎貴が似たもの同士だなあって事。両人ともやりたい事は物語を語ることでは無く、自分の知識や技術、テクニックを見せびらかす事が第一の「自分大好き」な俺様至上主義。だからなんというか非常に浅いというか軽薄。こんな2人が原爆について語り合って山﨑貴がアンサー映画と撮るなんて言ってるのがちゃんちゃらおかしいと思ってしまいました。

 まあ役者たちは全員渾身の演技で見応えあるし、I-MAXの大画面で観るキリアン・マーフィーのドアップは迫力満点なのですが、やっぱりノーランはノーランでした。ただ、アカデミー助演男優賞はジェイソン・クラークにあげて欲しかったです。

【70】 

 

「ダムゼル 運命を拓きし者(NETFLXオリジナル映画)」

 お伽話インSDGsなアイドル映画。今風なのは良いし、強いお姫様も全然OKなんですが、いかんせん主張が強すぎでちょっと辟易。それでも完成度は高いです。この監督にはぜひ「28日後」を撮って欲しいのですが…

【65】

 

「キャプテン・ノバ」

 なかなかに捻りの効いたオランダ製ジュブナイルSF。チープだけどアイデア勝負は成功してます。

【60】

 

「アレックス」

 ようやく鑑賞なギャスパー・ノエの鬼畜映画。ただ今の基準だとそれほど鬼畜映画じゃあないのがある意味恐ろしい。

【60】

 

 

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