客家語の中でも「海陸腔」は難しいらしい | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾ドラマ『茶金』の話の続きです。『茶金』では多く客家語が使われてますが、同じ客家語でも種類が色々あって(現在公式には6種類)その中の「海陸腔」が使われてます。「海陸腔」のドラマは台湾では初めてとか。


そしてこの「海陸腔」。今までの客家語ドラマで使われてた「四縣腔」より難しいらしい。道理で役者さん達が苦労してたはずです。特に社長役の郭子乾さんはネット民に「客家語が下手」と叩かれて、「精一杯やったんです、勘弁してください笑」と釈明(?)してました↓



ま、その言葉のネイティブからすると、役者さんのニセ方言はけっこうイラッとしますもんね。仕方ないことですけどね。大河ドラマで大竹しのぶさんがうちンとこの方言喋ってくれてた時は、嬉しかったけどやっぱ「ちがーう」感、否めなかった。「抑揚つけすぎいーー」とずっと思っとりました笑。

あ。話がそれた。

客家語に俄然興味が出たたまり、早速台湾で客家語を教えてる台湾朋友に色々聞いてみました。「海陸腔」(『茶金』)のどこが難しいかと言うと、「海陸腔」には、「四縣腔」(『台北歌手』)にない捲舌音(舌を巻く音)があるのだそう。そして声調も一つ多いらしい。うえー。

ラインのスタンプもそれぞれにあるよー。と送ってくれました↓


意味は「こんにちは(直訳は、お腹いっぱいになりましたか)」ですが、上が「海陸」で、下が「四縣」です。

もっと詳しいことは専門家のあーばおごーさんにバトンタッチ、お任せしたいと思いますです♡