ところで、台湾語はなぜ変調するのだろう | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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という、根本的な問題をちょっと最近考えております。


王育徳先生の『台湾語講座』によると、台湾語には「最後の音節を核音節として、各音節がスムーズな抑揚を保ちつつ一つのグループとしてまとまろうとする傾向」があるらしいです(p21)。


そしてそのグループ=声調グループ(最後の音節は変調しない)は、「大衆の把握した文法的単位」だと王育徳先生は言います(p22)。


特に後者の方は理解できます。


でも、そもそも一つのまとまったグループを作るために、なぜいちいち変調しなければならないのか。他に方法はなかったのか?きーっ💢


という悩みを抱え、昨日はいくつか関連の論文も読んでみました。が、流石にそのものズバリの論文は見つからず。台湾への還暦留学を果たした時の研究テーマにしようかなとちょっと思いました。そ、そ、壮大。