妙心寺塔頭 退蔵院 志ま亀で巡る紅葉の旅 / 2014年秋 錦秋の京都 その3 のつづき(^-^)/

雨が小振りになったので、紅葉狩り再びもみじ 

下鴨神社近く、みたらし団子発祥の地である加茂みたらし茶屋へみたらしだんご

みたらし団子の名は平安時代から下鴨神社の氏子が「御手洗祭り」に奉納していたものが由来。
御手洗祭りは現在も下鴨神社の夏の風物詩で、土用の丑の日に御手洗池に足を浸す
足つけ神事があります。

丸いお団子は糺の森にある御手洗の池に湧く水の泡を模したものといわれていますが、
人間の五体を表す人形であり、五体満足を願う意があるのだそうです。

黒砂糖とお醤油のタレは甘すぎることなくコクがあり、まろやか~♪


下鴨神社へ神社

西参道の鳥居の脇にある紅葉が美しく色づいていましたもみじ

下鴨神社には賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)
と外祖父の賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)が祀られています。
上賀茂神社には賀茂別雷命が祀られているので、葵祭の路頭の儀の行列は、天皇がいらっしゃる
御所からはじまり親から子へ(産んだほうから子へ)周っていくことになります。

葵祭の儀式がおこなわれる舞殿
2012年葵祭 まとめリンク(下鴨神社 社頭の儀)

橋の向こうが御手洗池がある御手洗社。
葵祭の斎王代禊の儀、御手洗祭りの足つけ神事がおこなわれます。

1628年(寛永5年)に建てられた朱塗りの鮮やかな楼門


下鴨神社の南門前の茶屋さるやへ。

葵祭の申の日に食べて無病息災を祈るものだった申餅。
絶えてしまっていたものを、140年ぶりに宝泉堂さんが下鴨神社の茶店の名物として
復活されました。ゆえに、さるや。
小豆を煮た汁でついた、はねず色(明け方一瞬空一面が染まる薄茜色のこと)の餅が特徴。
はねず色は生命誕生の色として珍重されたのだそうです。

私がいただいたのは、栗ぜんざい。美味し~い♪ 


糺の森はまだ色づきはじめ


下鴨神社の摂社のひとつ河合神社神社
ご祭神の玉依姫命は玉のように美しいことから美麗の神とされています。
玉依姫命といわれる神はひとりではなく、下鴨神社のご祭神として祀られている賀茂別雷命
の母も玉依姫命であり、神武天皇の母も玉依姫命。玉依とは霊依からきた名のようです。

こちらの絵馬は、手鏡になっていて自分の化粧道具などをつかって化粧をし
願い事を書いて納めるという、女性ならではのもの♪

何と絵馬の御化粧室があるのです!

私も手鏡絵馬のお化粧に挑戦!

あ…、髪の毛を書き忘れた(  ゚ ▽ ゚ ;)

奉納いたしました~。

下鴨神社には花梨の庭があり、そこで収穫された花梨と下鴨神社のご神水でつくられた
美人水なるものもあります。花梨には抗酸化作用がありビタミン豊富。

喉の調子が今ひとつだったので、暖かい美人水を。これは嬉しい~。

御絵馬と一緒に御供米としおりをいただきました。
そこには、昭憲皇太后の御歌が。

「朝ごとに 向かう鏡のくもりなく あらまほしきは 心なりけり」
毎朝向かう鏡に曇りがなく美しいと気持ちが良いように、人の心も様々なことを写す
鏡でありますから、常に清くありたいものです。

そのように心がけるようにいたしましょう。


糺の森の清々しい空気は気持ちいい~。

下鴨神社の紅葉は京都の最後を彩ります。

花より団子の紅葉狩りとなっておりますが…σ(^_^;)


今年はここへいっておかないと!とおススメされ、さらに紅葉の名所に向かいますもみじ
古都の紅葉狩りレポ、つづきます(^-^)/

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