台湾青春映画『下半場』をバスケ少年に混じって見る | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾映画、今回訪台中に絶対見たいというものがなかった。マスコミでちょびっと話題になりちょっと興味をひいたのは、バスケ青春映画『下半場』。実在の盲目のピアニスト黃裕翔を主人公にした映画《逆光飛翔(光にふれる)》の監督、張榮吉が撮った映画ということで。

だが台湾の青春映画、若干お腹いっぱい気味の私、あまり食指が動かない。で、取りあえずはマレーシア映画『光』を見て勢いをつけることに。『光』は去年福岡国際映画祭で見て最高に感動した映画。台湾で2回目を見ても1回目と同じように笑って泣いて号泣し最後に心洗われた。

そしていよいよ『下半場』。いやあ悩みました。予告動画を見てもどうしても見る気がしない(ファンの方すみません!!)。でも昔、期待値ゼロで見た『那些年我們一起追的女孩』が面白かったという例もあるし、やらずに後悔よりやって後悔だ!

京站の威秀だが、早朝割で270元。他の観客は中学生、いってて高1くらいの少年ばかり。だよねーだよねー、と心の中でつぶやきながら、中学生の保護者のテイで一人で鑑賞。

結果は……これが意外に楽しめました!兄ちゃんが喧嘩した相手と1日中手をつないでおかなければいけない。という罰をくらったとこなんかはめっちゃ笑えた。悪役無しでどっちのチームが勝っても大勢に影響が無い…というところが若干ストーリー的に緊張感が無さすぎだったかなあ。

という気もするが、ま、安心して兄弟のイケメンぶりを楽しめたからヨシとしましょう。