台湾の『國語』教科書、小3の練習問題 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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文法的には中国語検定4級くらいかな。特筆すべきは次の2点。

まず台湾の『國語』教科書には小学校4年生まで全文に注音符号がついている。5年生以上は新出漢字のみ。中国大陸の教科書で全文ピンインがついているのは1年生の教科書だけ…というのに比べると随分過保護な気もするが、これは戦後(1945年以降)からずっと続いている「伝統」。というかその名残り。戦後突然『國語』が日本語から中国語に変わった時、中国語を普通話の発音で読める人はごく少数、学齢期の子供に関して言えばほぼ皆無だったのだ。(過去記事)

もう一つ台湾では定語(連体修飾語)と状語(連用修飾語)を導く構造助詞「的」と「地」を区別しないということ(詳しくは過去記事)。2番の問題はそこに注意してチャレンジしてみてくださーい。