名刀と鈍ら | コリー・ファルコン・スコットのブログ

さてさて…刀剣ブームはまだ続いているのかな?…

 

海音寺潮五郎の歴史伝記(武将列伝とか悪人列伝とか)なんかを読んでいても…

 

 

織田信長の愛刀にはどんなのがあって…というような記述や解説があったりするのだけれれども(へし切長谷部とか長篠一文字というような銘の刀があったらしい)…

 

豊臣秀吉や徳川家康の愛刀についてはとんと何も聞かないな…と思って調べてみたのだけれど、結構あった…

 

なかには…國綱作の鬼丸という刀などは…秀吉が家康に下賜して、それを秀忠が伝承して…後には皇室に献上されているっす…

 

ところで…こういった名刀とは逆の刀は…切れ味もなく、すぐに曲がったり折れたりする刀ね…「なまくら」と呼ばれますが…

 

漢字は「鈍ら」ですな…「純」という漢字は純粋とか純情という言葉もあって良い意味で使われることも多いのに…

 

鈍らだったり鈍感だったり…悪い意味で使われることもあるのは…やっぱ、刀をつくることに関係してんのかな?…

 

日本刀の素材になる鉄は…玉鋼と呼ばれていて、純粋な鉄ではなく炭素やケイ素なども含まれています…

 

純粋な鉄だけだと…切れ味なし、すぐ曲がるすぐ折れる刀になってしまうっす…

 

 

世の中…純粋なだけじゃダメダメ…ということが結構あるけれども…昨今の政治家は純粋度0%だからなぁ…

 

 

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